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風が強い日は要注意
風が強い日は、危険なことがたくさんあります。まず、風が強くなりやすい条件を確認してみましょう。
- 台風
- 吹き返しの風
- 季節風…春一番や木枯らしなど
- 偏西風
- 竜巻
- 山からの吹きおろしなど
住んでいる地域などによって、強い風が吹きやすくなる条件が異なります。風が強いと、思いもよらぬ事故に巻き込まれることがあるかもしれません。けがを負ったり、場合によっては周囲の人に迷惑をかけることもあるので十分注意しましょう。
風が強い日にしてはいけない『NG行為』4選!
風が強い日に行ってしまうと、危険を伴ったりなんらかの被害を被る可能性のある行動をまとめました。
1.外出する
強風時の外出は、大きなリスクを伴います。
- 転倒によるケガ
- 飛んできたものが当たる
- 風に押されて、海や川などに転落するなど
少しぐらい大丈夫、という油断は不慮の事故を招きやすくなります。強風のときは、できるだけ家にいるよう心がけてください。
2.洗車する
風が強いときは、目に見えないチリやホコリがたくさん飛んでいます。そんなときに洗車をして車をスポンジこすり洗いすると、車に目には見えない無数の傷がついてしまうかもしれません。
洗車はもちろん、ワックスがけもNG!天気がよく、風のない日に車のメンテナンスを行いましょう。
3.風で飛んでいくものを外に置く
風が強いと飛んで行ってしまうものを外に置いておくと、近隣の人に迷惑をかけてしまうかもしれません。
- 紙やビニールなどのゴミ
- 鉢植えやプランター
- ガーデニンググッズや子ども用の外遊びおもちゃ
- 引き抜いた雑草など
風の強さによっては、自転車なども飛ばされてしまうこともあります。特に台風や竜巻が近づいているときは、早めに飛ぶ可能性のあるものを家の中に入れましょう。
4.野外で火を扱う
風が強いということは、火の粉が飛びやすい状態といえます。
- 花火をする
- 田畑や山の野焼きの実施など
野焼きは、市への届け出を行わなければならない地域が非常に多いため、実施する前に確認を行っておきましょう。野焼きをすると、火の粉が飛び散るだけでなく煙も流れていくため、広範囲の住宅に多大な迷惑をかけてしまいます。
風が強くなる前にやっておきたいの対策
天気予報などの情報で、数日内に強い風が起きそうな予報が出ていた場合、以下のような対策を取りましょう。
- 軽いものを家の中に仕舞う
- 強風で転落や移動が予想されるものを収納する
- 飛びやすいものを固定する
- 火が起きる可能性があるものがないか確認
- 窓ガラスが割れないよう、段ボールなどで強化
- 停電対策をしておく
- 自然災害によるライフラインの停止を見越した食料の準備
風が強いということは、電線になんらかの被害が出る可能性があります。大きな台風が接近するとなると、状況によっては停電だけでなく断水の可能性があり、避難を余儀なくされることも。なにが起きてもしのげるよう、ある程度の準備は早めに整えておきましょう。
まとめ
風が強いということは、思いがけないトラブルが起きてしまうことが想定されます。近隣住民に迷惑をかけないよう、事前に対策を取って早めに防災対策を整えておきましょう。