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近年急増中のIHクッキングヒーターはお手入れが楽!
昔から主婦に愛用されていたガスコンロは、火加減の調節が目でわかりやすいなどのメリットがありますが、どうしても焦げ付きや汚れがこびり付きやすく、毎日のお手入れが億劫に感じるという人も少なくありません。
しかし近年、多くのキッチンで取り入れられているIHクッキングヒーターは、ガスコンロのように凹凸がない上、表面が滑らかなので、楽にお手入れを済ませることができるというメリットがあります。
また、電気で加熱調理をする機器なので、火事を引き起こすリスクがガスコンロよりも低く、尚且つフライパンや鍋などの調理器具を置いている時のみ加熱機能が稼働するため、火傷のリスクも低いです。
最近は夫婦共働きのご家庭も増えてきているため、夫婦共に忙しく、なかなか家事に手を回せないご家庭も多い中、IHクッキングヒーターは忙しい主婦・夫の味方と言えるでしょう。
IHクッキングヒーターは毎日お手入れが基本!
ガスコンロと同様に、IHクッキングヒーターも清潔な状態を保つためには、毎日使用した後に簡単な拭き掃除をすることが重要です。「毎日行うなんて面倒」と思う人もいるかもしれませんが、ガスコンロに比べると圧倒的に手間が少なく、短時間で済ませられます。
IHクッキングヒーターの日常的なお手入れは、濡らしたふきんや中性洗剤を染み込ませたふきんで軽く汚れを落とすように拭くだけです。凹凸もなく、表面が滑らかなので、力を入れなくても簡単に綺麗に拭き取ることができます。
最近では、IHクッキングヒーター掃除用のウェットシートも販売されているので、キッチン周りに置いておけば、気が付いた時にサッと汚れを拭き取ることができて便利です。
もしも油汚れや焦げ付きができてしまったら
基本的に、IHクッキングヒーターは、濡れ拭きするだけでお手入れは完了します。しかし、料理によっては油はねがこびりついて、油汚れや焦げ付きができてしまうこともあります。
このような頑固な汚れは、中性洗剤では落とせないことが多いので、クリームクレンザーやIHクッキングヒーター用の洗剤をこびりつき汚れのある部分に塗り、丸めたラップやアルミホイル、キッチンペーパーなどでくるくると馴染ませるように優しく擦ります。
ガスコンロに比べて表面が滑らかなので、この方法を用いれば、比較的簡単に汚れを浮かすことができます。最後に濡らしたふきんできれいに拭き取り完了です。
また、IHクッキングヒーター用の焼け焦げ付き防止マットも販売されています。トッププレート部分にマットを敷いておくことで、事前に焦げ付きを防止することができ、掃除がぐんと楽になります。
排気口のお手入れば1週間に1回を目安に行って
意外と忘れがちな部分が、IHクッキングヒーターの隅に設けられている排気口部分です。排気口部分は、蓋の部分と受け皿が取り外し可能になっているため、この部分を取り外し、中性洗剤で食器と同じ要領で洗います。
この部分は毎日行わなくても大丈夫ですが、なるべく1週間に1回を目安に行いましょう。
IHクッキングヒーターを掃除する際の注意点
IHクッキングヒーターはお手入れが簡単なので、なるべく毎日行うことを心がけてください。毎日少しずつ拭き掃除を行うことで、焦げ付きや油汚れがこびりつくのを防ぐことができます。
IHクッキングヒーターを掃除する際は、以下の点に注意して掃除しましょう。
- 必ず電源を切ってから掃除を開始する
- 調理後は熱が冷めたことを確認してから行う
- トッププレートの上に乗って壁や換気扇を掃除しない
- 金物たわしなどでこすらない
この4点は必ず守りましょう。IHクッキングヒーターは、コンロに比べると火傷のリスクが低いと言われていますが、熱が冷めないうちに直接触ってしまっては、当たり前ですが火傷してしまいます。調理後にそのまま拭き掃除をする場合は、必ず熱が冷めたことを確認してから行いましょう。
また、焦げ付きや油汚れを掃除する際、金物たわしなどの金属製の掃除具でこすってしまうと、トッププレート部分が傷つき、汚れがこびりつきやすくなったり故障の原因になったりします。必ず優しい素材で拭き掃除するようにしてください。
IHクッキングヒーターは毎日お手入れすることを習慣に
いかがでしたか。IHクッキングヒーターは、ガスコンロに比べるとお手入れがとても簡単です。毎日調理後にお手入れすることを習慣づけることで、焦げ付きや油のこびりつき汚れを防止することにもつながります。ぜひ毎日お手入れを欠かさず行うように意識しましょう。