『愚痴ばかり言う人』の心理4選!上手に聞くためのコツや対処法は?

室内で会話する複数の女性

あなたの周りには愚痴ばかり言う人はいますか?愚痴とは「言ってもしかたがない事を、口に出しては嘆くこと」という意味です。意味のないネガティブな言葉を聞かされるのは聞いている側のモチベーションなども下がり悪循環ですよね。できるだけ影響を受けないために上手に聞くためのコツや対処法についてご紹介します。

『愚痴ばかり言う人』の心理4選!

文句を言いたそうな女性

1.人のせいにして楽な道を選ぼうとする

愚痴の多い人は自分に自信が無く、ネガティブ思考になりやすいため物事を悲観的に捉える特徴があります。そのため、未来に向けた前向きな考え方ではなく、過去の失敗やマイナス要素ばかりに目を向けたり、望まないことを全て他人のせいします。

現状を変えるために努力するというより、愚痴や文句を言うことで、楽な道を選ぼうとする心の動きが見られます。

2.自分はついていない、と勝手に思い込んでいる

愚痴ばかり言う人は、感謝の気持ちを持つ代わり、不平不満にフォーカスをして、その気持ちをどんどん強化させていきます。

足りない部分にばかり目を向け、自分は不幸だ、自分がついていない、と勝手に思い込み、愚痴を言うことで気持ちを落ち着かせようとしています。

3.劣等感が強い

悩む女性

劣等感が強いと物事を勝手に悪い方向に考えてしまったり、自分への評価を低くする特徴があるとも言われています。

他人と比較して常に不満を抱えていると、自分がどれだけ頑張っているか認めてもらいたい、自分は「正しい」「頑張っている」と同調して欲しいという思いが強くなり、その心情の表れとして周囲への愚痴が多くなることも考えられます。

4.相手の気持ちを考えない

ネガティブな言葉とは繰り返し使っていると、本人だけでなく聞いている人にも影響を与えることになります。発した言葉は、自分の環境や周りの人に影響してしまうのです。

誰だってネガティブな言葉を聞き続けるのは気持ちの良いものではありません。愚痴ばかり言う人は、言葉の持つ影響力や、愚痴を聞かされる相手の気持ちなどを何も考えていないのでしょう。

愚痴ばかり言う人との付き合い方

愚痴を言っている女性と聞いている女性

愚痴の内容は相手の問題と割り切る

愚痴とは「言ってもしかたがない事を、口に出しては嘆くこと」という意味です。そして、愚痴が多い人には「答えを求めて愚痴を言うのではなく、ただ聞いて欲しい人」も多いです。

つまり、愚痴の内容は愚痴を言っている本人の問題であって、聞いている側の問題ではありません。愚痴をいつも聞かされてしまう人は、自分の問題とは切り離し、深く真剣に向き合う必要がないことを知っておきましょう。

距離を置いて話を聞かなくてすむ環境を作る

言ってもしかたがないことや変わらないものへ不満は非生産的で、聞く側にとってもストレスがかかります。

意味のない愚痴を聞くことに限界を感じてきたら、必要以上に自分の時間や労力は使いたくないので、できるだけ距離を置き愚痴を聞かずにすむ環境作りを心がけてみるのもよいでしょう。

上手に聞くためのコツや対処法

テラス席で会話する女性

「どうなったらいいの?」と聞いてみる

ある程度、話を聞いてあげても一向に愚痴が止まらない場合は「それで、どうなったらいいの?どうしたいの?」と質問してみましょう。すると、愚痴を言っていた人はただ嘆くことから、「どうなりたいのか」という願望を意識して、前向きに考えられるようになるかもしれません。

さらに、建設的な気持ちになれるように「そのためには何ができるか」という問いかけをするのもよいでしょう。

深く話を聞かず相槌を打つ

愚痴を言う人は、自分が頑張っていることや自分が正しいと認めてほしいことが多いです。そのため、深く真剣に話を聞くというより、相手の愚痴に相槌を打ってみるのも一つの方法です。

「頑張ってえらいよ」「間違っていないと思うよ」などの言葉で同調してあげると、気持ちも落ち着き愚痴を言わなくなるかもしれません。

「でも・だって・どうせ」は使わないよう心がけよう!

笑顔の女性

愚痴ばかり言う人の話を聞くのはストレスになりますが、実は自分自身もそうなっていないか気になりますよね。愚痴が多い人は「でも・だって・どうせ」を頻繁に使っているかもしれません。この3つの言葉の後には必ず否定的な言葉が続くからです。

気づかないうちに自分自身も関わる人たちにマイナスの影響を与えないよう、できるだけ「でも・だって・どうせ」を使わないよう心がけましょう!

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