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鼻血が出る原因は?年代別にチェック
一時的な処置によって鼻血を止めることはできますが根本的な解決をしないとまた出血してしまいます。鼻血が出る原因を年代別にご紹介します。
鼻血が出る主な原因は?
鼻血が出る原因としては、風邪やアレルギーで鼻を強くかんでしまうことや、空気の乾燥によって鼻の粘膜が傷つけられることがあげられます。
血栓予防のために血液が固まらない薬を飲んでいる場合も鼻血が出やすくなるでしょう。ストレスや月経不順、高血圧といった体の不調が原因で鼻血が出ることもあるので心当たりがある場合は生活環境や体調改善に努めるのがベストです。
子どもの鼻血が止まらない原因
子どもが鼻血を出す原因の多くは鼻の中をほじって傷つけてしまうことです。アレルギーで鼻の中がかゆくなったり鼻の中に異物があると鼻の中に指を入れてしまいがちです。注意して見てあげましょう。
ひんぱんに鼻血を出していたり鼻血が止まらなかったりする場合は別の病気が原因になっている可能性もあります。
大人の鼻血が止まらない原因
大人の鼻血は主に鼻を強くかみすぎたり、アレルギー性鼻炎で鼻にかゆみを感じたりしていることが原因です。ただし悪性腫瘍や自律神経失調症などが原因になる場合もありますので、ひんぱんに鼻血が出るという人は注意しましょう。
高齢者の鼻血が止まらない原因
高齢者で鼻血がよく出る人は病気の可能性が高くなるので注意が必要です。心臓病や脳梗塞の治療のために服用している薬が作用していることもありますが、高血圧や動脈硬化からの不調や肝機能障害、腫瘍といった病気が原因であることも少なくありません。
やってはいけない鼻血の止め方
鼻血が止まらないと貧血にもなってしまうので、まずは応急処置を施すのが肝心です。しかし鼻血の止め方にやってはいけない方法があるのをご存知でしょうか。
首の後ろをトントン叩く
鼻血が出たら顔を仰向けにして首の後ろをトントン叩くと聞いたことはありませんか。昔からよく言われている方法ですが、実はNGです。
顔を仰向けにすると鼻血が口や喉や胃に入り込んで嘔吐を引き起こす場合もあります。
また首の後ろを叩くなど刺激を与えるのもやめましょう。鼻血を出したときは前屈みになって安静にしましょう。
鼻にティッシュを詰める
鼻血が出たら鼻にティッシュを詰める人は多いでしょう。しかし乾いたティッシュがはがれるときに鼻の粘膜を傷つけてしまいます。鼻に詰める場合はガーゼや化粧用のコットンなど肌に優しい物を選びましょう。
20分以上鼻血が出てもそのままにしている
鼻血が出たくらいで救急車を呼ぶのは大げさだと思うかもしれません。しかし鼻血が20分以上止まらない場合は救急車を呼ぶか、医者にかかるのがベストです。貧血になるだけでなく、病気が原因の可能性もあります。早めの処置を心がけましょう。
鼻血は病気のサインかも
鼻血が出る原因と、NGな止め方について紹介しました。たかが鼻血と思っていても何かの病気のサインかもしれません。
正しい処置で安静にしていても鼻血が止まらない場合はそのままにせず、病院に行くことをおすすめします。