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ステンレスボトルの愛用者多数!ただし取り扱いには注意点も
皆さんは日頃、飲み物を持ち歩くときにどのような容器をお使いですか。コンビニや自動販売機でペットボトル飲料や缶飲料を購入する人もいれば、ステンレスボトルに飲み物を入れて持ち歩く人も多いでしょう。
特に、節約したい人や自分の好きな飲み物を持ち歩きたい人、中にはおしゃれなデザインのマイボトルで飲み物を持ち歩きたいという気持ちから、ステンレスボトルを愛用する人はとても多いです。
保温や保冷にも優れているため、暑い夏場や寒い冬場に冷たいお茶や温かいお茶、コーヒーを入れて持ち歩くという人も多いのではないでしょうか。
ステンレスボトルに入れてはいけない飲み物4つ
オシャレに飲み物を持ち歩ける便利なステンレスボトルは、多くの人に愛用されています。しかし、実はステンレスボトルに入れることのできる飲料には制限があることをご存知でしょうか。ここではステンレスボトルに入れてはいけない飲み物を理由と共に紹介します。
1.炭酸飲料
炭酸飲料はステンレスボトルに入れてはいけません。なぜならば、ステンレスボトルの中でガスが発生してしまい、中身が溢れ出てきてしまったり、蓋が開かなくなったりする恐れがあるからです。
また、ごく稀なケースですが、炭酸飲料のガスにステンレスボトル自体が耐えられず、ボトルが破裂してしまうというトラブルも報告されています。ステンレスボトルに炭酸飲料は入れないようにしましょう。
2.牛乳などの乳飲料
牛乳などの乳酸飲料をステンレスボトルに入れるのも厳禁です。ステンレスボトルに乳酸飲料を入れてしまうと、ステンレスが腐食してしまったり、牛乳が変質し腐敗の原因となることがあります。
また、乳飲料もガスを発生させる恐れがあるため、蓋が開かなくなったり中身が溢れてしまったり、ステンレスボトル自体や部品部分が破裂して壊れてしまう恐れがあります。
乳飲料を含むカフェオレやミルクティーなども当てはまるので、これらの飲み物はステンレスボトルに入れないようにしてください。
3.ジュースなどの清涼飲料水
意外と思われるかもしれませんが、ジュースなどの清涼飲料水もステンレスボトルに入れてはいけない飲み物として注意喚起されています。
果汁を含むジュースなどの清涼飲料水は、ボトル内の金属部分が錆びてしまい、金属中毒を引き起こす危険性があります。健康のためにもジュースなどの清涼飲料水を入れることは避けてください。
4.塩分を含むスープや味噌汁
寒い冬には外で温かいスープを飲みたいという方もいるでしょう。また、お昼時に味噌汁を温かいまま口にしたいという考えから、ステンレスボトルに味噌汁を入れて持っていこうと考える人もいるかもしれません。
しかし、塩分を含むスープや味噌汁は、具によってステンレス部分が傷つけられてしまうため、その傷口から塩分が入り込み錆びてしまう恐れがあります。錆びてしまうと金属中毒を引き起こす危険性があるため、ステンレスボトルには適していません。
スープや味噌汁を持ち歩きたい場合は、スープジャーや対応している魔法瓶などが適しています。
スポーツドリンクは注意が必要
基本的にスポーツドリンクは、ステンレスボトルに入れても問題ありません。実際、スポーツをしている人やジムなどに通っている人は、ステンレスボトルにスポーツドリンクを入れて行く人も多いでしょう。
しかし、スポーツドリンクをステンレスボトルに入れて使用する場合は、飲み終えた後、すぐに洗う必要があります。スポーツドリンクには塩分が含まれているため、使い終わったらすぐに洗わなければ、錆びてしまう可能性があるからです。
ステンレスボトルは、一度錆びてしまうと、その部分から金属が飲み物に溶け出てしまい、金属中毒を引き起こす原因となります。スポーツドリンクを入れて使用する場合は、必ず使い終わったらすぐに洗うようにしてください。
ステンレスボトルには適した飲み物を入れて持ち歩こう
いかがでしたか。今回紹介したステンレスボトルに入れてはいけない飲み物の中には「これもダメなの?」と思われる飲料もあったと思います。誤った使い方は、健康に悪影響を及ぼすこともあるので、正しい使用方法を守って安全に使いましょう。