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炊飯器で空焚きしても大丈夫?
もし小さなお子さんや飼い猫が誤って、炊飯器の保温ボタンや炊飯ボタンを押してしまったり、お米をセットしたと勘違いしてうっかり炊飯ボタンを押してしまうと、炊飯器は空焚きとなってしまいます。
炊飯器を空焚きしたらどうなってしまうでしょうか?
故障したり火事になったりしたらどうしよう、と心配になりますが、実は現在の炊飯器のほとんどには「空焚き防止機能」「空焚き防止装置」が付いているため、自動的に電源が切れるようになっています。お米だけを入れて水を入れずに空焚きしても、お米が焦げてしまうということもありません。
ただし、その直後に水を入れて炊飯ボタンを押しても、いつも通りうまく炊けずに、エラーになる場合もあるようですので、そのような時は取扱説明書で確認をしてください。また、保温については、自動で電源が切れるということはありません。
炊飯器の空焚きは故障の原因になるの?
空焚き防止機能があれば大丈夫!
炊飯器の中が空の状態で焚いてしまっても、空焚き防止機能によって加熱しないようにセンサーがはたらくため、炊飯器が故障してしまうということは、考えられません。ただし故障はしませんが、できるだけ空焚きしないよう注意はしましょう。
また、空保温は自動で切れずそのまま保温が続きます。こちらも故障の原因にはならないようですが、電気代もかかりますので、日頃から早目に保温を切ることを心がけると良いですね。
空焚き後に故障?と思ったら
万が一、空焚き後にご飯が焚けなくなったり、炊飯器が故障していると感じる場合は、炊飯器の寿命は一般的に6年前後と言われていますので、6年以上使っていたら修理をするより買い替えのほうがおすすめです。修理を希望しても、6年位過ぎていると、部品の在庫を持たないメーカーがほとんどのようです。
炊飯器の故障の原因
炊飯器の故障の主な症状は、ボタンが機能しなくなったり、ご飯を炊いて蓋を開けたときに変な臭いがする、正しい水加減でもふっくらとしたご飯が炊けなくなる、などです。
基本的には、ご飯がうまく炊けなくなったら故障と考えてよいようですが、長時間お米を水に浸しすぎたり、水加減を誤ったりなどでも、上手に炊けなくなりますので、そのような時は焚き方をます確認しましょう。
炊飯器の空焚きした際の電気代
炊飯器の電気代は、1回あたり約4円程度だそうです。空焚きしてしまった場合、現在の炊飯器のほとんどに、空焚き防止機能がついているため、熱が上がりきる前に自動的に電源が切れます。そのため、空焚きしてしまった場合の電気代はわずかでしょう。
保温をした場合の電気代は、約10時間で4~6円程度です。省エネタイプの炊飯器であれば、マイナス1円くらいになるそうです。そして、炊飯器は量によって電気代が大きく変わることもなく、1合炊きと5合炊きでも、0.5円程度の差しかありません。
万が一、空焚きをしてしまった時の電気代はわずかなので、電気代の心配はあまりないようですね。
炊飯器の空焚きを防ぐには
保温ボタンや炊飯器ボタンのスイッチを、留守中に飼い猫が押してしまうというケースも多いようです。そのため、猫のいるご家庭では、外出する時にはコンセントを抜いておくと安心ですね。
コンセントを抜く習慣は、空焚きの防止にもなりますが、待機電力の節約にもなります。また、保温をしたまま忘れてしまうことも防げますので、炊飯器のコンセントを抜く癖をつけると良いでしょう。
まとめ
現在、使われているほとんどの炊飯器には、空焚き防止機能がついているので、万が一、空で焚いてしまっても、自動的に電源が切れるようになっているので、少し安心ですね。
また、それ自体が故障の原因になることも無いようです。ですが、空焚きや長時間の保温には気を付けたいものです。猫がいるお宅などは、コンセントを抜いておくとよいでしょう。