カルパスは体に悪いってほんと?サラミとの違いや摂取量の目安を紹介

カルパス

カルパスが体に悪いという話を聞いたことがありますか?カルパスは、サラミに似たドライソーセージと呼ばれる加工食品の一つです。スーパーなどでおやつやおつまみとして売られているのを見かけますよね。今回は、カルパスが体に悪いと言われる理由と、よく似た食品であるサラミとの違いについてご紹介します。

カルパスとは

色々な肉類

そもそもカルパスとはどんな食べ物でしょうか?

カルパスはドライソーセージ

カルパスはドライソーセージの一種で、日本ではセミドライソーセージに分類され、有害な成分は含まれていません。

もともとはロシアの食肉加工品で、20世紀初頭、ロシア革命の影響でロシアから多くの人々が来日した際に、日本に伝えられた食品のひとつと言われています。

ボルシチやビーフストロガノフなどの有名なロシア料理が日本に伝わったのはこの頃と言われています。

日本にあるロシア料理店のメニューの一つであったカラウバーサー(колбаса)が、これらの料理の商品化のきっかけになったと言われています。

ちなみに、カラウバーサーの意味は「ソーセージ」になるそうです。カルパスはカラウバーサーを簡略化したもので、言いやすくされた言葉だとも言われています。

余談になりますが、同じくロシアで人気の高いピロシキが日本に入ってきたのは戦後になってからだそうです。

カルパスの原料

一見似ているカルパスがサラミと決定的に違うのは、材料となる肉の種類になります。カルパスは豚や鶏のひき肉に黒コショウなどの香辛料、ゼラチンやラードなどを加えて作られています

カルパスは長期間の乾燥によって作られますが、腸詰めして熱処理した後、おおよそ60日から90日ほど乾燥して熟成させたものが一般的だそうです

ゼラチンやラードが入っているので、サラミよりも柔らかくて、含まれている水分量が多いため、もちもちとした食感に仕上がっており、サラミよりも手軽で食べやすくなっています。

カルパスは、JAS(日本農林規格)において、製品に含まれる水分量が55%以下のものと定められている『セミドライソーセージ』に分類されています。

日本のカルパスの多くは、スナックやおつまみとしてすぐに食べられるように、一口サイズに個包装された商品がほとんどになります

《 ポイント 》

  • カルパスはドライソーセージの一種。
  • カルパスは、豚や鶏のひき肉に黒コショウなどの香辛料、ゼラチン、ラードなどを加えたもの。
  • カルパスはJAS(日本農林規格)ではセミドライソーセージに分類されている。

カルパスは体に悪いと言われる理由

脂質

ここでは、なぜカルパスは体に悪いと言われているのか?その理由をご紹介します。

脂質・塩分・糖質・添加物に注意を!

カルパスの成分表示をチェックしてみると、このような内容でした

  • カルパス:100g
  • 糖質  :15.1g
  • 脂質  :1.2g
  • 塩分相当量:3.6g
    (成人男性は1日あたりの塩分は8.0gまで)

カルパスの成分表を見ると、砂糖と塩分が比較的多く含まれていることがわかります。

脂質と糖質が結びつくと脂肪になります。塩分も高めになっていますので、つい食べやすいからと量を食べ過ぎてしまわなければ問題にはなりません。ですが、一口サイズに個包装された商品が多いので、食べる量には注意した方がいいでしょう。

成分表では個別包装で「何個までなら食べて良いの?」といったことが、分かりにくいかもしれません。

目安として、カルパスの個包装1個あたりの塩分量が0.1g(メーカーによる)の製品の場合、他の食事内容を考慮し、1日に食べるカルパスの量は10個以内に抑えておくと良いでしょう

ただし、ダイエット中の方や健康上の理由で塩分摂取を制限しなければならない方にとっては、この量はかなり多すぎるかもしれません。

カルパスのカロリーは、1個で15~18kcal程度になります。

塩分が多いと食欲増進を促す

塩分の摂りすぎはむくみの原因になりますが、実は食欲も増進させるので、ダイエットにはまったく向かない状況なのです。

ダイエットの際には、食事制限を行い、摂取カロリーを減らすために食べるものに気を配らなければなりません。

普通なら、何とかコントロールできる食欲も、塩分を過剰に摂取すると、さらに食欲が増してしまい、食べ過ぎにつながってしまいます

「絶対に決めた個数以上は食べない!」といった、カルパスを食べる量はしっかりと制限する必要があります。

カルパスとの食べ合わせ

カルパスの塩分が高いことが、カルパスは健康に悪いと言われている理由の一つでしょう。

この塩分の過剰摂取によるむくみにはカリウムが効果的と言われているので、カリウムを多く含むトマト、ほうれん草、アボカド、ドライマンゴー、ドライバナナは、カルパスを食べる時のお供に最適です。

また、脂肪の吸収を抑える働きがあるといわれるチーズを摂取することで、栄養バランスを保つようにすることもできます。

食品添加物にも目を向けて

カルパスは食品添加物を比較的多く含んでいます。食品添加物の中には、摂り過ぎると健康を害すると言われているものもあるので、やはり食べ過ぎには注意が必要です。

カルパスと似ているサラミの体への影響は?

サラミ

カルパスが体に悪いと言われる理由を紹介しましたが、サラミはどうでしょうか?

サラミの主原料は豚肉や牛肉です。サラミもカルパスも、JAS(日本農林規格)ではドライソーセージに分類されています。

サラミは塩分が多く、食べ過ぎると塩分の過剰摂取になるので、高血圧の方は要注意です。また、サラミは高カロリーで、食べ過ぎると肥満の原因になるので、ダイエット中の人は食べるのを控えた方がよいでしょう。

サラミを食べ過ぎると、サラミに含まれる防腐剤を大量に摂取することになり、胃に負担がかかり、下痢や腹痛を起こすことがあるので注意しましょう。

カルパスとサラミの比較

カルパスとサラミ

カルパスもサラミもドライソーセージですが、カルパスはロシア発祥のセミドライソーセージ(水分55%以下)で、サラミはイタリア発祥のドライソーセージ(水分35%以下)です。

カルパスもサラミも味はほとんど同じですが、主原料や製法に若干の違いがあります。どんな違いがあるのか比較してみました。

主原料

  • カルパス:豚肉、牛肉、鶏肉
  • サラミ :豚肉、牛肉

製法

  • カルパスは腸詰めして加熱し、60~90日間乾燥熟成させたもの
  • サラミは腸詰めした後、加熱せずに60~90日間乾燥熟成させたもの

カロリー・脂質・炭水化物

〈カルパス:100gあたり〉

  • カロリー:347kcal
  • 脂質  :29.7g
  • 炭水化物:2.9g

〈サラミ:100gあたり〉

  • カロリー:495kcal
  • 脂質  :42.0g
  • 炭水化物:2.6g

一日の摂取量の目安

  • カルパス:3~4本程度
  • サラミ :薄切りしたものを5枚程度

最後に

カルパス

カルパスそのものが体に悪いというより、カルパスを食べ過ぎると塩分や脂質の摂り過ぎになるので、体に悪いということですね。

カルパスもサラミもおつまみに最適なので、ついつい食べ過ぎてしまいがちですが、どちらも塩分とカロリーが高いということは忘れないでくださいね。当然ですが、ダイエット中の方は、食べない方が良いでしょう。

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