小豆(あずき)カイロは手作りできる!作り方・効果や寿命、使用時の注意点まで

小豆カイロを知っている人は案外多いことでしょう。カイロの製造販売に関わる業界の大手メーカーからも、小豆カイロ関連の商品がいくつも発売されています。商品をよく見かけることからもニーズは高いと言えるでしょう。実は小豆カイロは材料も少なく、その作りはいたってシンプルで簡単に手作りできます。作り方や効果、使用についての注意点や寿命などを紹介します。

心も体も温まる優しい小豆カイロを手作りしよう!

手作りカイロ

手作りできる小豆カイロは、思い立った時に手軽に温めて繰り返し使用が可能です。手作りする工程もとても簡単で時間がかからないので、裁縫に自信がない人でもチャレンジしやすいでしょう。

また使い勝手は幅広く全身を温める用途に活用でき、アイピローとしても人気があります。アイピローと言えば、ローズやラベンダーなどのアロマ的な香りによる癒しの効果を望むものが多いですが、小豆カイロをアイピローとして取り入れる際には、癒しや疲労の回復といった効果に加え、小豆の粒感や程よい重みがリフレッシュにつながると言われているのです。

また小豆は水分量が多く、加熱して使うことで生まれる蒸気が温熱効果をもたらします。湯船に浸かって芯から体を温める効果に近いといわれ、じんわりと内側から体を温めてくれます。

芯から温まると熱が逃げにくくなるため、ポカポカした感覚を長く保つことができます。リラックスしながらしっかりと温まるので体と心が共にホッとできる時間となるでしょう。

実はとても簡単、工程は3つだけ!小豆カイロの作り方

盛られたあずき

実用性の高い小豆カイロは手軽に作ることができます。ぜひご自宅で挑戦してみてはいかがでしょうか?

①材料の準備

小豆カイロに必要なものは小豆と、カイロの袋に使う布地と裁縫道具のみです。小豆はスーパーで売っている一般的な食用の小豆を使って構いません。カイロの袋に使う布地はリラックスする時間にぴったりな自分の好きな絵柄のものを選びます。

ただし布地の素材は必ず天然素材を選ぶことがポイントです。小豆カイロはレンジでその都度加熱して使用します。よく市販されているナイロンやポリエステルのような素材は、加熱時に発火などのリスクがあるため避けてください。天然素材とは、麻や綿100%のものを指します。

②カイロの袋の作成

選んだ布地を好きなかたちに切り、2枚を袋状に縫い合わせます。縫い合わせる際には中表にします。中表とは、仕上がった時に外側に出したい絵柄や生地を内側になるよう布地を合わせた状態で縫うことです。

この時、全て縫ってとじてしまわないように気をつけてください。縫い合わせの最後は裏返すために少しあけておきます。縫い終わったら返し口を使い、内側から表にしたい布地の面を外側に裏返して出します。

③カイロに小豆を封入

袋が仕上がったら、先ほどの返し口から小豆を入れます。中身を入れてから、かがり縫いで口を閉じます。小豆が出てしまわないことがポイントで、縫い方やカイロの形には特に決まりはありません。好きな形状、縫いやすい縫い方で自由に手作りができ、とても簡単です。

とにかくシンプル!手作り小豆カイロの使い方

電子レンジを使う

小豆カイロは使う前にその都度レンジで温めます。加熱時間の目安は一般的なアイピローくらいのサイズでは、500Wであれば1分から1分20秒前後、600Wであれば1分で十分です。

目元など肌に当てる前に、熱さの確認を忘れないことが大切です。加熱による熱さは、手作りしたサイズにも左右されます。熱くなりすぎないよう少しずつ加熱するなど、加減を調整して使ってください。また、肌に当てる時にタオルやハンカチ、ガーゼなどで包むと優しく温めることができ安心です。

手軽なのにメリットがたくさん!小豆カイロの効果

肩こりの女性

とても手軽に使える小豆カイロですが、簡単なだけでなく使用するメリットもたくさんあります。

眼精疲労に効く

目元をじんわりと温めることで、事務的な作業やパソコンなどのデスクワーク、スマートフォンの使用で溜まりがちな眼精疲労を緩和します。

肩こりを穏やかに緩和する

凝り固まった筋肉をゆっくりと温め、ほぐします。

女性特有の痛みや不調にも優しい効果

体内の血やリンパの巡りを改善するために温めて流れを良くすることは大切です。女性は特に体内の巡りが悪くなると、生理痛や生理前のPMSの症状も重くなるといいます。日頃から体の血やリンパの巡りを良くしておくことが効果的です。

ひざ下から足首にかけての疲労感やむくみをとる

ふくらはぎは第2の心臓とも言われており、温めれば全身にも良いでしょう。また、ふくらはぎを温めることで、膝下から足首にかけて溜まった疲労感やむくみをすっきりリフレッシュできます。

