人参がふにゃふにゃになった時の対処法!復活させる方法はある?

人参

人参は乾燥しやすい野菜です。水分が出てしまい、ふにゃふにゃの状態のものであれは、食べても問題ありません。今回はふにゃふにゃになった人参はどうすればよいか、その対処法や賞味期限、買うときの選び方などについてご紹介します。

人参がふにゃふにゃに!食べることはできる?

人参

ふにゃふにゃになってしまった人参は、ある特定の理由によるものであれば、食べることが出来ますし、ハリを復活させることも可能です。

水分不足が原因のふにゃふにゃ人参は食べられる

水分が出て行ってしまっただけの状態の、ふにゃふにゃの人参であれは、食べても問題ありませ  ん。水分が抜けたことで失われた食感を復活させるか、加熱調理がおすすめです。

冷凍保存でふにゃふにゃになってしまった人参の対処法

人参を冷凍すると、人参の内部の水分が凍ります。この内部の水分は、凍らせると氷の塊になり、人参の細胞を壊します。

そのせいで冷凍人参を解凍すると、壊れた細胞から水分が抜け出してしまい、ふにゃふにゃになってしまう事があります。こうなってしまった冷凍人参は、炒め物や汁物の具にして使い切ってしまう事をおすすめします。

腐ったことで質が落ちた人参の見分け方

水分が抜けたせいでふにゃふにゃになってしまった人参は食べられますが、腐ってしまったせいで 質の落ちた人参は、当然食べられません。腐って食べられない、質が落ちて食べるのには適さない 人参は、以下のようなものになります。

  • 人参独特の風味ではない、異臭がする
  • ドロドロして形が崩れている
  • 乾燥が進み過ぎて表面がシワだらけになり、硬化が進んでいる
  • 表面にヌメリが出ている、カビが生えている

このようになった人参は残念ながら食べられません。

《 ポイント 》

  • 水分不足が原因のふにゃふにゃ人参は食べられる。
  • 冷凍保存でふにゃふにゃになってしまった人参は炒め物や汁物の具にして使い切る。

人参がふにゃふにゃにならない保存方法

人参を冷蔵保存

人参の乾燥を防ぎ、ふにゃふにゃにならないようにして、すぐに腐らせることなく、なるべく長く上手に保存するためのコツについてご紹介いたします。ちょっとした工夫で長持ちしますよ。

人参を冷蔵保存する方法

人参は、表面に水分がついたままにしておくと腐りやすくなるため、買ってきたら必ず袋から出します。

また、人参は乾燥に弱いのんで、むき出しでの保存は不向きです。にんじん保存は、土の中のような環境にするため、1本ずつペーパータオルで包み乾燥を防ぎ、縦に置いて保存します。

  1. 買ってきた人参は、必ず袋から出して軽く洗い、水気を拭き取ります。
  2. 人参は、1本ずつペーパータオルで包みます。
  3. 人参の上部の方を上にして2〜3本をまとめてポリ袋に入れ、軽く袋の口を閉じます。
  4. 人参の上部の方を上にして、野菜室で縦方向に立てて保存します。
  5. ペーパータオルは、人参から出る水分にで湿ってくるので、3日おきに交換します。
この状態で1ヶ月程度、保存が可能です。

人参を冷凍保存する方法

人参は冷凍保存することで、冷蔵よりも長期間保存できます。冷凍保存の場合、長くて2ヶ月程度保存できます。

ただし、人参を冷凍保存をすると解凍時に水分が流出してしまい食感が悪くなってしまいます。栄養素なども水分と一緒に流れ出てしまうため、常温・冷蔵保存よりも品質が劣化してしまう点にはご注意ください。

食感が悪くなるとマズいと感じやすくなるため、人参を冷凍保存するときは薄く小さくカットしておくことをオススメします。

  1. 買ってきた人参は、必ず袋から出して軽く洗い、水気を拭き取ります。
  2. 人参をいちょう切りもしくは千切りなど薄く小さくカットします。
  3. 沸騰したお湯で人参を軽く茹でます。少し火が通った程度であげてしまいます。
  4. 粗熱がとれたらキッチンペーパーで水分を取り除き、保存袋に入れていきます。
  5. 冷凍庫に入れるときは人参を薄く平らに並べた状態でしまうとかさばりません。
冷凍保存だと1~2ヶ月ほど保存できます。ただし、品質は劣化していくのでできるだけ早めに食べてしまいましょう。

