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秋から冬にかけて旬を迎える焼き芋
焼き芋は秋以降に見かける頻度が高くなる、寒い時期の風物詩ともいえる食べ物です。軽トラなどで売り歩いているお店だけでなく、スーパーなどでも焼き芋販売機が置かれているため、つい購入したくなりますよね。
今回は、焼き芋が腐っているときのサインをご紹介します。焼き芋は火を通して柔らかくなっているものなので、劣化サインを見逃さないように注意しましょう。
食べてはいけない『焼き芋』6選!
食べるべきではないサインが出ている焼き芋には、以下のようものです。
1.焼き芋にはあるまじき柔らかさになる
サツマイモは、火を通すととても柔らかくなりますよね。しかし、普段とは異なる柔らかさになってしまうときは、劣化している可能性が高いので要注意!
- 触っただけで実が崩れる
- 握ったときに、普段とは違った柔らかさを感じた
- ぐにゃりとした触感など
普段の状態と異なる触感がしたときは、劣化している可能性が高いです。
2.触ったあと糸を引く
焼き芋に触れたとき、蜜が出ていて少し粘着きを感じることはよくあることです。しかし、触れたあとに蜜が糸を引くことはありません。
焼き芋に触れたあと糸を引くということは、劣化しているサイン!表面をぬぐったとしても、深部まで劣化している可能性が高いので破棄するのが無難です。
3.カビが生えている
焼き芋の表面に、緑や白、オレンジっぽいカビが生えているときは、焼き芋を食べるべきではありません。カビは根が深いため、表面に生えているものだけを取り除いても劣化が改善されることはないため、食べてしまうと食中毒を起こす可能性があります。
少量であっても、カビが生えているなら食べるべきではありません。
4.いつもと違う味がする
焼き芋は、ほっくりとした甘みが特徴です。その甘味とは別に、あまり感じたことのない苦みやえぐみ、酸味などを感じたら危険!普段感じない味の変化がある場合は、劣化している可能性が高いです。
味付けを変えれば食べればよいというわけではありません。食べること自体が危険なので、体調不良を招かないためにも破棄しましょう。
5.酸味のあるニオイがする
焼き芋本来の、ほのかに甘いやさしい香りではなく、鼻を突くようなツンとした酸味を感じるニオイがしたときは要注意!納豆にようなニオイや、雑巾のようなニオイなども異臭に含まれます。
6.黒ずんでいる
焼き芋全体が黒ずんでいたり、最初黒くなっていなかった部分が黒くなっているときは、焼き芋が劣化している可能性が高いです。変色部分がみられる場合は、色にこだわらず食べないようにしてくださいね。
焼き芋の賞味期限の目安
焼き芋は、保存環境によって賞味期限が異なります。
- 常温…冬場で1~2日、夏場は常温保存不可
- 冷蔵…3~4日前後
- 冷凍…約2か月
常温保存は、周囲の温度が下がる冬限定です。夏場焼き芋を常温放置してしまうと、あっという間に傷んで食べられなくなってしまいます。
保存の基本は、冷蔵庫の使用です。ラップをまいて、乾燥を防ぎつつ保存しましょう。冷蔵保存であっても、焼き芋は劣化しやす食べ物です。購入後は、できるだけ早く消費しきるよう心がて下さいね。焼き芋を冷凍保存した場合は、半解凍にしてアイスクリーム感覚で食べるのもおすすめ!
まとめ
焼き芋は、正しい保存方法を守ることで、劣化を防ぎやすくなりますよ。すでに劣化しているものを食べると、食中毒を起こしてしまう可能性があるので、非常に危険!食べずに破棄することをおすすめします。