スイカと食べ合わせがNGな食べ物とは?相性が悪い理由も解説!

スイカと天ぷらイラスト

夏の定番!スイカと食べ合わせが悪い食べ物といえば何を思い浮かべますか?食べ合わせが悪いと体調を崩したりお腹が痛くなったりすると言われていますが、スイカと食べ合わせが悪いもので有名なのは「天ぷらや唐揚げなどの油もの」ではないでしょうか。他にも普段何気なく食べている物の中で食べ合わせが悪いものに「うなぎ×梅干し」などもあります。ここではスイカと食べ合わせが悪いものとその理由を解説します。

スイカと食べ合わせが悪い食べ物とは

天ぷら

スイカと食べ合わせがNGな食べ物には意外なものがあります。

冷たいスイカを食べると体内の熱を逃がしてくれるだけでなく、ダイエットや美容にも効果的と言われていますが、食べ合わせを間違えると逆効果になることもあります。

そこで、スイカと食べ合わせが悪いと言われている食べ物をご紹介します。

天ぷらや唐揚げなどの油もの

天ぷらとスイカは食べ合わせが悪いと昔から言われているので、知っている人も多いのではないでしょうか。

相性の悪さを表す言葉に「水と油」がありますよね。水分の多いスイカと天ぷらや唐揚げなどの油分を多く含む食材は、「水と油」であまり食べ合わせが良くないと言われています。

夏に天ぷらや唐揚げを食べる機会があると思いますので、たくさん揚げものを食べた時には、少しスイカを控えたほうがよいかもしれません。

ビールやコーヒーなどの利尿作用を持つ飲み物

飲み物の中で利尿作用が高いとされるビールやコーヒーなども、油ものと同じようにスイカとの相性があまり良くないと言われています。

ビールやコーヒーなどの利尿作用に加えて、スイカがもともと持っている利尿作用が重なってしまい、体内から水分を排出しすぎる状態になってしまうからなのでしょう。

体から水分が抜けすぎると、脱水状態になってしまう可能性もあるので、ビールやコーヒーを飲みながらスイカを食べるのは避けた方がよさそうです。

特にスイカは汗をかきやすい夏場に食べるものなので、よけいに水分が体から出てしまいます。普通に食べる分には大きな影響はないので、適度な量を食べるようにしましょう。

《 ポイント 》

  • 水分の多いスイカと油分が多い天ぷらなどの揚げものは食べ合わせが良くない。
  • ビールやコーヒーとスイカは利尿作用が重なるので食べ合わせが良くない。

スイカと食べ合わせが良くない理由

腹痛イラスト

スイカの食べ合わせは、スイカの特徴が分かれば理解できます。

スイカは胃液を薄める

スイカの果肉部分の成分は、およそ90%が水分で残りの10%が糖分や栄養素です。

水分が多いスイカを食べると、消化液など様々なものが含まれている胃液が薄まるので、消化の能力は自然と下がってしまいます。

また、天ぷらなど油の多い揚げ物は、脂質を多く含むため普通の食材よりも消化に時間がかかり胃に負担をかけてしまいます。

スイカは胃腸を冷やす

そして、体を冷やす作用がある冷たいスイカを摂取すると、胃腸が冷えて内蔵の動きが鈍くなります。

その結果、「消化に負担がかかる」食べ物と、「胃腸を冷やして消化機能を低下させる」食べ物の組み合わせは避けるようにといわれてきたのでしょう。

このように、消化しにくい食材と胃腸を冷やすスイカは、体に悪影響を及ぼすことも考えられますので食べ合わせが悪ということになります。

どちらも食べ過ぎなければ問題ないのですが、元々胃腸が弱い人や油っぽいものや冷たいものを食べると消化不良を起こして体調が悪くなりやすい方にはおすすめしない食べ合わせです。

スイカ以外にも、かき氷やアイスクリームなどの冷たいものを一緒に食べるのも、同じように胃腸に負担をかけてしまうので気を付けたいところです。

《 ポイント 》

  • 水分が多いスイカを食べると胃液が薄まり消化機能が低下する。
  • 消化に負担がかかる揚げ物と胃腸を冷やす食べ物を摂取すると消化機能が低下する。

スイカ以外で食べ合わせが悪い食べ物

うなぎと梅干し

スイカと食べ合わせが悪いものは天ぷらや唐揚げなどでしたが、その他の食べ物で組み合わせが悪いといわれているものにはどのような食材があるのでしょうか?

「うなぎ」と「梅干し」

脂がのった栄養たっぷりのうなぎとすっぱい梅干しは、古くから食べ合わせがよくないとされてきました。実はこの二つ、相性は悪くありません。

梅干しは胃酸を増やす作用があるため、油分の多いうなぎの消化を助けてくれる一面もあるのだとか。それなのになぜ、うなぎと梅干しを一緒に食べることが避けられてきたのでしょうか。

脂っぽい食べ物も酸味の強い食べ物も、どちらも胃腸に負担をかけるので、一緒に食べると良くないという考え方があったのでしょう。

特に暑い夏は胃腸が弱り気味です。確かに、胃腸が弱っている人にはあまりおすすめできない組み合わせかもしれません。

他にも、梅干しが胃酸の分泌を促し食欲を増進させ、高価なうなぎを食べ過ぎてしまうことから、ぜいたくを戒めるという意味もあったようです。

いずれにしても食べ過ぎは消化不良を起こし、体調不良の原因になりますので腹八分目を心掛けた方が良さそうですね。

「きゅうり」と「トマト」

キュウリとトマトはサラダの定番の組み合わせですが、キュウリに含まれるアスコルビナーゼという酵素が、トマトに豊富に含まれるビタミンCを破壊してしまうのだそうです。

「ところてん」と「生卵」

食物繊維が豊富で整腸作用のあるところてんや生卵は、いずれも消化に時間がかかる食品です。消化の悪い食品を組み合わせて食べると、胃腸に負担がかかり、消化不良を起こすことがあります。

