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お風呂のふたにカビが!
お風呂は、どうしてもカビが発生する条件がそろいやすい場所です。お風呂場全般にカビの発生リスクはありますが、中でも気をつけたいのが湯船の温度を下げないために使用するふた!
お風呂のふたは、カビが生えることを忘れてしまいがちであり、凹凸があるため発生リスクは高めです。お風呂のふたにカビが生える原因を把握し、対策を練りましょう。
お風呂のふたにカビが生える3つの原因
お風呂のふたにカビが生えてしまう原因は、以下のものが考えられます。
1.蒸気やシャワーなどの影響で濡れやすい
お風呂のふたを使用する場合、お風呂の蒸気がふたの内側に常に当たり続けていることになります。温かい水蒸気は、カビの大好物!ふたを取って丸めておいておくと、そのまま表面温度が下がり、カビが繁殖しやすくなります。
ふたを使っていない日であっても、シャワーが当たる位置にふたを置いておけば、水分と汚れを餌にしてカビが繁殖してしまうので要注意!ふたを使用しないときは、水分をしっかりと取ってお風呂場の外に出しておくのがおすすめです。
2.シリコンゴムを利用している箇所でカビが繁殖する
お風呂のふたはどんなタイプであっても、多かれ少なかれふたにシリコンゴムを使用しています。シリコンゴムは柔らかい素材なので、カビが繁殖しやすい場所です。
ゴムの場所にカビが根を張ってしまうと、深部まで根を張る可能性が高いため除去するのが難しくなってしまいます。特に折れ曲がる部分は、汚れがたまりやすく水がたまりやすいため要注意!
3.汚れが落ちにくく、乾燥しにくい
お風呂のふたは、折れ曲がっている部分に汚れがたまりやすい傾向です。シャンプーなどの石鹸カスや皮脂汚れの蓄積は、目に見えにくいためどの程度汚れているのか把握しずらいですよね。
折れ曲がっている部分は乾燥しにくいため、カビが繁殖しやすい条件が整いやすい点にも注意しましょう。
ふたに生えたカビを根こそぎ落とす方法
お風呂のふたにカビが生えているのを見つけたら、早めに対処しましょう。
- 重曹の粉をふりかけ、スポンジでこすり洗い…ピンク色のカビに有効
- 浴槽に重曹を溶かし、重曹水を作ってつけ洗い…200gほどをお湯に溶かしてふたをつけ、シャワーで洗い流す
- カビ取り剤を使用し、根こそぎカビを除去する
黒カビや何度洗っても現れる頑固なカビには、カビ取りスプレーの使用がおすすめです。換気、ほかの洗剤の混入などに十分気を付けて、カビを根こそぎ除去しましょう。
カビ取りが終わったら、40℃以上の高温のシャワーで洗い流し、水分を拭き取ってしっかりと乾燥させて管理すればカビの発生を防ぎやすくなります。
まとめ
お風呂のふたにカビが生えたままだと、浴槽や床にもカビが広がってしまう可能性があります。カビを見つけたら放置せず、できるだけ早く対処してカビを根こそぎ除去しましょう。