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みずみずしくて甘〜い桃は子どもも大人も大好き♡
夏になるとスーパーなどで販売が開始される桃は、みずみずしく爽やかな甘さが食べやすい果物です。柔らかいため、小さな子どもから高齢の方まで食べやすく、家族みんなで美味しく味わえる果物ですよね。
また、桃にはビタミンCやカリウム、ペクチン、ビタミンE、ナイアシンなど、美容に嬉しい栄養素が多く含まれています。水分量も多く、体の健康を維持する上でも重要な栄養素なので、夏場は積極的に摂取したい果物でもあります。
桃の賞味期限はどのくらい?正しい保存方法を解説
多くの人に愛されている美味しい桃ですが、スーパーで販売されている桃は追熟が進んでいないため、家で正しく追熟させる必要があります。そんな桃は、どのくらい日持ちするのでしょうか。ここでは賞味期限と美味しく食べるための正しい保存方法を解説します。
常温で2〜3日!冷蔵保存すると1週間日持ち可能
桃の最も適した保存方法は常温保存です。これは、前述したように追熟が進んでいない桃が多いため、常温で保存することで、追熟させる必要があるからです。
しかし、常温で保存し続けると、桃は2〜3日しか日持ちしません。そのため、基本的には購入してから2〜3日のうちに食べ切るべきです。
冷蔵保存すると1週間ほど長持ちしますが、追熟させることができないので、以下の方法で追熟させた後、冷蔵庫で保存するようにしましょう。しかし、この場合も常温で2日ほど保存しているため、腐る前になるべく早く食べ切る必要があります。
桃を美味しく食べるために…正しい保存方法は?
桃を美味しく食べるためには、冷蔵保存する前に常温で追熟させる必要があります。
- 新聞紙やフルーツキャップで包み、保存袋に入れた状態で2日ほど常温保存する
- 2日ほど追熟させたのち、ラップで包んで保存袋に入れ、冷蔵庫に保存
最も良い方法は、2日ほど追熟させた後、1時間ほど冷蔵庫で冷やしてから食べる方法です。2〜3日のうちに食べるようであれば、この方法が最も美味しく食べられる桃の扱い方といえるでしょう。
しかし、2〜3日のうちに食べきれない場合は、追熟させた後、上記の方法で冷蔵保存します。この場合も、2日ほど常温で放置しているため、あまり日持ちはしません。なるべく早く食べ切るようにしてください。
傷み始めている可能性大!食べてはいけない『桃』5選
では、傷み始めた桃はどのようなサインが見られるのでしょうか。以下のようサインが現れた桃は、すでに腐っている可能性が高いので、もったいないと感じるかもしれませんが、食べずに廃棄してください。
1.茶色く変色する
通常、新鮮な桃は薄くピンクがかった白色をしています。しかし、徐々に鮮度が落ち劣化していくと、色味が変色するので注意が必要です。
桃が全体的に茶色く変色している場合、すでに傷み、腐っているサインです。表面からはわからなくても、切った際に中身が茶色く変色していることもあり、この場合は中身が傷んでいる証拠です。食べずに廃棄するのが安全です。
2.弾力がなく触ると水分が漏れ出てくる
桃は水分量の多い果物です。時間が経過すると、水分が中から漏れ出てくるため、弾力がなくなり、触るとぶよぶよと柔らかい感触に変化します。
ハリがなく、食べるにも食感が著しく劣化していますし、何より腐っている可能性が非常に高いので、食中毒を避けるためにも食べずに廃棄してください。
3.生ゴミのような異臭を放っている
通常、無臭、あるいはほんのりと甘い香りを漂わせている桃ですが、傷み始め、腐ってしまうと生ゴミのような明らかに違和感を感じる異臭を放ちます。このようなサインが見られたら、明らかに異常を生じているため、食べるのを諦めてください。
4.中や種にカビが生えている
外見では異常を確認できない場合でも、食べようと包丁を入れたところ、中に異常が見られて食べられなかった、というケースも多いです。その1つがカビです。
外は正常でも、中を見ると中身や種に白いカビが生えていることがあります。この場合、外から見て正常だと判断していても食べることを諦め、捨てるようにしてください。
5.食べた時に酸味を感じる
食べるまでは異常を感じなかった桃も、食べた時に明らかに違和感を覚えるような強い酸味を感じた場合、その桃が腐っているサインです。そのまま食べ続けると腹痛や下痢などを引き起こす恐れがあるので、食べるのを中断し、廃棄してください。
桃を追熟させた後はなるべく早く食べ切ろう
いかがでしたでしょうか。みずみずしく美味しい桃は、追熟させた後、冷蔵庫で冷やして食べる方法がオススメです。水分量が多く日持ちしない果物なので、購入したらなるべく早めに食べ切るようにしましょう。