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詐欺に遭いやすいのは、お年寄りだけではない!
詐欺被害に遭うといえば、お年寄りを思い浮かべやすいかもしれません。しかし、詐欺は近年数多くの種類があり、非常に手が込んでいるため騙されてしまう人があとを絶ちません。
詐欺師に騙されないためにも、どんな人が詐欺師から狙われやすいかを把握しましょう。詐欺被害に遭わないための対策も紹介しているので、参考にしてみてください。
騙されやすい人の性格や特徴6選!
詐欺師が目をつけやすい、騙されやすい人の性格と特徴をまとめました。
1.相談できる相手が少ない
相談相手がいないということは、すべての決定権が自分にあることを指しています。一見気楽でいいと思いがちですが、客観的な意見を言ってくれる相談相手が少ないと、詐欺の被害に遭いやすくなりますよ。相談することが苦手だったり、誰かを頼ることに抵抗を感じている人は要注意!
2.優柔不断で意見がまとまりにくい
なにか決め事をするときに「どうしようかな」「でもな」「そうなのかな」など自信なさげで優柔不断な人は、詐欺師から目をつけられやすくなります。気持ちが揺らいでいるということは、一押しすれば騙せる可能性が高いからです。
3.自分は騙されないと思い込んでいる
詐欺の話を聞いても、自分は絶対騙されないという自信を持っている人ほど、詐欺に騙されやすいものです。プライドが高く、人の話に耳を傾けないような自身の持ち方をしている人は要注意!
4.素直でなんでも信じやすい
相手のいうことをなんでも鵜呑みにしてしまい、信じ込んでしまう純粋な人は詐欺に遭いやすいので注意しましょう。
素直なことはとても良いことですが、相手の話に多少おかしなところがあっても気が付きにくいことがあります。
5.情報収集が下手
情報収集が上手ではない人は、騙されやすい傾向です。世の中の動きや流行などをある程度把握しておかなければ、詐欺師からの「常識ですけど」という言葉を鵜呑みにしてしまう可能性があります。
常識といわれることを知らなかったという恥ずかしさから、知ったかぶりをしてしまうと相手の思うつぼです。ある程度の常識は身に着けておきましょう。
6.頑固な性格で、周囲の言葉に耳を貸さない
自分の言うことを否定されることが大嫌いで、周囲の人の言葉に耳を貸さない頑固者は騙されやすいです。
「私が決めるから」「黙っててくれない?」など、相手を威圧的な態度で黙らせようとする人は、自分の意見が全てなので間違った選択をしていても疑いを持ちにくいのです。
詐欺に遭わないための対策
詐欺被害に遭わないためには、以下のポイントに注意しましょう。
- 相手の話をよく聞き、齟齬がないかを見極める
- 自分だけが得をするような話を持ち掛けられたら疑う
- 「助けると思って」など、人情に訴えるようなことを言われても聞き流す
- 信用できる人に相談する
息子や娘の会社の上司や先輩を名乗る人から電話がかかってきたら、まずは自分の子どもに連絡しましょう。情報を確実に確認できる手段があるならば、それを使うのが一番です。
宗教や健康食品などの勧誘は、口が上手いのが定石。最初から相手にしないよう心がけましょう。
まとめ
詐欺師は相手の顔色や言動を読み取り、お金などを騙し取れるかを見極めます。家族などの話を持ち出されたときには、指名された家族本人に連絡を取って事実確認をするのが一番です。