冷凍エビの賞味期限!日持ちさせるコツと下処理方法

冷凍庫にエビとブロッコリー

冷凍エビの賞味期限は2週間~4週間が目安ですが、数ヶ月ほど持つ場合もあります。生のエビ・加熱したエビ・殻付きのエビ・むきエビなど、冷凍する前の状態によって賞味期限は異なります。冷凍された状態のエビを買うこともありますね。状態別の冷凍エビの賞味期限の目安、解凍後の賞味期限、正しい下処理方法、冷凍焼け対策、賞味期限を過ぎた冷凍エビが食べられるかどうか判断する方法など解説します。

冷凍エビの賞味期限

冷凍小エビ

冷凍で買ったエビの賞味期限の目安

もともと冷凍で販売されているエビの賞味期限の目安は1カ月~3カ月です。

生の車海老、生の伊勢海老、ボイルされた甘エビ、加熱されたむきエビなど、種類や状態に関係ありません。未開封の状態で冷凍した場合の賞味期限です。開封してしまうと残りの冷凍エビは賞味期限が短くなると考えた方がよいでしょう。

生のエビを下処理して冷凍する場合の賞味期限の目安

生のエビを自宅で下処理して冷凍する場合の賞味期限の目安は2週間~4週間です。

下処理が正しく出来ていない場合、保存する袋や容器によっては賞味期限が短くなる可能性があります。後ほど冷凍エビの賞味期限を延ばす正しい下処理方法を解説しますのでぜひご参考ください。

冷凍エビを解凍した後の賞味期限の目安

冷凍エビを解凍した後の賞味期限の目安は3日です。もともと冷凍で販売されているエビも生のエビを自宅で下処理して冷凍した場合も同じです。

解凍した後で使いきれなかった場合、正しく下処理をすれば再び冷凍しても構いません。キッチンペーパーで水気を拭き取ってから冷凍してください。

全く下処理をされていないエビを解凍し、そのまま再び冷凍するのはNGです。

冷凍エビの賞味期限を延ばす正しい下処理方法

包丁と女性シェフ

市販されている生のエビは「解凍エビ」です。水揚げされたエビを急速冷凍して運び、お店で解凍して販売されています。

自宅で下処理をした後、一度きりであれば再び冷凍しても大丈夫です。

殻付きのまま生で冷凍する場合

  1. 殻付きエビの背中を丸めるようにして持ちます。
  2. 竹串や爪楊枝を使って背ワタを引っかけるようにしてゆっくりと取り出します。
    (※エビの背ワタは頭から数えて3節目と4節目の間にあります。)
  3. 殻付きのままエビに塩と酒を振りかけます。
    (※殻付きエビ8尾に対して塩小さじ2分の1、酒大さじ1です。)
  4. 手で優しく揉み込んでください。
  5. エビをザルに入れて流水で洗います。
  6. キッチンペーパーで水分をしっかり拭き取ってください。
    (※洗った殻付きエビは尻尾や脚に水分が残りやすのでご注意ください。)
  7. エビをラップで包みます。
  8. 冷凍保存が可能な袋や容器に入れて冷凍庫へ。

下処理に塩と酒を揉み込む理由はエビの臭みを取り除くためです。

殻をむいて生で冷凍する場合

  1. 殻付きエビの背中を丸めるようにして持ちます。
  2. 竹串や爪楊枝を使って背ワタを引っかけるようにしてゆっくりと取り出します。
    (※エビの背ワタは頭から数えて3節目と4節目の間にあります。)
  3. 殻と尻尾を取り除きます。
    (※エビのお腹を上向きにして手に持って殻を開くようにするとむきやすいです。)
  4. エビに塩と片栗粉をまぶします。
    (※むきエビ8尾に対して塩小さじ2分の1、片栗粉大さじ1です。)
  5. 手で優しく揉み込んでください。
  6. エビをザルに入れて流水で洗います。
  7. キッチンペーパーで水分をしっかり拭き取ってください。
  8. エビをラップで包みます。
  9. 冷凍保存が可能な袋や容器に入れて冷凍庫へ。

