目次
ヨーグルトの捨て方で知っておくべきこと
トイレに流すのはNG
基本的なことですが、トイレに食べ物を流すのはNGです。ヨーグルトの塊が残っていると詰まる可能性があります。
また、ヨーグルトには油分が含まれていますので油分が溜まって配管が詰まってしまったり、下水で水質悪化の原因になり、環境に影響がでる可能性がありますので流さないでください。
直接排水溝に流すのはNG
キッチンの排水溝に直接流すとヨーグルトの塊や油分で詰まる可能性があります。
ヨーグルトは雑菌が増えやすく排水溝に残ると雑菌が増え、カビが繁殖する原因になります。キッチンの排水溝に捨てる時はゴミ受けやストッキングなどに流し、ビニール袋に入れて燃えるゴミに出しましょう。
容器を分別しないのはNG
ヨーグルトの容器がプラスチックの場合、地域によって不燃物か可燃物か分かれます。不燃物の場合は容器とヨーグルトを分けてゴミに出しましょう。
またヨーグルトが容器やビニールから漏れてぐちゃぐちゃにならないようビニールの口をしっかり閉じるかガムテープで止めるのもおすすめです。
ヨーグルトの正しい捨て方
捨て方①:容器ごと捨てる
ヨーグルトを容器ごと捨てる場合、容器の材質を確認しましょう。ヨーグルトの容器がプラスチックの場合、プラスチックが可燃物になる地域はそのまま可燃ゴミに出しましょう。
プラスチックが不燃物になる地域ではプラスチック容器ごと捨てることはできませんので捨てる前に必ず確認してください。容器の材質が紙であれば可燃ゴミに出しても問題ありません。
捨て方②:ヨーグルトだけ捨てる
<用意するもの>
- 排水溝のゴミ受け
- ビニール袋
<排水溝のゴミ受けに捨てる手順>
- 排水溝にゴミ受けをつけます。
- ヨーグルトを排水溝に流します。
- ヨーグルトの水気がなくなるまでしばらく放置します。
- ゴミ受けごとビニール袋に入れて硬く結びます。
- 可燃ゴミに出しましょう。
捨て方③:容器を入れ替えて捨てる
<用意するもの>
- 牛乳パック
- キッチンペーパーはたは新聞紙
- ビニール袋
<空の牛乳パックの中に入れて捨てる手順>
- 空の牛乳パックの中にキッチンペーパーや新聞紙などを入れます。
- ヨーグルトを牛乳パックの中に入れます。
- 牛乳パックの口をガムテープで止めます。
- ビニール袋に入れて可燃ゴミに出しましょう。
牛乳パックの口をガムテープで止めて中身が出ないようにしましょう。
ヨーグルトを捨てるタイミング
ヨーグルトの賞味期限は開封前と開封後、またはヨーグルトの種類で異なります。
未開封の場合、賞味期限は2週間~3週間ほどです。ヨーグルトの容器に賞味期限が記載されていますので確認しましょう開封後は空気に触れることで雑菌が繁殖しやすくなり腐敗が早くなりますので2日~3日以内に食べましょう。
未開分の賞味期限の目安
- プレーンヨーグルト:2週間程度
- ドリンクヨーグルト:2週間~3週間程度
- ハードヨーグルト :3週間程度
腐ったヨーグルトの見分け方
- 酸味が強い
- 苦い
- 濁って黄色くなっている
- カビが生えている
- 水分が大量に出ている
ヨーグルトが腐ってきたサインが出たら捨てるタイミングです。
ヨーグルトは発酵食品ですので腐り始めは分かりにくいことがあります。容器に書かれている賞味期限はかならず確認しましょう。また、カビが生えているヨーグルトはパックごと捨てるか、牛乳パックに入れ替える捨て方をおすすめします。
賞味期限が切れたヨーグルトを食べるとどうなる?
しっかり冷蔵保存していた場合、容器に書かれている賞味期限が1日~3日ほど過ぎたくらいでしたら、食べても問題がない場合が多いです。ただし、ヨーグルトの種類や保存状態によって1日でも過ぎたら腐っていることがありますので必ず腐敗のサインがないか確認しましょう。
賞味期限切れヨーグルトを捨てずに使う活用術
加熱調理に使う
賞味期限切れヨーグルトは加熱調理に使えば安心して食べることができます。カレーの隠し味に使えばコクがでますし、タンドリーチキンなどの料理の下味に使えばなめらかで美味しくなります。
スイーツではパンケーキやホットケーキの生地にまぜて使うのもおすすめです。ただし期限切れ1週間以内のものを使用してください。
フェイスパックに利用
ヨーグルトには乳酸菌が含まれていますので、肌の新陳代謝がよくなり、美肌や美白の効果が期待できます。賞味期限切れのヨーグルトに小麦粉やはちみつなどを混ぜれば弾力が増して垂れにくくなりますので試してみてください。
<ヨーグルトパックのやり方>
- 顔を洗って汚れをよく落とします。
- 賞味期限切れのヨーグルトを顔全体に塗った後、5分から10分位放置します。
- ヨーグルトを綺麗に洗い流して終了です
ヨーグルトを肥料に使う
賞味期限切れのヨーグルトを水で薄めて花壇や家庭菜園などの土に混ぜることで、ヨーグルトに含まれる乳酸菌が土中の微生物を増加させることで土壌環境が活性化されて野菜や花などの成長に期待ができます。
最後に
賞味期限が切れてないのに、ヨーグルトの上に水分が溜まっていることがあると思いますが、その水分を捨てていませんか?
この水分は乳清(ホエー)と呼ばれるもので、タンパク質やカルシウム、ミネラル、ビタミンなどのたくさんの栄養素が含まれていますので捨てずに食べましょう。
そのまま食べるか、ヨーグルトと水分を混ぜて食べることをおすすめします。水分が多くて水っぽくなるのが嫌な方は、スープや煮込み料理にお味噌汁などにも活用できます。試してみてください。