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隣人の生活音が気になりやすいマンションでの生活
マンションは、壁をはさんで隣人が生活している状態です。壁が厚く、防音対策がしっかりしてある物件であれば、生活音などは気になりにくいかもしれません。しかし、壁が薄い場合は隣人の生活音が気になってしまうかも。
自宅からの生活音で近隣に迷惑をかけないよう注意して生活する人が多い一方、生活音が漏れていもお構いなしという人も…。隣の人の生活音が気になるときは、どのように対応すべきなのでしょうか。
マンションで隣の部屋がうるさい時にやるべき対処法4選
マンションでの生活で、隣の人の生活音が気になるときは、以下の対処方法を実践してみましょう。
1.防音対策をする
市販の防音対策グッズを取り入れると、隣の人の生活音を軽減できることがあります。自宅で防音対策をすることによって、自宅から漏れ出る生活音を近隣の住民に聞こえにくくする効果も得られますよ。
防音シートを購入だけでなく、段ボールを壁と家具の間に挟むことでも防音効果が得られます。
2.大家さんや管理会社に相談する
大家さんや管理会社に騒音の相談をすると、スムーズな解決しやすくなります。
- いつ頃から、何時ごろ、どんな音がして悩んでいるのかを伝える
- 匿名で伝えるよう頼む
細かな情報提供を行うことで、早期解決できることもあります。細かに記録を取っておき、相談時に情報を提出しましょう。
3.生活音が気になることを手紙で伝える
生活音が気になることを手紙で伝える場合は、以下の点に注意してください。
- 匿名で手紙を書く
- 相手が不快な思いをしないよう、丁寧で柔らかな文章で手紙を書く
攻撃的で感情がこもった手紙を書いてしまうと、騒音がさらにひどくなったり近隣住民とのトラブルに発展する可能性があります。角を立てないためにも、丁寧な言葉を選んで手紙を書くよう心がけましょう。
4.弁護士や警察に相談する
大家さんや管理会社に相談したけれど対応してくれない場合は、弁護士や警察に相談することもあるかもしれません。
- 弁護士に相談…現在の状況を相談する
- 警察に相談…生活の幅広いトラブルに対応している、♯9110番に相談してみる
弁護士に話をして、いきなり訴訟を起こすのはNG。生活音改善の可能性を信じ、どのように対応すべきかを相談してみてくださいね。
隣の人の騒音が気になるときにすべきではないNG行為
隣の人の生活音が気になるとき、すべきではない行動は以下の通りです。
- 直接苦情を言う
- いきなり警察や弁護士に相談する
- 壁をたたくなど、仕返しを行う
- いたずらやいやがらせをして、相手を精神的に追い詰める
快適に生活して行くためには、お互いに周囲の人への気遣いと優しさを持つことが重要です。隣の人の生活音が気になるときは、まずは大家さんに相談するのがベスト!
いきなり警察や弁護士に相談してしまうと、隣の住人だけでなく大家さんも驚き傷ついてしまう可能性があるので注意しましょう。
相手を攻撃するような行動は、根本的な問題解決にはつながらないことが大半です。お互い精神的に大きなダメージを負わない方法で、解決できる道を選んでくださいね。
まとめ
マンションでの生活は、近隣住民への気配りなどが欠かせません。隣の人の生活音が気になるときは、正しい対処方法を実践して、お互い気持ちよく生活できるよう働きかけましょう。