人参を常温保存する方法

気温・湿度が低い秋から冬の季節であれば、人参を常温保存できます。保存期間は短めですが、短期間で調理する予定があるのであれば常温保存も選択肢としてアリです。

人参を常温保存する場合は、袋から取り出し軽く洗った後しっかり水気をペーパータオルなどで取り除きましょう。水気を取り除いた人参を新聞などで包み冷暗所に仕舞います。

寒くなってきた秋~冬の場合だと、約1週間まで保存できます。ただし、室内環境が暖かいとその限りではなく、冬でも天気によって気温が上昇することもあるため、できるだけ数日以内に食べきってしまうことをオススメします。

ふにゃふにゃになった人参の復活方法

人参の輪切り

水分が抜けてふにゃふにゃになった人参を元に戻す方法

  1. ボウルや、人参全体が入る容器に水を入れます。
  2. 柔らかくふにゃふにゃになった人参を①の水に浸け、1〜2日ほど放置します。

これで水分が抜けたせいで、ふにゃふにゃになった人参は水分を得て、ハリを取り戻すことが出来ます。

人参をふにゃふにゃにしないための大量消費レシピ

にんじんしりしり

人参はおそらく、冷蔵庫・野菜室滞在日数、ひっそり忘れられがちな野菜のトップ3に入るのではないかと思いますが、栄養価が高い人参を、美味しく早めに食べつくすのにお勧めなお料理メニューをこちらでご紹介したいと思います。

にんじんしりしり 二人分

千切りにしたにんじんと炒り卵で作る、沖縄の郷土料理になります。ごはんがすすみます!

材料

  • にんじん   :1本
  • 溶き卵     :1個分
  • (☆)料理酒  :小さじ2 (焼酎や紹興酒などでもOK)
  • (☆)しょうゆ :小さじ2
  • (☆)みりん  :小さじ2
  • (☆)砂糖   :小さじ2
  • (☆)顆粒のだし:小さじ1/2 (昆布や椎茸かつお風味などお好みの物)
  • ごま油    :小さじ1
  • 白いりごま  :適量

作り方

  1. 人参は皮をむいて千切りにする。
  2. 中火で熱したフライパンにごま油をひき①を入れ、人参がしんなりするまで炒める。
  3. (☆)を合わせた調味料を②に入れ中火で炒め、全体に馴染ませたら溶き卵を回し入れ、卵がふんわり固まる程度火を通したら火から下ろす。
  4. ③をお皿に盛り付け、白いりごまを散らしたら完成。
※お好みで、②と③の間に水気を切ったツナ缶を半分~1缶を混ぜ入れても美味しくなります。お子さんには、こちらが食べやすくて好評です。塩分を含むツナ缶をご使用ならば、(☆)の調味料の量を少し減らしてください。

にんじんチーズ焼き

冷蔵庫に残っている、ふにゃふにゃの人参だって美味しくなります。

材料

  • 人参   :1本
  • オリーブ油:大さじ1
  • 黒コショウ:適量
  • 粉チーズ :小さじ2
  • ナツメグパウダー:少量(なくても大丈夫です)
  • とろけるナチュラルチーズ:20g(スライスチーズ2枚でもOK)

作り方

  1. 人参は皮をむいて千切りにし、ボウルに入れておく。
  2. ①にナチュラルチーズを、スライスチーズなら細かくちぎり入れ、混ぜ合わせる。
  3. ③続けて、粉チーズと黒コショウ適量を②に振り入れ、さっくり混ぜ合わせ味をなじませる。もしあれば、ナツメグもお好み量を混ぜ合わせる。
  4. フライパンにオリーブオイルをひき、③をフライパンに広げてから炒め焼きする。
  5. 人参がしんなりしてチーズが香ばしくなったら出来上がり。お皿に盛り付けて完成。
※最初から炒めずに、③をフライパンに広げておいてから炒め始めるのがコツです。

にんじんのポタージュスープ

ヘルシーですが、美味しくしっかりお腹にたまります。

材料

  • にんじん:1本
  • 玉ねぎ : 1/2個
  • 水   :300cc
  • コンソメ:小さじ1
  • 塩   :少量
  • こしょう:少量
  • バター :20g
  • 牛乳  :100cc   (低脂肪乳や無脂肪乳、豆乳で代用もOK。お好みでどうぞ)

