歯磨きをするべきではない『NGタイミング』3選

歯磨き粉と歯ブラシ

歯磨きは虫歯や歯周病を防ぐ口腔ケアとして欠かせないものです。ほとんどの人が1日最低でも2~3回は歯を磨いていると思いますが、歯磨きのタイミングにも良いタイミングとNGなタイミングあると言われています。歯磨きをするべきではない『NGタイミング』について解説いたします。

歯磨きのタイミングや回数は専門家の間でも意見が分かれる

歯を磨く女性

歯磨きのタイミングや回数は専門家の間でも意見が分かれています。例えば『食後すぐに磨くのがいいか、時間を置いてからのほうがいいか』『朝の歯磨きのタイミングは、起きてすぐなのか、または朝食後のほうがいいか』などです。

他にも、食事や間食のたびに歯を磨くと歯や歯茎に負担がかかるため、1日2回でいいという意見もあれば、食べた後は回数にこだわらず歯磨きをすることを推奨している意見など、専門家の見解もさまざまです。

歯磨きをするべきではない『NGタイミング』3選

歯磨き粉と歯ブラシ

歯磨きのタイミングに明確な答えはありませんが、NGであると言われているタイミングもありますので解説いたします。

1.食後30分以内の歯磨きはNG?

食べた後の歯磨きのタイミングについては、最近ではメディアで話題になることも多いです。

  • 食後30分以内の歯磨きは酸に弱い歯へダメージを与えることになるためNG

という情報を見たり聞いたりしたことはあるでしょうか。理由は

  1. 酸性の飲食物を摂取すると口の中が「酸性」になる
  2. 歯の表面のエナメル質が溶け出して一時的に弱い状態になる
  3. この状態でゴシゴシ歯を磨くと歯の表面がすり減ってしまう

と考えられるためです。

これに対して、

  • 歯垢(プラーク)や酸を出す原因となる食べかすは、すぐに排除するほうが歯を守る効果が高いため、歯磨きを先延ばしにする必要はない、

という専門家の見解もあります。

また「食後30分以内の歯磨きは酸に弱い歯へダメージを与えることになる」という情報はある研究結果をもとに広まったものでありますが、その研究は「酸蝕症」という虫歯とはメカニズムが異なる病気の研究報告であることが指摘されています。

したがって、炭酸飲料や乳製品など酸性の飲食物でない通常の食事であれば、歯磨きは「食後30分以内」がベストであると考えることもできると言われています。

そこで歯科医によって推奨されているのは「うがいをしてから歯磨きをする」方法です。一度お水などでよくうがいをして酸性に傾いた口の中を中性にしてブラッシングをすれば、酸によって歯が溶けることはないためです。

食べたり飲んだりしたものが酸性の飲食物が判断できないことも多いので、食後すぐに歯磨きをする際は『よくうがいをしてから歯磨きをする』のがよいでしょう。

2.飲食の都度、歯磨きをするのはNG?

おやつなど間食の際にも、歯磨きをして口の中をキレイにすることは大切です。しかし磨き過ぎも歯ぐきが下がる原因や知覚過敏になりやすいため、1日2回の歯磨きを推奨している歯科医も少なくありません。

これは歯磨きというのは時間や回数よりも、しっかりと歯垢(プラーク)を落とすことが大切という考えに基づいています。

ですが歯磨きの時間を空けすぎると、それだけ汚れにさらされることになり、歯垢(プラーク)が形成され虫歯のリスクも上がるという指摘もあります。

大切なのは歯垢(プラーク)を落とすことなので、歯の汚れをしっかり落とすためには、回数を意識するより正しい磨き方で3分間ほど磨くのが良いでしょう。

3.朝起きてすぐの歯磨きはNG?

歯磨きは食後にするものですが、朝だけは食べる前に歯磨きをして朝食後はうがいでよいという意見があります。口の中の細菌は寝ている間に最も繁殖するため、朝起きたばかりの口の中は1日の中で最も細菌が繁殖している状態です。

そのまま朝食を摂ると寝ている間に繁殖した細菌を体内に入れてしまうことになると考えられるためです。朝の歯磨きは朝食前と朝食後がいいという意見もありますが、朝2回歯磨きをするのは大変の場合もありますよね。

そこで朝2回歯磨きをする余裕がない人は、起きてすぐにうがいをして、朝食後に歯磨きをするという流れがベストな方法として推奨されています。

うがいをしてから歯磨きをする習慣をつけよう!

歯ブラシとコップ

食後30分以内の歯磨きがNGというのは、実は条件付きで『炭酸飲料や乳製品など酸性の飲食物を摂取した場合』が正しいとも考えられます。食後30分開けることに抵抗があったり、状況的に難しい場合は、うがいをして口の中性にした状態で歯磨きをするのが良いでしょう。

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