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モラハラとは
昨今、モラハラという言葉が広まり、伴侶の普段の態度や言動を問題視するときに考えられる選択肢のひとつとして定着しつつあります。モラハラとは、道徳に反したいやがらせをすることを指している単語です。
今回は、夫が妻に対するモラハラ行為がどのようなものがあげられるのかをご紹介します。自分の伴侶の態度が当てはまっていないか、チェックしてみましょう。
『モラハラ夫』の特徴6選!
モラハラ夫のが妻にしがちな行為は、以下のようなものがあげられます。
1.他人の前で妻を馬鹿にする
人前で妻を馬鹿にするような言動は、絶対にすべきではありません。
- こいつは馬鹿だから
- 世間知らずだから
- 俺がいないとなにもできないなど
自分の伴侶だからといって、人格を否定するようなことを言ってよいわけではありません。無意識だったとしても、許されない行為です。
2.度を通り越した怒り方をする
ちょっとしたミスをしただけで怒り狂い、大声を出して相手を威嚇し、委縮させて謝罪もしないといったような過剰な怒り方はモラハラ行為に当てはまります。
大声を出せば相手がいうことを聞く、委縮させれば自分の勝ちと思い込んでおり、自分の気持ちを踏みにじったと過剰に反応してしまっている状態です。
3.絶対に謝罪しない
どう考えても自分に非があるとわかっているにもかかわらず、絶対謝罪せず罪を妻に擦り付けるのは、モラハラ行為です。謝罪しない時点で、相手のことを見下し、本来あるべき対等な夫婦関係が崩れていることを示しています。
4.束縛がひどく、妻の行動を制限する
下記のような行動が目立つ場合、モラハラ行為を行っている可能性があります。
- 妻や子どもの行動(遊びなど)を制限する
- 妻の仕事を辞めさせ、家の中に閉じ込める
- 外出するとき、細かに行先や食べ物などを伝え、気に食わなければ帰ってくるよう命令するなど
人としての自由や尊厳を無視した行為は、だれであってもすべきではありません。
5.妻の手抜きを許さない
家事や育児でくたくたになってしまい、夕食つくりや家事の一部を手抜きしてしまうことは、決して悪いことではありません。それを許さず、仕事をしている自分が一番苦労しているといった苦労のマウントを取るのはモラハラです。
家事や育児は、夫婦で協力し合うべきこと。それをすべて妻に押し付けて、休日は自分の好きなことだけしかせず、気に食わなければものに当たる等の行為もモラハラやDVに当てはまるケースがあります。
6.自分の間違いを認めず、噓をついて乗り切ろうとする
自分に非があるとわかっている状態にもかかわらず、やってしまったことを妻や子どもになすりつけるような嘘をつくのは絶対NG。
嘘をつくことに対して抵抗を感じていないとしても、嘘をつかれた人や嘘に巻き込まれた人にとっては許せない行為といえます。
モラハラを改善させるためには
夫のモラハラを改善させたいと願っているのであれば、夫への接し方を少し変えて変化がみられるかを観察してみてください。
- 栄養価の高い食事を作り、不摂生を正す
- 夫の機嫌を損ねない単語を使って注意する
- モラハラをしてきたときは無視
- ほめて伸ばす
- カウンセリングで改善を目指す
相手の気持ちを逆なでしてしまうような声掛けをしていると、夫がモラハラ行為を起こしやすくなります。夫のストレスや心身の緊張緩和が進むような接し方を試み、関係改善の兆しがあるかを見極めましょう。
カウンセリングなどを受け、第三者の手助けを受けたとしても、まったく改善の様子が見られない場合は、未来を見据えて離婚することも視野に入れて行動するのがおすすめです。
まとめ
モラハラは、改善するのが難しいケースが少なくありません。客観的に夫の言動などを注視し、モラハラを受けていないかをチェックしてみてくださいね。