腹痛に効く

弱った胃腸や痛みのある腹部を程よい温度で温めれば、痛みも和らぎます。

凝りが原因の腰痛を緩和する

肩こりのように溜まった凝りが原因の腰痛には、血流を良くしながら筋肉のこわばりを解いていく温熱療法が向いています。小豆カイロでじっくりと温めれば腰痛も楽になっていくでしょう。

ダイエットのサポートとしても使える

体の冷えは万病のもととも言われますが、同時に脂肪を溜め込みやすい体になっていきます。代謝をあげるための有酸素運動は有効ですが、日常に取り入れることはなかなかハードルが高い人もいることでしょう。

せめて体の冷えを取ることを意識してみるだけでも、体質を整えていくには役に立ちます。まずは体を冷やさないこと、そのために体の芯からしっかり温まる小豆カイロを取り入れることはおすすめです。

小豆カイロはどのくらい使えるか?

ホッカイロ

小豆カイロの使用期限としては、目安の期間は小豆を購入して作ってから約1年です。使い捨てのカイロよりもずっとエコで、手作りの温かみがある点は小豆カイロの魅力です。

そして小豆カイロを使える回数の目安は150回ほどです。この使用可能な回数についてはあくまで目安で、小豆カイロの豆の状態に応じて寿命の見極めが必要です。加熱を繰り返すことで温まりにくくなれば寿命がきたといえます。

小豆カイロの使用上の注意点

小豆アップ

小豆カイロを使う上で、いくつか注意点があります。まず加熱時間については加熱のし過ぎで小豆が破裂する場合があるため、10秒単位など少しずつ温める方が安心です。

一度加熱して使うと小豆の水分が減るため、4時間ほどは時間をあけてから再加熱して使うようにします。水分量が少ない小豆を連続使用で加熱すると小豆が破裂する恐れもあります。

加熱する度に小豆の水分は減りますが、時間が経てば水分量が戻るため繰り返し使えます。ただし、目安としての使用可能回数は150回ほどですが、毎回少しずつ小豆の水分量は減っていきます。

温まりにくいと感じたり、触ったときに割れている小豆が多いような感触だったりする際には寿命が近いといえます。肌に触れるものなので、温める時には使用時間に注意が必要です。

気持ちが良いからと長い時間当てたままにしていると、低温やけどをしてしまう場合があります。洗濯はできません。小豆が水分を含みカビが生える恐れがあります。洗濯できるカバーを手作りするなどして、二重に重ねて使う人もいます。

小豆など豆類は虫が好むため、開封した際にはしっかり密閉して保管する必要があると言われています。小豆カイロを作るための小豆は購入してきてからすぐに使うことが望ましいでしょう。

小豆カイロは通販でも取り扱いがある!

桐灰化学 あずきのチカラ 首肩用

あずきのチカラ首肩用

価格(Amazon):1,170円(税込み)

発売元は桐灰化学のあずきのチカラシリーズより販売されている首肩用のタイプ。目安の使用可能回数は250回です。

桐灰化学 あずきのチカラ 目もと用 足もとカイロ1足分付き

桐灰化学 あずきのチカラ 目もと用

価格(Amazon):754円(税込み)

発売元は桐灰化学のあずきのチカラシリーズで人気のある目元用のピロータイプ。使用時間は5分ほどで、目安の使用可能回数は250回です。

桐灰化学 あずきのチカラ お腹用

桐灰化学 あずきのチカラお腹用

価格(Amazon):1,030円(税込み)

発売元は桐灰化学のお腹用の温熱パット。目安の使用可能回数は250回で、体のさまざまな不調に対応できるようパットの表と裏で温度が異なるように作られたタイプです。お腹に限定せずに使える点が魅力です。

コージカンパニー あずきアイピロー

コージカンパニー あずきアイピロー

価格(Amazon):1,140円(税込み)

発売元はコージカンパニーのアイピロータイプで、目安の使用可能回数は200回です。綿100%のガーゼタイプの他にガーゼではない布地のものもあります。コージカンパニーから出ている小豆カイロはどれも柔らかな癒し系の絵柄の生地が使われています。

リラックスタイムにぴったりな小豆カイロを作ってみませんか?

小豆をすくう

小豆カイロの魅力を知り、使ってみたいと思ったのであれば、まずは手作りがおすすめです。材料も少なく作り方もシンプルです。何よりオリジナルな持ち物の魅力は既製品にはないもの。

販売されている小豆カイロは実用性を追求しているので、使用回数や効果は申し分ありません。しかし手作りには手作りの良さがあります。きっと愛着が湧くステキな一品となることでしょう。