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つもり貯金とは
「海外旅行に行きたいと思っていても、仕事が忙しくていく暇がない」というときに、行ったつもりになって海外旅行資金を定期預金に預ける行動をはじめ、何かをしたつもり、買ったつもりになって貯金する行為を「つもり貯金」といいます。
小さなところでは自動販売機で飲み物を買うのを控え、水筒で飲み物を持参し、買った分のお金を貯金箱に入れるようなことです。大きなところでは、車を買ったつもりでカーシェアリングを活用し、車にかかる維持費や諸経費を貯蓄する方法もつもり貯金といえるでしょう。
つもり貯金は無駄遣いを減らす
普段何気なくしている行動が、実は無駄遣いになると気づいていましたか。無駄遣いをなくし、貯金額を増やして将来に備えたり、家をはじめとした大きな買い物をしたりするときに役立てる方法として知られているのが、つもり貯金なのです。
買ったつもりを買わないことや、行ったつもりを行かないことにするだけではなく、ビールを発泡酒にするなどランクダウンさせることも、つもり貯金の一環といえます。
つもり貯金を長続きさせるコツ
まず、貯金をしたら何を買いたいか、何をしたいのかを具体的にイメージしましょう。その後、具体的にイメージした物を手に入れるために必要な資金を計算し、そのために毎月どれくらい貯めたらいいのかを把握して置くやり方があります。
このやり方の場合、毎月貯めるためにどれくらい積もり貯金ができるか把握することが、成功につながるでしょう。成功させるために普段の生活で無駄遣いを減らし、貯金に回すことで早く貯めやすくなります。
別のやり方として、特に目的もなく「スーパーで普段買っているものが安かったから、差額分を貯金する」というゆるいやり方を実行する人も少なくありません。この場合、貯める金額は小額ですが、気がつくと膨大な額を貯めることができるため人気があります。
ほしいものや何かを買う予定がなく、少し節約をしたほうがいいと考えている程度であれば、普段の買い物で安い物を選んで差額分を貯金するといいでしょう。
つもり貯金が長続きしない場合
どうしてもつもり貯金が続けられない場合、ほかの事を考えて続けるのもおすすめです。たとえば、ついついお菓子を買ってしまう人の場合、「つもり貯金すればダイエットに成功する」と考えて、買うのを控えるのもいい方法です。自分のボディラインを鏡で確認し、気になる部分の運動を行うことで、貯金とダイエットの両方を成功させられるでしょう。
また、どうしてもほしいものがある場合、最安値をインターネットで検索することや、同じ機能があって低価格のものを探して購入することで、差額を貯金できます。更に購買意欲を抑えられるので、一石二鳥です。
買い物をすることがやめられない場合や、つもり貯金しすぎてつい反動で無駄遣いしてしまう場合、1ヶ月に何か1つだけ自分の希望している物を買い、それ以外は貯金する方法を取るとうまくいくでしょう。
つもり貯金を続けるために大切なこと
つもり貯金を続けるのに大切なのは、ストレスを溜めないことです。貯金することをポジティブに考えられる人や、差額を貯金してそのまま放置している人は、比較的うまくいきます。毎月使っている無駄を省くことで、ダイエットの成功にもつながる人もいるため、自分のライフスタイルに合わせてやってみると、うまくいくでしょう。