お腹を温めるとどんな効果があるの?6つのメリットや温め方を徹底解説

ハートのマーク

「昔からお腹は冷やさず温めなさい」と言われてきましたよね。美容面から見ても、お腹を温めるべきと書かれていることが多いです。では、具体的にお腹を温めるとどのような効果が期待できるのでしょうか。今回はお腹を温めるメリットや温め方を解説していきます。

美容の大敵!お腹の冷えは多くのトラブルの原因に

腹痛に苦しむ若い女性

皆さんは、日頃お腹が冷えているなと感じることはありますか。意外とお腹が冷えていると自覚していない人も多いですが、基本的にお腹の温度は手の温度よりも高いため、触った時に冷たいと感じる場合は、お腹が冷えている証拠です。

お腹の冷えは、健康に悪影響もたらすだけでなく、女性が気になる美の大敵でもあります。お腹が冷えることで排尿:排便トラブルを引き起こしたり、生理痛の原因になることもあります。

お腹が冷える原因とは?

体調が悪そうな女性

お腹が冷えていると感じる場合は、以下の習慣や行動に当てはまっているかもしれません。

  • 過度なストレス
  • 冷たい食べ物や飲み物の摂取
  • 運動不足
  • 薄着
  • お腹を出して眠る
  • 冷房の効きすぎ

主に以上のような習慣や行動が原因になっています。特に、現代人は食生活や運動習慣が整っていない人が多く、さらにストレスを強く感じている人が多いことから、お腹が冷えやすいと言われています。

お腹を温めるとどんな効果があるの?お腹を温めるメリット6つ

お腹にハートを持つ女性

お腹を冷やしてしまうことで、紹介したような健康トラブル、そして美容トラブルを引き起こします。女性としては、なるべくお腹を冷やしたくないと思った人も多いでしょう。では反対に、お腹を温めるとどのような効果があるのでしょうか。

1.代謝を促し痩せやすい体質に改善

「痩せにくい」と感じている人は、お腹を中心に体が冷えている可能性が高いです。代謝が悪くなっているため、エネルギー消費効率が悪くなり、脂肪が燃えにくくなっているのです。

実は、お腹を温めることで、基礎代謝が10%上がると言われています。基礎代謝が上がることで、脂肪が燃焼しやすくなり、痩せやすい体質に改善することにつながるので、ダイエット効果も期待できます。

2.腸内環境が改善されて便秘解消

お腹を温めるということは、腸を温めることと同じです。腸を温めることで腸の機能が向上し、腸が活発化されます。腸が活発化されると、老廃物を排出しようとする働きが促されるため、腸内に溜まった便を排出する働きが促され、便秘解消につながります。

3.老廃物排出により肌の老化を予防

腸内環境が整うことで、老廃物を排出しようとする働きが活発化します。ここからは意外と知られていないのですが、老廃物を排出、つまり便秘が解消されることで、体全体の血行が良くなり、肌の状態を改善することにつながります。

そのため、お腹を温めることで肌のハリやツヤを出し、シミ、しわ、たるみを改善・予防することができます。肌の老化予防にも効果があるので、お腹を温めて『腸活』することは、美容にとってとても重要なポイントです。

4.老廃物排出によりむくみを解消

お腹を温めることによって起こる腸の活発化に伴い、老廃物を排出しようとする働きが活発化することは、すでに理解していただいたと思います。老廃物排出により、便秘解消や肌の老化予防に効果がありますが、体のむくみを解消することにも効果が期待できます。

むくみの大きな原因の1つに、冷えが挙げられます。特に腸が冷えてしまうと、血流が悪くなり、体全体がむくみやすくなるため、太りやすい体になったり、太って見えてしまったりします。

お腹を温めることで、体内の血流を良くし、むくみを解消してくれるので、すっきりとした体型を目指すことができます。

5.自律神経を整えて良質な睡眠につながる

起床した女性

現代人の多くが悩まされている不眠ですが、不眠にはさまざまな原因が考えられます。その中の1つに冷えがあることをご存知でしょうか。

お腹を始め、体が冷えてしまうと活動神経に当たる交感神経が働き始めます。すると、なかなか寝付けず、就寝しても浅い眠りを繰り返すにとどまるため、熟睡した気になれないのです。

睡眠不足は、心身ともに悪い影響を与えますし、肌にも大敵です。さまざまな悪い影響を引き起こす原因になるので、眠る際は必ずお腹を冷やさないよう、温めて眠るようにしましょう。

6.腸の免疫力を上げて感染症予防

実は、感染症が流行する理由の1つに。体温が下がることが関係しています。お腹を温めることで、体温が上がり、体温が1度上がると免疫力が30%も上がると言われていることをご存知でしょうか。

さらに、腸内には細菌やウイルスなど、健康の敵となる菌と戦うタンパク質が、体内でも多く存在しています。そのため、お腹を温め、腸を活発化させることで、外敵と戦う免疫力が上がり、感染症予防に効果が期待できるのです。

お腹を温めて多くのメリットを♪お腹を温める方法を解説

お腹に手を当てる女性

お腹を温めることで、健康はもちろん、美容にも良い影響が多く期待できると理解していただけたのではないでしょうか。最後に、お腹を温める効果的な方法を紹介するので、ぜひ今日から試してみてください。

腹巻を巻く

まず、すぐにできる直接的な方法として、腹巻を巻く方法があります。特に、就寝時には、重ね着しすぎると汗をかいて体を冷やしてしまったり、寝苦しさから不眠になってしまったりするおそれがあるので、腹巻はおすすめです。

最近では、おしゃれなものやスタイリッシュな腹巻など、デザイン性に優れた腹巻が多く販売されています。替えも含めて2〜3枚持っておくと良いでしょう。

お腹周りを中心とした運動を行う

お腹を温める方法として、腹筋はもちろん、背筋や腰回り、骨盤周りを中心とした運動を行いましょう。お腹周りに筋力をつけ、きちんと動かすことで、血行が良くなります。血行が良くなると、体全体が温まりやすくなるので、さまざまな健康効果が期待できます。

最近では、アプリやYoutubeなどで手軽にストレッチや筋トレの動画を楽しむことができます。ぜひそうしたツールを有効活用して、積極的に運動習慣を身につけていきましょう。

お腹を温める食べ物を積極的に摂取する

食べ物の中には、お腹を温める食べ物があることをご存知でしょうか。以下の食べ物は、お腹を温めると言われています。

  • 生姜
  • にんにく
  • 納豆
  • キムチ
  • ねぎ
  • じゃがいも

こうした食べ物は、体を温める作用があり、お腹にも効果があります。反対に、アイスやトマト、きゅうり、なし、乳製品といった飲食物は、お腹を冷やしてしまうため、食べ過ぎには気をつけましょう。

お腹を温める『腸活』は健康にも美容にも効果的!

笑顔で歩いている女性

いかがでしたでしょうか。最近は『腸活』というワードが広まっていますが、お腹を温める行為もそのうちの1つです。お腹を温めることは、健康にも美容にも効果があるので、積極的にお腹を温める意識を持ちましょう。

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