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夏に海遊びは最高!マリンスポーツを楽しむ人も
皆さんは夏になるとどのような遊びを楽しみますか。山に行く人もいれば、暑さをしのぐために海へ行くという人も多いでしょう。
夏に海遊びは暑さを軽減することができますし、何より夏らしい遊びを楽しむことができるので最高ですよね。小さなお子様のいるご家庭であれば、砂浜でカニやヤドカリを探してみたり、貝殻拾いをして遊ぶのも良い思い出になります。
中には、新しいチャレンジとしてマリンスポーツを始める人もいるでしょう。サーフィンやカヤック、スキューバダイビングなど、海で楽しめるマリンスポーツだけでも多くの種類のスポーツが楽しめます。
海で遊ぶのは楽しい!でも水難事故や熱中症にも要注意
子どもから大人まで、海は様々な遊びを楽しめます。夏ならではの雰囲気を感じられるので、毎年必ず行っているという人も多いでしょう。
しかし、毎年夏になると水難事故や熱中症で倒れた人がいるというニュースが報道されています。特に海は波が激しいですし、大きな自然の脅威を感じやすい場所です。日差しの強く照り返すので、熱中症や日射病、さらに脱水症状にも注意が必要です。
命を落とすケースも…海でしてはいけない絶対NG行為5選
楽しい一方で危険も多い海。海で遊ぶ際には、安全や健康面に注意しながら楽しむ必要があります。ここでは。海でしてはいけない絶対NG行為を理由とともに紹介するので、今年の夏はこれらの行為に気をつけて安全に楽しみましょう。
1.遊泳禁止のエリアに入って遊ぶ
まず、海で遊ぶ時に絶対に守らなければいけないルールとして、遊泳禁止と看板が立てられているエリアには入らないことです。
遊泳禁止とルールが定められているエリアは、何らかの理由で入ったり海遊びをしてしまうと危険を伴うエリアです。例えば、クラゲなどの危険な生物が泳いでいたり、並みに満ち引きが激しかったり、高波が起きやすいなどです。
毎年、遊泳禁止のエリアに入り、水難事故で溺死してしまう人が大勢います。「自分は大丈夫」と高を括らず、ルールには従うようにしましょう。
2.体調不良や睡眠不足で海遊びを実行する
「なんとなく頭がぼーっとする」「少し風邪気味」など、ちょっとした体調不良であっても油断は禁物です。
海遊びは想像以上に体力を消耗します。そのため、ちょっとした体調不良であっても急激に悪化し、海遊びの最中に意識を失ってしまったり、正常な判断ができなくなったりする恐れがあります。
また、前日あまり眠れていない場合も要注意です。睡眠不足の状態で海に入ると、正常な判断ができないだけでなく、体力の消耗により、突然の睡魔や怠さを感じるようになります。睡眠不足による水難事故も多発しているので、無理に海遊びをせず、砂浜の日陰で過ごすなどしましょう。
3.悪天候で海遊びを実行する
前々から予定していた海遊び。雨や強風で予定をキャンセルするのは残念に感じますよね。しかし、これも安全のためです。海は自然の環境下なので、ちょっとした天候の変化で波の高さや激しさが左右されます。
「強風くらいどうってことない」と甘くて見て海に入ったら、思ったより波が激しく、海岸まで戻れなくなってしまったというケースも珍しくありません。最悪の場合、死亡事故につながる可能性もあるため、悪天候での海遊びはやめましょう。
4.入水中にふざけて抱きついたり引っ張ったりする
家族や友人と海に入った時、ふざけて突然抱きついたり引っ張ったりするおふざけ行為を見かけます。プールでも危険視されている行為なので、大自然の海の中では特に危険です。
単純に遊んでいるつもりだったのに、息をするタイミングを間違えて海水を飲み込んでしまい、パニックを引き起こして溺れてしまうというケースも多いです。
最悪の場合、楽しいはずの海遊びが死亡事故という悲劇を招く恐れもあるため、入水中は安全な方法で楽しむようにしましょう。
5.アルコールが入った状態で海に入る
大人に関しては、砂浜や海の家などでアルコールを楽しむ人も多いでしょう。しかし、アルコールが入った状態で海に入るのは非常に危険です。毎年、お酒を飲んだ後に海に入り、酩酊状態で溺れてしまう人が必ず現れます。
お酒を飲み、海に入る時は酔っている感覚がなくても、海に入ると体力を消耗し、一気に酔いがまわることがあります。非常に危険なので、お酒を飲んだ後は海に入らないようにしましょう。
子供からは絶対に目を離さないで!少しの油断が死を招くことも
最後に、ご家族で海に遊びに行く際は、小さなお子様が一緒に行くご家族も多いでしょう。夏の海は人が多い上、小さなお子様はその雰囲気の目の前に広がる大きなプール(海)に大はしゃぎします。
普段は親の言うことをしっかり聞く子でも、親の指示が耳に入らず、遊びに夢中になって我を忘れてしまうお子様も多いです。
したがって、親御さんはお子様からひと時も目を離さないように注意してください。少し視線を外した隙に自分の子どもの姿を見失ってしまい、水難事故につながってしまう可能性も考えられます。
また、近年は様々な事件が起こるため、海で親が目を離した隙に小さなお子様を誘拐してしまう事件もリスクが0ではありません。
こうした様々な危険性が考えられるので、ご家族で海へお出かけする際は、親御さんは必ずお子様と一緒に行動し、目を離さないように注意してください。
海には多くの危険が…リスクは負わず安全に楽しもう
いかがでしたでしょうか。海は想像以上に危険が潜んでいます。ちょっとした油断が命取りになるケースも非常に多いです。夏の良い思い出を作るためにも、リスクとなる行為は避け、安全に楽しむことを第一に考えましょう。