目次
エアコン掃除は定期的に!冷房・暖房効率にも影響大
皆さんはエアコンの掃除を定期的に行っていますか。稼働率の高い夏場や冬場は、特に頻繁に掃除をしなければ、埃が内部にたまってしまい、カビの温床となってしまう恐れがあります。
また、汚れや埃が溜まってしまうことで、エアコンの冷房機能や暖房機能などの機能性効率も悪くな理、余計な電力を多く使用することで電気代が高くなりやすいです。
エアコンの汚れを放置していると、こうした様々な悪影響が出始めるので、なるべく定期的に掃除するよう心がけましょう。
エアコン掃除は2週間に1回が理想的
エアコンは1シーズンに1回を目安に掃除すればOKと思われがちですが、稼働率の高い夏場や冬場は、2週間に1回を目安に掃除するのが理想的です。
実際、エアコンの説明書などを確認すると、2週間に1回、あるいは1ヶ月に1回掃除することを推奨している文章が記載されているものが多いです。
壊れてしまう恐れも…エアコンの『間違った』掃除方法5選
エアコンを使う頻度の高い夏場や冬場は、2週間に1回、最低でも1ヶ月に1回はエアコン掃除を行うべきです。しかし、間違ったエアコンの掃除方法は故障の原因にもなります。ここではエアコンの間違った掃除方法を紹介するので、掃除する際は気を付けましょう。
1.運転中やコンセントを挿しっぱなしで掃除する
エアコンを掃除する際、電源を入れた状態で掃除しようとする人は少ないと思います。しかし、意外と見落としがちな部分がコンセントです。コンセントを挿しっぱなしで掃除を開始すると、感電してしまう恐れがあります。
また、運転したまま清掃しようとすると、怪我にもつながりますし、運転中に無理やり部品を外そうとすることで故障の原因にもなります。エアコンの掃除をする時は、必ず電源を切り、コンセントを抜いてから開始しましょう。
2.カビ対策として塩素系アルカリ性洗浄剤を使う
時々、エアコンの内部にカビが発生しないようカビ対策として市販の塩素系アルカリ性洗浄剤をフィルターなどにスプレーする方がいます。しかし、塩素系アルカリ性洗浄剤を使ってしまうと、悪臭や故障の原因になります。
塩素系アルカリ性洗浄剤を使用することで、部品が錆びてしまったり、腐ってしまったりする恐れがあります。すると、エアコンが正常に機能しなくなり、故障の原因となります。
カビ対策として塩素系アルカリ性洗浄剤を使うのではなく、頻繁に掃除することでカビの繁殖を抑えるようにしましょう。
3.フィルターを力強くこする
エアコン掃除の1つとして、フィルター掃除があります。フィルターはとても薄く繊細な部品なので、力強くこすってしまうと破れたり変形したりする恐れがあります。
フィルターが破れたり変形してしまうと、エアコンが正常に作動しなくなったり故障の原因となったりします。ダメージを与えすぎないよう歯ブラシなどを使い、優しくこすり洗いするようにしてください。
4.市販のエアコンクリーナーを使う
ホームセンターなどで市販のエアコンクリーナーを見かけることがあります。エアコンクリーナー自体は正しく使用することで、エアコンを綺麗に洗浄することができますが、少しでも間違った使い方をすると逆効果となる恐れがあります。
エアコンクリーナーを中途半端に使ってしまい、汚れが残ってしまうと、そこからカビが発生しやすくなったり水漏れの原因になったりすることもあります。
実際、専門業者の方も個人でエアコンクリーナーを使う行為はリスクが高いと注意喚起しており、様々なトラブルが相談されていることを報告しています。市販のエアコンクリーナーはなるべく控え、正しい方法で掃除しましょう。
5.エアコンを分解して隅々まで掃除を試みる
ネットや動画サイトなどでエアコンを分解し、内部まで綺麗に掃除するという情報が上がっていることもあります。しかし、素人が独学でエアコンを分解する行為は、非常に危険です。
エアコンを分解している最中に感電したり怪我をしたりする恐れもありますし、何より少し間違えるとエアコンが壊れて使えなくなってしまいます。分解できたとしても、正しく元に戻すことができないなどのトラブルも多いので、エアコンの分解は絶対にしないでください。
自宅で簡単に実践!定期的なエアコンの掃除方法を解説
エアコンを掃除する時は、危険や故障を避けるために正しい方法で掃除することが大切です。自分でエアコン掃除する際は、以下の順序で掃除を実践しましょう。
- 電源を切り、コンセントを抜く
- カバーを開けてフィルターとルーバーを取り外す
- フィルターやルーバーの埃を掃除機で吸い取る
- 風呂場などで歯ブラシと洗濯用洗剤を使い汚れを落とすように優しくこすり洗いする
- シャワーでしっかり洗剤を洗い流す
- 乾いた雑巾などでしっかり水分を拭き取り、完全に乾くまで乾燥させる
- 正しい順序でフィルターとルーバーを取り付け、しばらく送風運転を行う
部品を水洗いした後は、必ず完全に乾ききってからエアコンに戻すようにしてください。少しでも濡れている状態でエアコンに取り付けてしまうと、エアコン内部でカビが発生する原因になります。
以上の正しい方法を理解した上で、定期的にエアコン掃除をするようにしましょう。
エアコンは正しい方法で定期的に掃除しよう!
いかがでしたでしょうか。エアコンは正しい方法で定期的に掃除することで、長く快適に使うことができます。また、電気代にも影響を及ぼすため、電気代がなぜか高くなった時は、エアコンの掃除を検討しましょう。