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モラルとマナー、正しく使い分けてますか?
昨今、いろいろな耳慣れない言葉が飛び交い、戸惑いを感じている人もいるのではないでしょうか。中でも意味合いがよく似ている「モラル」と「マナー」は違いが分かりにくい言葉といえます。
今回は、モラルとマナーの違いや使い分けの方法をご紹介します。今までよくわからずにモラルやマナーという単語を使ってきた人は、意味を知って使い分けられるようにしておきましょう。
モラルとマナーの違い
では、モラルとマナーの具体的な違いについて確認していきましょう。どのような違いがあるのかを知り、上手に使い分けられる大人にステップアップ!
1.モラルとは
モラルとは、以下のような意味を持っている単語です。
- 倫理…守るべきこと
- 道徳…行うべきこと
少し難しい意味を持っている印象を持つかもしれません。モラルは人によって判断基準が若干異なります。しかし、人として行うべきことや、人として守るべきことを無視する人は少ないですよね。
モラルの認識に若干の違いはあれど、ある程度の善悪の区別ができていれば最低限度のモラルは持っているということになります。
2.マナーとは
マナーはモラルほど新しい言葉ではなく、耳なじみがある人も多いのではないでしょうか。まずは、マナーという単語の意味を確認してみましょう。
- マナー…社会などに対する礼儀や作法
マナーを破っても特別な罰則はありませんが、仲間からの信用を失う可能性はあります。また、マナーは職場や住む場所によっても異なるため、新しい仕事を始めたり引っ越しをした際にはマナー違反をしてしまわないよう注意が必要です!
モラルとマナーの正しい使い方
モラルとマナーの使い方は、それぞれの単語の意味を知ると使いやすくなります。個人によって認識に差はありますが、不道徳な行いに対してモラルという言葉が使われることが多いです。
- モラルの欠片もない人
- モラハラ(モラルハラスメント)な夫
このように、私生活の中でも、モラルという単語を使う機会は多くあります。
マナーはルールやモラルほど硬い意味合いを持っていませんが、守った方がよいことなので違反すると周囲から冷たい視線を向けられるかも。マナーに関しては、日常に溶け込んでおり、講師が生徒に専門のマナー講座を開いていることも少なくありません。
- テーブルマナー
- マナー教室
- 公共マナー
このように、法律とは絡んでいなくても、守るべきことに対して使うことが多いです。
まとめ
モラルやマナーは、よく似ているようで意味合いが異なる単語です。それぞれの意味をよく知り、間違った使い方をしないよう心がけてください。