「豚肉」と「冷たいソバ」

健康維持に欠かせないビタミンB1が豊富な豚肉は、体を冷やす作用もあります。そのため、冷たいソバと組み合わせることで、内臓を冷やし、胃腸に負担をかけてしまいます。合わせて食べるなら、温かいソバにしましょう。

「サンマ」と「漬物」

普段の食事や定食に登場しそうな組み合わせですが、実はこの2つを組み合わせると、発がん性物質が合成される危険性があるのだとか。

サンマを焼いたときに出る「ジメチルアミン」と、野菜が発酵する過程で出る「亜硝酸塩」の組み合わせが発がん性物質になってしまうようです。

「レバー」と「ミョウガ」

ビタミンA、B群、葉酸、鉄分など多くの栄養素を含むレバーとミョウガを一緒に食べると、せっかくの栄養素が無駄になってしまいます。

これは、薬味としてよく使われるミョウガの苦味成分が、胃腸の働きを抑えるからです。その結果、レバーに含まれている栄養素の吸収されにくくなるので、組み合わせて食べないほうがよさそうです。

「カニ」と「柿」

カニと柿はあまり一緒に食べることはないですが、古代中国の薬学書に記載されているように、避けた方がよい食べ合わせと言われています。

中国の漢方薬や薬膳では、カニも柿も体を冷やす作用のある「寒」の食材とされています。秋から冬にかけて旬を迎えるカニや柿は、体を冷やす食材なので、寒い季節にこの2つの食材を組み合わせるのはおすすめしません。

「柿が赤くなれば医者が青くなる」と言われるように、柿はビタミンCが豊富な健康果実として知られています。ただし、冷え性の人や産後・体調不良の人は食べ過ぎに注意が必要です。

《 相性が悪い食べ合わせ 》

  • 「うなぎ」と「梅干し」
  • 「ところてん」と「生卵」
  • 「きゅうり」と「トマト」
  • 「豚肉」と「冷たいソバ」
  • 「レバー」と「ミョウガ」
  • 「蟹」と「柿」

スイカの効果的な食べ方

スイカとスポーツドリンク

スイカはスポーツドリンク代わりになる

「夏の果実の代表」というイメージがあるスイカは、熱中症予防にもなり夏場の健康をバックアップしてくれる食べ物です。

熱中症を防ぐためには何より水分補給が重要ですが、スイカは水分が90%以上と非常に豊富で、糖分、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルが含まれています。

そこに食塩を適量加えるとスポーツドリンクと同じ効果が期待できるので、栄養学的に理にかなっていると言えるでしょう。

スイカは甘いから太る?

気になるのがスイカのカロリーです。生のスイカはほとんどが水分で、そのカロリーは100gあたり37kcalと、他の食材に比べて格段に低めです。

おまけに、食物繊維も豊富で十分な満腹感が得られるので、ダイエットにも効果的といえるでしょう。スイカは甘いから太ると思っている方、スイカの食べ過ぎで太ることはありませんのでご安心ください。

美肌効果、美白効果が期待できる

古くから薬膳としても用いられてきたスイカですが、近年の研究によって美肌美白効果に期待できることがわかりました。

新陳代謝を促し肌の健康を保つビタミンAや、美肌を損なう活性酸素を除去する力の強いリコピンなどが豊富に含まれています。

加えてビタミンCは、シミの原因になるメラニン色素の形成を押さえてくれるほか、肌の弾力性を保つコラーゲンの形成にもつながるため美白効果やシワの予防効果に一役買ってくれそうです。

むくみを改善できる

女性の悩みのひとつでもある「むくみ」のほとんどが、血液循環が悪くなり水分がたまるのが原因です。スイカには血流状態を改善してくれるアミノ酸が含まれているため、手足のむくみの改善効果が期待できます。

さらに、スイカに含まれている豊富なカリウムは、高血圧予防や骨粗しょう症予防にも効果があるようです。

夏バテ防止には「朝スイカ」がおすすめ

ここでオススメしたいのが「朝スイカ」です。水分が豊富で食欲が落ちる夏場でも口に入れやすく、睡眠中に消費した脳のブドウ糖を手軽に補給できるので、朝から頭をスッキリさせてくれるでしょう。

朝にどうしても食欲がないという方はスイカジュースがおすすめです。スイカ200gにお好みで他の果物や野菜をプラスして、ミキサーにかけてフレッシュジュースを作ってみてはいかがでしょうか。

最後に

スイカイラスト

今回はスイカと食べ合わせが悪い食べ物について紹介してきました。

「天ぷら×スイカ」「うなぎ×梅干し」以外にも、普段何気なく食べている物の中に、食べ合わせが悪い食べ物っていろいろあるんですね。

意外な組み合わせもあると感じた方もいるのではないでしょうか。

適度な量を食べるのであれば、同時に食べても大きな影響はないのでしょうが、念のため、食べ合わせが悪い食べ物もあるのだと頭の片隅にインプットしておいたらいいかもしれませんね。

最近は簡単に持てるサイズの小玉スイカも豊富に出回っています。今年の猛暑に負けないよう、甘くてジューシーなスイカを味わってみませんか?

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