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あぐらをかくと骨盤や背骨に負担がかかるかも
リラックスしているときや、在宅勤務のときなど、ふとしたときにあぐらをかいて一息つくことは悪いことではありません。しかし、長時間あぐらをかき続けるのは、骨盤や背骨などに負担をかけている可能性があるので注意しましょう。
今回は、あぐらをかくと姿勢が悪くなる原因をご紹介します。具体的にどのような悪影響があるかを、確認してみましょう。正しい姿勢を保るコツも紹介しているので、姿勢をよくしたい人必見です!
あぐらをかくと姿勢が悪くなる原因
かぐらをかくと、具体的にどのように姿勢が悪くなってしまうのでしょうか。原因をしっかりと把握して、あぐらをかくときには注意してみてください。
1.猫背になりやすい
あぐらをかいてリラックスしているとき、パソコンやスマホを眺めていると猫背になりがち。しかし猫背は体への負担が大きく、さまざまなマイナートラブルを招く原因になるので注意しておきましょう。
- 首から肩のラインにかけての筋肉がこりやすくなる
- 筋肉のこりによる頭痛を起こしやすくなる
- ストレートネックの原因になることもある
- 腰に負担をかけ、腰痛を招く
気を抜いたときに猫背になってしまいがちなので、リラックスするときほど猫背には注意が必要です。
2.骨盤が開きっぱなしになる
あぐらをかくと、太ももの内側が開いた状態になります。少しストレッチを行うときにこの姿勢になると、筋肉が程よく伸びて気持ちがいいですよね。
しかし、何時間も骨盤が広がった状態が毎日続いてしまうのはよくありません。骨盤が開いた状態が長時間に及ぶと、開いた状態がクセになってしまいます。クセになったら矯正するのが難しくなり、徐々に骨盤がゆがんでしまい、姿勢が悪くなってしまうのです。
体のゆがみや随所の痛みやこりなど生活に支障が出ることもあるので、長時間あぐらをかいて座らないよう心がけてください。
正しい姿勢を保つコツ
正しい姿勢で座るコツは、骨盤を意識することが重要です。骨盤が前後左右どこかに傾いていると、体重がかかってしまうので、姿勢が悪くなってしまいます。そうならないためにも、以下のポイントをチェックしてみてください。
- 肩が平行になっているか
- 骨盤が立った状態でキープできているか
- 椅子に座るとき、深く座れているか
上記のような座り方のポイントを守ると、骨盤がゆがまず正しい姿勢をキープしやすくなります。一気にすべてのポイントを守るのが難しい人やデスクワーク中心で座っている時間が長い人は、骨盤クッションを使ってみましょう。座り方が比較的簡単に改善できるのでおすすめです。
まとめ
あぐらをかいてリラックスすることは、決して悪いわけではありません。しかし、長時間骨盤が開いたままの体勢をキープしてしまうと、姿勢が悪くなってしまう可能性が高くなります。自分の姿勢を見直し、体をより美しく見せるためにも正しい姿勢で座れるよう少し注意しましょう。