作り方

  1. 玉ねぎはみじん切りにし、人参は水でよく洗い皮ごとすりおろしておく。
  2. 鍋を中火にかけバターを入れて溶けたら、①の玉ねぎを入れて、焦げないように火加減しながら透明になるまで炒める。
  3. ②に人参を加え、弱火でじっくり炒めて水分を飛ばす。
  4. ③の水分がなくなったら、水とコンソメを加え、10分間煮込む。
  5. 牛乳を加え、ひと煮立ちしたら、塩、こしょうを加え味を調えて完成。
※牛乳や豆乳は、熱しすぎると分離しやすいので、沸騰しないように弱火で調整してください。また、ブレンダーやミキサーを使うと、楽に下ごしらえが出来ますし、よりなめらかに仕上がります。

人参グラッセ

人参と調味料を煮詰めることで簡単に調理できます。

材料

  • にんじん:1本
  • 水:200cc
  • バター:10g
  • 砂糖:10g
  • 塩:適量

作り方

  1. 人参は皮を剥いて食べやすいサイズにカットします。輪切り・乱切り・シャトー切りいずれでも可。
  2. 煮崩れ防止のためカットした人参を面取りします。(切り口の角を薄く落として丸くします。)
  3. 鍋に材料を入れ沸騰させます。
  4. 沸騰したら弱火にし、フタをして10分加熱します。
  5. フタをとり煮汁が少なくなるまで中火で加熱。照りが出てきたら完成です。このとき加熱し過ぎて焦がさないようご注意ください。
※照りが出てきたら煮汁が残っていても加熱を止めて大丈夫です。バターは無塩・有塩どちらでも問題ありません。有塩の場合は塩加減にご注意ください。

キャロットクッキー

ふにゃふにゃになった人参をクッキーにすることで、野菜嫌いなお子さんでも美味しく食べられます。

材料

  • にんじん:1/2本
  • 小麦粉:80g
  • バター:40g
  • 砂糖:20g
  • ベーキングパウダー:3g

作り方

  1. 人参は皮を剥き、おろし金ですり下ろします。
  2. バターを電子レンジに10~20秒かけ溶かします。
  3. ②のバターに①と小麦粉・ベーキングパウダー・砂糖を加え、よく混ぜ合わせます。
  4. ③の生地を冷凍庫で30分寝かせます。
  5. ④の生地をお好みのサイズ・形に成型します。
  6. 170℃で予熱したオーブンで20分前後焼いて完成。
※使用するオーブンによって焼き時間が変化します。様子を見ながら加熱時間を微調整してください。砂糖の量はお好みで調整してください。

人参の選び方

人参

こちらでは、人参を買う際の美味しい人参の選び方について、ご紹介いたします。

人参の旬は秋から冬

人参の旬は秋から冬で、旬の人参は甘味が豊富で美味しく食べることができます。おいしい人参の見分け方は、赤みが濃いものを選ぶことが大切です。合わせて、ひげ根が少ないもの、付け根の直径が小さいものを選ぶことがポイントになります。

反対に、避けた方が良いのは、軸の部分が太い人参です。このような人参は、芯が太くて固く、食べにくいです。

オレンジ色の物を選ぶ

人参は表面のオレンジ色が濃いものほど美味しく栄養豊富です。人参のオレンジ色は栄養素のβカロテンに由来するものです。当然、オレンジ色が薄い人参よりも濃く鮮やかな物の方が栄養状態がよくなります。

茎の断面もチェック

鮮度のいい人参を選ぶときは、茎の断面もチェックしましょう。茎の断面部が茶色く変色している場合、収穫日から日数が経過して味や栄養などの品質が劣化している可能性が高いです。

また茎が小さい人参は葉より根に栄養がたまっているため、より品質が優れています。スーパーなどで売られている人参は葉の部分をカットした物が多いため、選ぶ際は茎部分もチェックしましょう。

最後に

人参

いつまでも冷蔵庫の片隅に残りがちな人参は、最後にふにゃふにゃになってしまうことはよくあるのではないでしょうか。

人参は、つい皮をむいての調理が多くなりがちですが、本来は、皮ごと食べれば摂取栄養量がさらにアップします。実は、人参の皮と実の間に一番栄養が詰まっていますので、可能であれば皮をむかずに調理した方が、無駄なく栄養を摂取できます。

汚れや農薬が気になる場合は、なるべく薄く皮をむいたり、たわしやスポンジなどで表面を軽くこすって洗って調理すると良いでしょう。ふにゃふにゃの人参も、最後の一本まで美味しくお召し上がりください。

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