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とうもろこしは腐るのが早い?
とうもろこしは腐るのが早い野菜です。時間がたつほど味が落ちてきますので買ったその日に食べるのが一番甘みがあって美味しいです。また、とうもろこしは収穫してから24時間たつと甘みや栄養が半減します。
とうもろこしは保存方法も注意が必要です。生のまま保存する方法と茹でてから保存する方法があります。
当日食べることができない場合や茹でる時間がない場合は冷蔵庫で保存しましょう。保存する際は皮やひげは取らず、1本ずつキッチンペーパーや新聞紙で包み、保存用バッグに入れるかラップに包んで冷蔵庫に立てて保存しましょう。
立てるときはひげを上にしてしましょう。横にして保存するより立てた方が腐るスピードを遅らせることができます。
とうもろこしは腐るとどうなるか?
茶色く変色する
とうもろこしが腐ると茶色に変色します。新鮮なとうもろこしの葉は緑色ですが時間が経つごとに茶色に変色していきます。
カビが生える
とうもろこしのカビは人体に悪影響がある猛毒なカビですので注意しましょう。特に怖いのは猛毒といわれているアフラトキシンというカビです。とうもろこしにカビが少しでも生えていたらすぐ捨てましょう。
ヌメリがでる
とうもろこしは腐るとヌルヌルします。高温多湿での保存の場合すぐヌメリがでますので、買ったらすぐ冷蔵庫で保存しましょう。
ねちゃねちゃした食感になる
とうもろこしは腐るとねちゃねちゃした食感になります。食感に粘り気がでてきたらすぐ捨てましょう。
とうもろこしの賞味期限
とうもろこしが腐るまでの期限は保存方法によって異なります。
生のとうもろこしの賞味期限
生のとうもろこしを常温で保存した場合の賞味期限は1日ほどです。とうもろこしを置いておく場所の温度や湿度によって腐るスピードは変わりますが、常温での保存はおすすめしません。
冷蔵庫で保存した場合の賞味期限は3~4日ほどです。キッチンペーパーや新聞紙で包み、ひげを上に立てて保存しましょう。
冷凍庫で保存した場合の賞味期限は1ヶ月ほどです。皮ははがさず1本ずつラップに包み、ジッパー付きの冷凍用保存袋などに入れて保存しましょう。
茹でたとうもろこしの賞味期限
茹でたとうもろこしを冷蔵庫で保存した場合の賞味期限は2日~3日ほどです。熱いうちにラップで1本ずつ包み、冷めてから冷蔵庫に入れて保存しましょう。
冷凍庫で保存した場合の賞味期限は1ヶ月ほどです。丸ごと茹でたあと、カットして1つずつラップに包み、ジッパー付の冷凍用保存袋に入れて保存しましょう。
缶詰のコーン(粒)の賞味期限
未開封のコーンの賞味期限は約3年です。缶詰に記載されているので確認しましょう。直射日光などは避けて冷暗所に保管しましょう。
開封済みのコーンを冷蔵庫で保存した場合の賞味期限は汁ごと密封容器に移し替えて冷蔵保存してから2日~3日ほどです。
開封済みコーンを冷凍庫で保存した場合の賞味期限は汁をしっかり抜いてジッパー付の冷凍用保存袋に入れて冷凍保存してから1ヶ月ほどです。
とうもろこしの保存方法
生のとうもろこしの保存方法
とうもろこしを買ってきたその日のうちに保存しましょう。
冷蔵庫保存する方法
- とうもろこしの皮を剥かずに1本ずつキッチンペーパーまたは新聞紙に包む
- とうもろこしのは冷蔵庫の野菜室にひげを上にして立てて保存する
冷凍保存する方法
- とうもろこしの皮をむく
- とうもろこしの茎を切る
- とうもろこしを1本ずつラップで隙間なく包む
- とうもろこしをジッパー付の冷凍用保存袋に入れる
- 冷凍用保存袋の空気をしっかり抜いて密封する
- 金属トレーに乗せて冷凍する(金属トレーに乗せることで早く冷凍させることができますがトレーがなければそのままでもOKです)
茹でたとうもろこしの保存方法
とうもろこしを買ってきたその日のうちに茹でて保存しましょう。
冷蔵庫保存する方法
- とうもろこしをまるごと1本茹でる
- とうもろこしが茹で上がったら熱いうちにラップで隙間なく包む
- とうもろこしのあら熱を取る
- とうもろこしを冷蔵庫に入れる
冷凍保存する方法
- とうもろこしの皮をむく
- とうもろこしの茎を切る
- 丸ごととうもろこしを茹でる
- とうもろこしが茹で上がったら熱い内に1本ずつラップで隙間なく包む
- とうもろこしのあら熱を取る
- とうもろこしからラップをはずす
- とうもろこしを食べやすい大きさに輪切りにする
- 輪切りにしたとうもろこしを1つずつラップをする
- とうもろこしをジッパー付の冷凍用保存袋に入れる
- 冷凍用保存袋の空気をしっかり抜いて密封する
- 金属トレーに乗せて冷凍する(金属トレーに乗せることで早く冷凍させることができますがトレーがなければそのままでもOKです)
冷凍とうもろこしを解凍する方法
冷凍したとうもろこしを冷蔵庫に移して自然解凍しましょう。急いでいる場合は電子レンジで過熱または解凍モードで解凍しましょう。
とうもろこしの茹で方
とうもろこしは腐るのが早いので茹で方も大切になります。正しい茹で方をご紹介します。
甘味を引きだして栄養成分を失わない茹で方
- とうもろこしの皮は薄皮を2~3枚残してむく
- 底が深い鍋やフライパンなどにとうもろこしを入れる
- とうもろこしがひたるまでたっぷり水を入れる
- お湯が沸騰しすぎないよう注意し、中火で15~20分ほど茹でる
- とうもろこしの色が鮮やかな黄色になったらざるにあげて水気をきる
- とうもろこしの皮はそのままにしてにあら熱が取れるまで放置する
- とうもろこしが指で触れるくらいに冷めたらすぐに皮をむいてラップで包む
とうもろこしを沸騰させたお湯で茹でてしまうと、とうもろこしに含まれている栄養素やビタミンが流れてしまいます。
とうもろこしはゆっくり沸騰させないで茹でることにより、とうもろこしのでんぷん質が糖に変わるので甘さを引き出すことができます。
とうもろこしを電子レンジでチンする方法
とうもろこしを茹でないで甘味を引きだし、栄養素も失わない裏ワザは電子レンジを使用する方法です。
- とうもろこしは薄皮ごと皮をむく
- とうもろこしは軽く水洗いする
- とうもろこしについた水分をそのままにしてラップでしっかり包む
- ラップで包んだとうもろこしを電子レンジで加熱する。(加熱時間は600Wで6分位が目安です)
電子レンジから出したときにラップに包んであるので、とうもろこしの表面がシワシワになる心配はありません。
大量に茹でたいときは時間がかかりますが、鍋などの後片付けの手間がなくとうもろこしも美味しくなります。
新鮮なとうもろこしの見分け方
新鮮なとうもろこしの見分け方は、皮の色やひげでわかります。
- 皮の色が濃い緑色
- ひげが多くてきれい
- 重みがある
- ハリがある
- 粒がそろっている
新鮮なとうもろこしをその日の内に美味しく食べましょう。