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淡白でクセのない白菜
白菜は、個性的な味がついているわけではありません。独特の食感を持ち合わせている野菜で、味にくせがないからこそ、鍋やスープ、サラダなど幅広い調理方法ができますよね。
しかし、白菜は調理の仕方が悪いと栄養を逃してしまうかもしれません。また、食べ方を間違えると体によくない影響が出てしまうかも。正しい食べ方もレクチャーしているので、白菜についての知識を身に着けましょう!
『白菜』にしてはいけないNG行為3選
白菜にすべきではない行動を、具体的にご紹介します。
1.外葉を洗わずに使う
白菜の外葉には、いろいろなものが付着していることがあるので注意しましょう。
- 虫
- 虫の卵やフン
- 残留農薬…体に入っても健康被害が出ない量だが、摂取しない方が無難
- 土…微生物が付着している可能性アリ
虫に関しては、外葉だけではなく内部まで侵入していることが多々あります。白菜は外葉に限らず、どの部分の葉でも使用前にしっかりと両面洗い、汚れなどを洗い流しておくと安心です。
2.火を通しすぎる
白菜はビタミンやカリウムといった高温に弱く水に溶けだしやすい栄養素を含んでいるため、長時間の加熱調理が苦手です。
水溶性の栄養素を逃さず取り入れたいのであれば、スープやお鍋がおすすめの調理法!ビタミンやミネラルを効率よく取り入れたいときは、サラダや浅漬けなどがおすすめです。調理方法に気を付けて、いろいろな調理方法を試してレパートリーを広げましょう。
3.生の状態で大量に食べる
ダイエットなどの目的で、白菜を主食にして1日1kg以上数ヶ月摂取し続けると、甲状腺ホルモンの濃度が下がってしまいます。これは、白菜に含まれているミロシナーゼという酵素が、甲状腺ホルモンを分泌させるために必要なヨウ素の摂取を阻んでしまうためです。
- 全身疲労
- 呼吸不全
- 最悪の場合、昏睡状態になることも
1日1kgの白菜となると、大玉のものになるので食べるのは大変!主食にも不向きな野菜なので、ぜひおかずとして白菜を調理してください。上記のような症状が出てしまうと、回復までにある程度時間がかかる可能性があります。
白菜の正しい食べ方
白菜の正しい食べ方は、以下の通りです。
- 丸ごと購入したら外葉から、カットしたものは中心部の葉から使う
- どの部分の葉であっても、使う前に洗う
- スープや鍋に入れて、丸ごと栄養が取れるよう配慮
- 食べ過ぎないよう注意
白菜は、どんな料理にも合う野菜なので、火を通さなくても食べられます。ダイエットなどを行うときであっても、白菜だけを大量に食べ続けるのは厳禁!
まとめ
白菜の調理方法は、難しくありません。基本的な調理方法と食べ方を守り、旬の白菜を満喫しましょう。