布団が臭くなる『NGな干し方』5選!予防するための対策は?

ベランダに干した布団

お天気の良い日に布団を干したのに、ふかふかでなかったり、臭いとショックですよね。干した布団のニオイが気になる原因は干し方に問題があるかもしれません。布団が臭くなる『NGな干し方』と予防するための対策についてご紹介します。

布団の天日干しの効果

ベッドメイキングをする女性

布団を天日干しにするとふかふかになり気持ち良いですよね。これは外に干すことで、内側にこもっていた湿気が飛ばされ、布団を乾燥できるからです。他にも、布団を干すと、湿気が取り除かれ雑菌やダニの繁殖を一時的に抑えることができ、カビ対策にもなります。

また、太陽光の紫外線による殺菌効果や、天日干しによって水分が飛ばされる分、汗や皮脂が洗い流されるわけではありませんが、ニオイも感じにくくなるなどの効果が期待できます。

布団が臭くなる『NGな干し方』5選!

ベランダの布団干し

1.「朝」や「夕方」に干す

布団干しに適した湿度は「50%以下」とされていて、湿度の高い時間帯に干すと湿気を吸収して臭いの原因となります。気温が上がらない朝は湿度が高く、梅雨が明けた夏の時期でも時間帯によっては湿度が高いのです。

午後1時頃がもっとも湿度が低い時間帯となっていますが、夕方4時ころからは湿度が上昇傾向に入りますので、梅雨が明けた夏の時期でも、夕方まで干し続けるのは避けましょう。長時間干すのは、強い陽射しによって布団が日焼けしたり、生地が色あせる原因となります。

また、雨が降った翌日は地面からの水蒸気が原因で湿度が高くなりやすいです。晴れていれば午前10時くらいには大気中の湿度も下がってくると言われていますので、布団を干す時間帯に適しているのは、晴れた日の10~14時がおすすめです。

2.カバーを洗濯しないで干す

布団で眠る女性

布団カバーについた汗や皮脂汚れはニオイの原因となります。布団を干しているのに布団が臭くなる場合は、カバーについた汗や皮脂汚れが原因かもしれません。人は寝ている間に大量の汗をかきます。

その染みこんだ汗や皮脂が原因となって、見た目は汚れていなくても実は肌から出た汚れがいっぱいついています。週に1回程度定期的に洗うカバーを、干した後の布団に使うようにしましょう。

3.太陽の光を当てすぎる

独特なあの「お日様の匂い」と言われているものは、布団の綿などの繊維が太陽光によって分解されて発生することが、大手化粧品企業の研究によって明らかとなりました。

この「お日様の匂い」は、リラックス効果も確認されているそうですが、人によっては苦手と感じることもあるようです。布団を干した後のお日様の匂いが気になる、という方は、太陽の光を当てず風通しの良い日陰で干すのがおすすめです。

4.布団を片面しか干さない

布団干し

布団は、肌が触れて湿気が溜まりやすい表面だけでなく、床と接する裏面も両面干すようにしましょう。裏面は汗や皮脂汚れはつきませんが、布団と床の温度差により、気温が下がる季節は結露により湿りやすくなります。

湿気を帯びている布団はイヤなニオイの原因になりますので、布団は片面につき1〜2時間を目安に干して、両面しっかり乾燥させましょう。

5.干した後すぐに収納する

天日干しした布団は熱を持っているため、そのまま収納すると熱が下がるときに湿気が発生する可能性があります。

せっかく、天日干しで乾燥させてもここで湿気を帯びてしまうと、カビの発生やイヤなニオイの原因となることもありますので、布団を取り込んだ後、しばらく待って内部の熱が冷めてから収納するようにしましょう。

取り込むときに布団を強く叩くのもNG!

大きな洗濯ばさみと布団たたき

天日干しをした後、布団を取り込むとき布団たたきでバンバン強くたたくのはNGです!たたくことでホコリが落ちているように見えますが、実は中わたの繊維がつぶれて、布団が傷んできます。

布団を取り込む際は、布団の表面を撫でるように布団たたきを横にすべらせ、ホコリを払うようにするか、掃除機を使ってホコリを吸い取ってくださいね!

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