ホーローはレンジで温めても大丈夫?正しい使い方と注意点

調理器具としてもお皿としても使えるホーローはとても便利なものですが、割れやすかったり、手入れに気をつけるべきポイントがあります。せっかく買ったものを長く使い続けられるようにどうすればいいのか、またレンジに入れてはいけないほかメリットやデメリットなど、基本的な注意点を交えてご紹介します。

ホーローは電子レンジで使うと危険!

電子レンジで不具合を起こす

金属の強度があって熱伝導率がいい点と、ガラスの耐熱性や光沢の美しさという性質の利点を兼ね備えたホーローですが、気をつけなければいけない点もあります。それが電子レンジです。電子レンジでは金属を温めることができません。なぜかというと、金属は電磁波を反射する性質があるため、食材を温めることができないのです。

それどころか、反射された電磁波によって、電子レンジの故障の原因になってしまいます。最悪の場合、火災の原因にもなってしまうのでとても危険です。ホーローは耐熱性が高いのでレンジを使っても大丈夫と思いがちですが、ホーローのガラス面の下は金属です。安全性を考えてホーローを電子レンジで使うことはやめましょう。

ホーローの弱点とお手入れの方法

ホーローと女性

衝撃に弱いという点も気をつけなければいけません。ガラスの性質を持つホーローは衝撃に弱く、強くぶつけたり、こすったりするとコーティングが削れてしまいます。ガラスのコーティングが削れて、金属部分がでてくるとそこからサビはじめてしまうので、お手入れのときもこすってはいけません。

もし、ホーローのお鍋などの調理器具を焦げさせてしまった場合、焦げつきを落とすためには、まずはお湯でふやかします。そのあと、こすらず優しく洗えばきれいに落ちます。それでも落ちなければ水に重曹を入れて火にかけ10分ほど沸騰させましょう。自然に冷まし、それから洗えばしつこい焦げつきもきれいに落とせます。

また、ホーローは急激な温度変化に弱いので、お手入れは調理が終わって、しばらく冷ましましょう。熱いお鍋に急に冷水を入れるとひび割れが起こる場合もあるので気をつけてください。

知っておきたい!ホーローの特徴

ホーローを使いこなすイメージ

ホーローの素材は金属の表面にガラスのコーティングをしたものです。鉄、アルミニウムといった金属の表面に、シリカを主成分とするガラスの釉薬を高温で焼き付けているので、金属の良さである、強度があって熱伝導がいい点と、ガラスの良さである耐熱性や光沢の美しさという両方の利点を持ち合わせています。金属とガラスの良さをあわせ待つホーローの特徴は4つあります。

1つめは耐久性の高さです。ホーローの表面はガラスなので、傷がつきにくく、長く使うことができます。つるつるしたガラス質の表面は、汚れてもサッと取ることができるので清潔に使えます。

2つめは耐熱性の高さです。ホーローはガラスの性質があるので、熱に強く、お鍋などの調理器具の場合、直火やオーブンにかけることができます。ただし、金属の性質も合わせ持っているので電子レンジは使えません。

3つめは保温性の高さです。金属は本来、熱伝導率が高いですが、ホーローは熱伝導率の低いガラスがコーティングされているため、熱を逃がしにくくなっています。

4つめは非吸着性の高さです。表面がガラスのホーローは、非吸着性が高いので食品のにおいがうつりにくく、清潔です。

まとめ

赤いホーロー

金属とガラスの両方の利点を持ち合わせているホーローは、電子レンジの使用や、取り扱いとお手入れ方法に注意が必要です。しかし、耐熱性の高いホーローの食器はオーブンで調理したものをそのまま食卓に出せたり、非吸着性が高く、食品のにおいがうつりにくいので、食品の保存に便利だったりとメリットもたくさんあります。ホーローの特徴を知り、おしゃれで使いやすいと評判のホーローを使いこなしましょう。