目次
空腹マニアとは
空腹は快感!
空腹マニアにとって空腹は快感です。「空腹の状態」で食べるご飯が大好きで、次の食事まで間食はせずに、空腹の時間を楽しみます。
「お腹がすき過ぎて気持ち悪くなってきた…」という話は聞きますが、「お腹がすき過ぎて気持ちいい!」という感覚を分かれと言われてもピンときませんよね。
空腹マニアは空腹が楽しいので、お腹がすいたからと言ってすぐ食事をしません。空腹になればなるほど次の食事が楽しみになってきますので、お腹がグーグー鳴っている状態が快感なんです。
空腹の状態で寝るのが好き!
空腹マニアは、夜寝る前の空腹感を味わうために1日2食にしている方も多く、翌日完璧に空腹の状態で食べる朝ごはんが一番美味しく幸せだそうです。
また、お腹がグーグー鳴るほど空腹でないと寝つきが悪い人もいて、お腹がすいて眠れないという経験をした人にとってはちょっと信じられないかもしれませんね。
一般的に、毎日の習慣で時間がきたから食べるというケースが多いと思います。会社のお昼休みに食事するのも習慣のひとつですね。
お腹がすいたら我慢せずに食べていた人が、翌日からすぐ空腹マニアになることはまず無いとおもいますが、実際に空腹マニア生活を始めると「空腹=快感」という感覚がだんだん分かってくるようです。
《 ポイント 》
- 空腹マニアは、空腹が快感。
- 空腹マニアは、空腹の状態で食べるご飯が大好き。
- 夜空腹で寝るために、一日2食にする空腹マニアが多い。
空腹マニアになる方法
空腹が大好きな空腹マニアが羨ましい!「空腹は楽しい」「空腹でないと眠れない」と言ってみたいですよね。どうしたら空腹マニアになれるのか?空腹マニアの特徴や食生活を紹介します。
間食はしない
ちょっと小腹がすいたと言っておやつをつまんでいませんか?間食をすると空腹になる時が無い、または、空腹になるまで時間がかかるなど空腹マニア生活とはいえません。次の食事まで間食は止めましょう。
また、間食をすると胃腸の働きが悪くなる可能性があります。食事と食事の間に食べることで胃腸は休むことなく働き続けることになります。疲れて消化や吸収が悪くなる場合がありますので注意しましょう。
お水か炭酸水を飲む
空腹でイライラした場合、まずはお水や炭酸水をコップ一杯飲みましょう。
お腹いっぱい食べない
理想的な食事量として「朝食は10分目、昼食8分目、夕食は6分目」と言われていますが、空腹マニアの食事は健康を保つために腹八分目です。
よく噛んで食べる
一口30回噛んで食べましょう。よく噛んで食べることで早食い・食べ過ぎ防止になります。最初のころは噛む数量を数えるのが面倒に感じるかもしれませんが、慣れてくると30回噛むとこうなるというのが分かってきますので数えなくてもよくなります。
箸置きを使う
食べ物を一口入れたら箸置きの上に箸を置きましょう。箸を置いたらゆっくり噛み始めます。これを交互に進めて食事をすることで早食いを防止することができます。この箸置きを使う方法は「箸置きダイエット」と呼ばれています。
「メリット」をイメージする
空腹マニアだからこそ食事が美味しく食べることや、空腹マニア生活で無駄な脂肪が落ちた姿をイメージして、空腹マニアのメリットだけをイメージしましょう。
集中する
空腹で食べることばかりが頭に浮かんでくる場合、何か集中できることをしましょう。例えば、趣味や仕事や運動など、空腹を忘れるほど集中することで食べることを忘れることができます。
体を動かす
軽いストレッチや散歩など軽く体を動かしましょう。ただし、お腹がすき過ぎて体が動かない場合は無理に運動するのは止めましょう。
空腹マニアのメリット
朝の目覚めが良い
空腹状態で睡眠をとると、翌日は空腹の状態で目覚めて美味しく朝食を食べることができます。
頭の回転が良い
空腹の時は血糖値が低く、インスリンの量が低下すると「CRTC」というタンパク質が活発に働くため頭の回転が速くなり、記憶力もアップするようです。
アンチエイジングが期待できる
空腹の時に、若返りの遺伝子「サーチュイン遺伝子」が活発になり、シワ、シミ、たるみなどの老化現象を抑える効果が期待できます。
質の良い睡眠がとれる
満腹で胃の中に食べ物が残っている状態で眠ると、食べ物を消化するために胃や消化器官は消火活動を続けますので熟睡できません。内臓が働いているということは脳も興奮して寝つきが悪くなります。ですので、空腹で寝ると熟睡でき良質な睡眠をとることができます。
脂肪を消費する
睡眠中に分泌される成長ホルモンとコルチゾルというホルモンは代謝を活発にして脂肪を分解し、エネルギーに変えますのでダイエットに効果があります。成長ホルモンは空腹状態で増える効果があります。満腹状態で寝付きが悪い、熟睡できないとホルモンの分泌が悪くなります。
免疫力がアップする
空腹状態になると白血球が活発になるので免疫力がアップする効果があるようです。免疫力がアップすることで風の予防や健康につながるそうです。
空腹マニアのデメリット
筋肉が減少する
空腹時間が長いと、体脂肪と筋肉が分解されてエネルギーに変わります。脂肪が消費されますのでダイエットには効果がありますが、筋肉も落ちてしまいます。
イライラする
空腹時間が耐えられなくなりイライラしてストレスが溜まることがあります。まずは水やお茶を飲み、それでもイライラがおさまらない場合は無理せず食事を取りましょう。
食後の血糖値が上がる
空腹時間が長いと血糖値が大きく下がりますが、長時間空腹後に食事を取ると血糖値が通常より一気に高くなります。これにより血糖値を下げるためのインスリンというホルモンがたくさん分泌されますが、インスリンは脂肪を増やしやすくする働きもあります。
持病がある方や薬を飲んでいる方は必ず医師に相談しましょう。例えば、一日三回食後に飲む処方の薬を飲んでいる方が一日2食にすることは薬の回数も減らす可能性があり危険です。必ず医師からの指示通り食事回数や時間を守りましょう。
空腹で寝るとダイエットになる?
空腹マニアはダイエットの効果もあります。空腹で眠ることで脂肪や糖質を燃焼するホルモンが満腹で眠る時よりたくさん分泌されます。
睡眠中に分泌されるホルモンに「成長ホルモン」と「コルチゾール」がありますが、それぞれダイエット効果があります。
- 成長ホルモン:代謝を向上させる
- コルチゾール:脂肪と糖質の燃焼を促進させる
最後に
空腹マニアになるために、まずは「間食をしない」、「お腹がすくまで何も食べない」ことから始めましょう。
今まで間食が多かった人が急にスパッと間食を絶つのはハードルが高いと思いますので、少しずつ減らしていきましょう。
最初から無理をするとストレスになって空腹マニア生活に挫折するかもしれません。自分にあった空腹時間を調整して、空腹マニアを楽しみましょう。