『物が多すぎる人』の心理5選!片付けるための秘訣や断捨離のコツは?

断捨離中の女性

「なかなか部屋を片付けられない」という人は意外ととても多いです。その中には、必要以上に物を持ちすぎており、片付けが難しくなっているケースが多く見受けられます。今回は『物が多すぎる人』の心理や片付け・断捨離のコツについて紹介します!

片付けられない人の多くは物を持ちすぎている!

片付けに疲れた女性

よく「片付けようと思っても片付けが進まない」という声を聞きます。片付けができないという人の場合、片付けられない理由はさまざまです。ですが、「物を持ちすぎているために片付けが進まない」ケースがとても多く見受けられます。

物を多く持ちすぎている人と必要な物だけを持っている人では、片付ける物の量が圧倒的に違うため、やはり後者の方が片付けを終えるスピードも早いですし、なにより物が少ないことで片付けに対するハードルも低いです。

反対に、物を多く持ちすぎていると、いざ「片付けをしよう」と意気込んでも、物の多さに「うわぁ〜…」と一気に片付けに対するハードルが上がってしまいます。物を収納する場所を見つけることも大変なので、結果的に片付けが進まず片付けられない、という状況が続いてしまいがちです。

部屋が片付かない!『物が多すぎる人』の心理5選

部屋が片付かない主な理由の1つである『物の持ちすぎ』。では、この『物が多すぎる人』は、なぜこんなにも物を多く持ってしまうのでしょうか。物が多すぎる人に働きがちな心理を紹介します。

1.もったいないと思ってしまう

やはり最も大きな心理として「もったいない」精神が働いてしまうケースが多いです。一度購入したものを「いつか使うかも」「去年買ったばかりだし…」と使っていないにも関わらず処分することができません。

しかし、断捨離する上で「1年使っていない物はその後も使わない」と言われています。これまで1年間、まったく使っていない物は、その人にとって必要ない物である可能性が非常に高いので、処分したり売却したりすることを検討しましょう。

2.1つ1つの物に情を込めやすい

1つ1つの物に執着心を持ちやすい人も物を多く溜め込みがちです。これは物だけでなく周囲の人にも同じことが言えます。

物を多く持ちすぎる人は、同じ物、同じ人を大切にする傾向があります。とても良い心がけですが、あまりにも執着心が強すぎてしまい、手放せなくなったり独占欲が強くなったりする傾向も見られます。

このように自分が持っている物に対しても同じように強く情を込めやすいため、「これはあんな思い出が…」「劣化しているけれど長年使ってきたし…」などと理由をつけて、なかなか手放すことができません。

3.今の生活に対して不満を抱えている

物を多く持ちすぎている人は、物を買いすぎているケースも多いです。物を買いすぎてしまう理由の1つに、今の生活に対して不満を抱えていることが挙げられます。

よくストレス発散に買い物をするという人がいますが、このタイプの人は無意識のうちに感じているストレスを買い物により発散しているケースが多いです。買い物をすることで、ストレスや抱えている不満を隠そうとする心理が働いているのでしょう。

収入や生活スタイル、目標達成度、人間関係など、今の生活に対して不満を抱えている時は、つい物を買いすぎてしまい、結果として物を多く持ちすぎてしまう傾向があるので気をつけましょう。

4.孤独感や寂しさを埋めようとしている

孤独感や寂しさを感じている時、人は他の何かで寂しさを埋めようとします。その手段が趣味に没頭することだったり、あるいは人によって買い物をすることだったりします。

買い物をすることで寂しさや孤独感を埋めようとしている人の場合、部屋に多くの物があることで充実感を感じたり寂しさを紛らわせたりしていることがあります。

以前までコレクター気質でなかった人が、突然何か1つの物を収集し始めた場合も、孤独感や寂しさをどこかで感じており、その寂しさを埋めようとしているケースが多いです。

5.計画を立てることが苦手で「なんとなく」買い物する

計画性のない人は、買い物をする時に「買った物を収納する場所はあるか」「本当にこれは必要な物なのか」を考えて購入することが少ないです。そのため、気付いたら家に物が溢れかえっており、片付けが進まなくなってしまいます。

すべての人に言えることですが、買い物をする時は「本当に必要な物なのか」「似たような物はないか」などを考えた上で、収納する場所をイメージして購入するようにしましょう。

そうすることで、無駄に買いすぎてしまうことを防ぎ、なおかつすでに片付ける場所が決まっているため、家の中を散らかす心配もありません。

片付けるための秘訣は?断捨離のコツを理解しよう!

いる物といらない物の仕分け

家の中がなかなか片付かないという人は、まず家全体を一気に片付けようとせず、ポイントごとに絞り、1箇所ずつ進めていきましょう。その上で、「今日はここをやる!」と決めたら、以下の順序に則って断捨離と整理を進めていきましょう。

  1. 片付ける場所を決めて物を全て出してみる
  2. 「使うもの」と「使わないもの」「わからないもの」に分類する
  3. 「使うもの」を収納し「使わないもの」はゴミとして分類する
  4. 「わからないもの」をもう一度考えてみる。その後、③を再び行う

『使うもの』と『使わないもの』に分別する際、物を多く持ちすぎている人は、つい「これも必要」「あれも使うかも」と使うものが圧倒的に多くなる傾向があります。

使う物に分類する条件として、以下の条件は必ず満たしていることを条件としましょう。

  • 直前1年以内に頻繁に使っていること
  • 似ている物が他にないこと
  • そのカテゴリー商品として劣化しすぎていないこと

直近1年以内に1度も使っていない商品は、いくら「もったいない」と感じても、今後使うことはないでしょう。思い切って処分したり、ブランド物であれば売却しましょう。

また、そのカテゴリーの商品として、すでに時期が過ぎていたり、長年持っていたことで劣化しているものは、思い入れが深い物であっても処分しましょう。

例えば、服は2〜3年経つと流行が過ぎてしまいます。年齢に合わなくなってくるファッションも多いので、買い替えることをおすすめします。

まずは本当に必要なものを見極めて断捨離を!

いかがでしたか。物を多く持ちすぎており、なかなか片付けられないという人は、まず1箇所ずつ断捨離と整理を進めていきましょう。断捨離する際は、「必要」と感じた物が本当に必要なのか、まだ使える物なのかを厳しく審査してください。

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