『ペットボトルをため込んでしまう人』の心理5選

白い背景に積み重なったペットボトル

「なぜか家族がペットボトルを捨ててくれない」「捨てようとは思っているんだけれど捨てるのを後回しにしがち」など、なぜかペットボトルをため込んでしまう人は多いですよね。「捨てなくては」と思ってはいるのに、なぜ捨てられないのでしょうか。今回は、そんなペットボトルをため込んでしまう人の心理に迫ります!

なぜか『ペットボトルをすぐに捨てられない人』が多い!?

たくさんの殻のペットボトル

皆さんの周りには、なぜかペットボトルをすぐに捨てず、ため込んでしまう人はいませんか。実は、最近ペットボトルをはじめとした他人から見ると「どうして捨てないの?」と思うようなゴミを捨てられない人が増えていると言います。

家族に「何度言ってもすぐにペットボトルをゴミ箱に捨ててくれない人」はいませんか。もしくは、ご自身が「捨てようとは思っているのだけれど、すぐに行動に移せない」と心当たりのある方はいませんか。

このようにペットボトルをため込んでしまう人には、ある共通した心理が隠されていることがあります。また、あまりにもため込んでしまう場合、精神疾患『ためこみ症』である可能性も考えられるため、一度専門の病院に相談するのも良いでしょう。

『ペットボトルをため込んでしまう人』の心理5選

空のペットボトル

では、ペットボトルをため込んでしまう人は、どのような心理が働いているのでしょうか。多くの人が予想できる理由もあれば、中には「こんな心理が働いているの?」と驚いてしまうような心理が隠されているケースも珍しくありません。

1.「後でやろう」が常習化している

「ペットボトルがいつの間にかたまってしまっている」という人の多くは、そもそも片付け自体が苦手な人が多いです。「捨てなくてはいけないことはわかっているけれど、今じゃなくてもいいよね」という習慣が常態化しているため、すぐにペットボトルがたまってしまいます。

このパターンの人は、ペットボトル以外にも部屋が散らかっていたり、明らかに使わなくなった不用品をそのまま放置していたりするケースが多いです。これらもすべて「後でやろう」精神が常習化していることが原因です。

2.「いつか何かに使えるかも」というもったいない精神

ペットボトルを再利用している少女

主婦や年齢層が高くなってくると多くなる理由に、「いつか何かに使えるかも」というもったいない精神が働いているケースがあります。

お子様がいるご家庭であれば、「いつか工作などにペットボトルが活躍するかも」という理由であえて取っておくというご家庭もあります。また、年齢層が高くなってくると、趣味などにペットボトルを活用しようと考える人が増えます。

このように「何かに再利用しよう」という一見良い心構えがペットボトルをため込む原因を作ってしまい、その結果、何も利用せずに終わってしまうケースが多いです。

3.孤独感や寂しさからため込んでしまう

ペットボトルをため込んでしまう人の心理の中には、孤独感や寂しさが根本的な原因となり、ペットボトルをため込んでしまう行為に及んでいるケースがあります。

近年、高齢者の孤立化が問題視されていますが、こうした一人暮らしの高齢者の中にペットボトルをため込んでしまう人が多いとして、社会問題となっています。

配偶者に先立たれてしまったり、他の人と会話する機会が減り孤独感に苛まれたりすることで、「身の回りだけでも寂しくないように」とペットボトルなどをため込んでしまう傾向にあります。

4.『ペットボトルをため込む』がこだわりになっている

空のペットボトル

最初は「面倒くさい」「後でやればいいや」といった単純な理由からペットボトルが捨てられなかった人が、ペットボトルをため込むことが当たり前となってしまうことで、一種の『こだわり』となってしまうケースがあります。

ある意味「意地になっている」とも言えるこのケースでは、ペットボトルを無造作に放置しているのではなく、きちんと綺麗に整頓されている人が多く見られます。

これはただペットボトルを捨てられないのではなく、ペットボトルをため込むことがこだわりとなってしまっているからです。他の人が助言しても治らない場合は、精神疾患となっている恐れがあるので、一度カウンセリングを受けるなど適切な治療を受けるべきでしょう。

5.分別を面倒に感じている

単純にペットボトルを捨てるのが面倒くさいという心理の中でも、ペットボトルを捨てる際の「分別に抵抗感を感じている人は多いです。

ペットボトルといっても、ペットボトルだけでなく、周りのラベルやキャップはプラスチックゴミです。また、ペットボトルを捨てる際は、中身を洗ってから捨てることがマナーなので、この点も「面倒だな」と感じさせてしまう理由でしょう。

一見、「ただラベルとキャップをとって水洗いするだけでしょう」と思ってしまいますが、本数がたまるほど面倒くさく感じてしまうため、悪循環となってしまうのです。

ペットボトルをため込む人は普段の習慣から意識を変えよう

ペットボトルをごも箱に捨てる女性

ペットボトルをため込んでしまう人は、上記で紹介したような様々な心理が1つ強く当てはまっていたり、あるいはいくつかの心理が複雑に混ざり合っています。

多くの場合、ペットボトルだけでなく、他のゴミや部屋の片付けも苦手意識を持っている人が多いので、普段の習慣から意識を変えていく必要があります。

  • ゴミはその都度ゴミ箱へ捨てる
  • 使ったものは毎回元の場所へ片付ける
  • 不必要なものは買わない
  • 家族と一緒に週に1回掃除の日を設ける
  • ゴミ箱を部屋に設置する

まず、すべての部屋にゴミ箱を設置し、ゴミが出るたびに必ずゴミ箱へ捨てることをルール厳守しましょう。また、ペットボトルを捨てることが習慣化するまでは、毎週1回家族で掃除の日を設けるなど、確実にゴミ捨てをする習慣を身につけるルールを家の中で作ることも有効です。

さらに、ペットボトルだけでなく、使ったものを毎回元の場所へ片付けることもルールにし、必ず実施するように意識改革します。これを毎回行うことで、徐々に自然と習慣化され、片付けやゴミ捨てが身につくようになります。

ペットボトルは飲まなくなった時点でゴミ箱へ

ペットボトルをゴミ箱に捨てる女性

いかがでしたでしょうか。ペットボトルをため込んでしまう人も、理由は様々です。しかし、ペットボトルは取っておいても結果的に使わないケースが多いです。ペットボトルは飲み終わった、あるいは飲まなくなった時点ですぐに捨てることを厳守しましょう。

この記事のタイトルとURLをコピーする

カテゴリから記事を探す

すべてみる
カテゴリを見る