目次
柿の賞味期限と期待が高まる効果
秋の味覚の代表ともいえる柿。日本全国に数多くの品種があり、それぞれ風味や食感が異なります。賞味期限の目安は、冷蔵で1週間~10日ほどです。以下のような効果に期待が高まります。
- 二日酔いに効果あり…お酒を飲みながら、お酒を飲んだ後でも効果が期待できる
- 皮ごと食べて栄養up
- 柿の葉をお茶にする…ビタミンCはみかんの約30倍
皮も丸ごと食べたいのであれば、無農薬のものを選ぶと安心ですよ。柔らかくなったら苦みが甘みに変わったサインなので、見逃さないようにしましょう。
食べてはいけない『柿』4選!
食べるべきではない柿の特徴は、以下のようなものが挙げられます。
1.甘みだけでなく渋みや苦みを感じる
柿は、柔らかくなったら完熟の状態になります。実の色が濃くなり、購入時よりかなり柔らかくなっていても腐敗しているわけではありません。実がかなり柔らかくなっている状態は、渋みや苦み成分が甘みに変化したタイミングです。
それ以降は甘みの中に渋みや酸味、苦みが出てきます。これは柿の中の水分が腐敗しているためです。風味と併せて香りなどに変化がある場合は、腐敗しているかもしれません。
2.皮が破れ、汁が出ている
柿の実が裂け、中から水分が出ている場合は食べるべきではありません。柿の中の水分と繊維が分離してしまい、劣化が進んでいる証拠です。
柿の形が変化していたり、皮に不自然なしわが寄っているときも傷んでいるサインなので、見逃さないようにしましょう。
3.腐敗臭がする
見た目は大丈夫でも、腐敗臭がしているものは要注意!
- ツンと鼻を突くような酸味のある香り
- 明らかに柿とは違う香り
- カビのような悪臭
上記のような香りがしたときは、食べない方が無難です。
4.カビが発生
柿の表面に、カビができているときは破棄することをおすすめします。黒ずみや不自然なくぼみも、カビと同じくらい注意したいチェックポイントです。
このような特徴がある場合は、柿の実が炭疽病にかかっているかもしれません。カビやへこみ、黒ずみの部分だけ切除しても、菌が実全体に広まっている可能性があります。
柿を食べるときに注意したいこと
柿を食べて時には、以下のような点に注意してください。
- 食べ過ぎると下痢などの症状に注意
- カニと一緒に食べると体を冷やすかも
柿には、タンニンとペクチンという栄養素が含まれています。適量食べると便秘解消の効果が高まりますが、大量に食べてしまうと下痢の原因になるので注意してください。
また、柿とカニ双方ともに、体を冷やす効果を持っています。一緒に食べてしまうと体が冷えてしまうかも。冷えは万病のもとなので、食べ合わせに少し気をつけると安心して食べられますよ。
1日の摂取目安は、普通サイズで2個程度です。子どもや妊婦さんは、半分~1個を目安にしましょう。
まとめ
柿は秋の味覚の代表格です。食べるべきではない柿の特徴を捉え、適量食べて柿の栄養をおいしく摂取しましょう。