塩はエビの臭みを取り除くため、片栗粉はエビのぬめりを取り除くための下処理です。

加熱したエビの殻をむいて冷凍する場合

  1. 殻付きエビの背中を丸めるようにして持ちます。
  2. 竹串や爪楊枝を使って背ワタを引っかけるようにしてゆっくりと取り出します。
    (※エビの背ワタは頭から数えて3節目と4節目の間にあります。)
  3. 鍋に水500mlを入れて沸騰させ、塩小さじ2分の1と酒大さじ1を加えます。
    (※エビ8尾に対しての分量です。)
  4. 殻付きエビを入れて2分茹でます。
  5. 茹でた殻付きエビをザルに入れて水気を切り、粗熱が取れるまで待ってください。
  6. 粗熱が取れたら殻と尻尾を取り除きます。
    (※エビのお腹を上向きにして手に持って殻を開くようにするとむきやすいです。)
  7. エビをラップで包みます。
  8. 冷凍保存が可能な袋や容器に入れて冷凍庫へ。

殻付きのまま加熱してから殻をむく理由は、エビの旨味を逃さないためです。

水または焼酎に浸けて冷凍する

エビの乾燥を防ぎながら賞味期限を延ばすために水または焼酎に浸けて冷凍します。

  1. 冷凍保存が可能な容器にエビを並べます。
  2. エビが浸る程度の水または焼酎を入れます。
  3. 冷凍庫へ入れます。

冷凍エビの冷凍焼け対策

凍ったむきえび

エビが冷凍焼けすると色が悪くなったり、食感や風味が落ちたりします。冷凍焼けはエビを長期間保存することで起こります。

水分が抜けてしまうこと、油分が酸化してしまうことが主な原因です。パサパサになったり、調理後も冷凍焼けの臭いが残ったりします。

殻付きのまま冷凍する

エビは殻付きのまま冷凍した方が乾燥することなく冷凍焼けしにくいです。

殻付きエビを1尾ずつラップに包み、フリーザーバッグに入れ、できる限り空気を抜いてから冷凍してください。

加熱してから冷凍する

殻付きエビを加熱してから冷凍すると美味しさを保ちながら冷凍焼けすることなく保存できます。

加熱することで食品に含まれる酵素を減らし、酵素の働きが軽減されることで美味しさを保つことができるとされています。

加熱した殻付きエビを1尾ずつラップに包み、フリーザーバッグに入れ、できる限り空気を抜いてから冷凍してください。

真空パックする

エビを真空パックすると冷凍焼けしにくいです。

空気に触れた状態で保存すると、空気に含まれている酵素が酸化させてしまうため冷凍焼けが起こります。美味しさを保ちながら長期保存したい場合には市販されている真空パック器を利用してみてはいかがでしょうか。

冷凍庫の温度を上げない

冷凍庫の温度を上げないように工夫することでエビの冷凍焼けを防ぐことができます。

-23℃で保たれていた冷凍庫を15秒間開けておくだけで-13℃まで温度が上がったという実験結果もあります。冷凍庫を閉めた後も元の温度に戻るまで10分もかかるのだそうです。

食品の酸化や冷凍焼けを防ぎながら長期間保存するためには-冷凍庫の温度を18℃に保つ必要があるとされており、家庭用の冷凍庫の基準は-18℃と定められています。

早く食べ終えること

エビの冷凍焼けを防ぐためには賞味期限に関係なく早く食べ終えることです。どんなに正しく下処理をしても冷凍する期間が長くなれば長くなるほど旨味が落ちると考えた方がよいです。

冷凍エビの賞味期限が切れたら

氷と殻付きエビ

賞味期限とは美味しく食べることができる期間のことを言います。冷凍エビの賞味期限が切れたからといって、すぐに食べられなくなるわけではありません。

冷凍庫の温度が-18℃以下に保たれている場合、微生物は繁殖することができません。そのため、食中毒になるような菌は繁殖しないと考えてよいです。

  • 糸を引くようなぬめりがある
  • 嫌な臭いがする
  • すっぱい臭いがする
  • 加熱調理しても臭いが取れない

このような冷凍エビは食べない方がよいです。腐り始めている、もしくはすでに腐っている可能性があります。もともとエビ特有のにおいはありますが、新鮮なエビからは生臭さや嫌な臭いはしません。

最後に

冷凍された海の幸

冷凍エビの賞味期限は次の通りです。

  • もともと冷凍で販売されているエビの賞味期限の目安は1カ月~3カ月
  • 生のエビを自宅で下処理して冷凍する場合の賞味期限の目安は2週間~4週間
  • 冷凍エビを解凍した後の賞味期限の目安は3日

冷凍エビの賞味期限を1年とすることがありますが、水揚げされたエビを急速冷凍した場合です。一般的な家庭用の冷凍庫での急速冷凍は難しいとされています。解凍した時にどうしてもドリップ(水分)が出てしまいます。

冷凍エビは1カ月以内に使い切ることが望ましく、長くても3カ月以内には使い切るようにしましょう。

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