目次
子供にかける言葉、選んでいますか?
子供との何気ない会話で、子供の表情が曇った経験はありませんか?楽しく会話していたり、ちょっと冗談を言っただけなのに、子供の機嫌が悪くなってしまったとなると、親も困りますよね。しかし、子供も一人の人間。親だからこそ振られたくない話題などもあります。
今回は、子供から嫌われてしまう親のNG行動をご紹介します。最近子供とうまくいっていない人だけでなく、自らの行動を顧みるきっかけにしてみてください。
子供に嫌われてしまう親がしているNG行動7選!
子供から嫌われる親の行動とは、具体的にどのようなものが挙げられるのでしょうか。親だからこそ、やってしまいがちな行動をまとめました。
1.しつこい
親からしつこくされてうっとうしいと思ったことは、誰でも経験がありますよね。どんな人間でも、相手からしつこくされると、嫌気がさすものです。
- 子供のプライベートなことを根掘り葉掘り聞く
- 子供を心配するあまり過剰に付きまとう
このような行動は、子供から嫌われる大きな要因となるので注意しましょう。
2.自分の意見を押し付けてくる
子供からなんらかの相談を受けたときに自分の意見を伝えることは重要ですが、子供が親の意見を求めていないのに自分の意見を押し付けるような行動はNG!
- こうしなければいけない
- こうするべき
- そんなことをしても意味がない
このように、意見を押し付けたり、相手の意見を頭ごなしに否定するような言動は相手の気持ちを踏みにじることにつながります。何事も経験!大けがや犯罪に巻き込まれないよう見守りつつ、いろいろな経験をさせましょう。
3.子供の意見や予定を無視
家族で出かける計画を立てるとき、夫婦だけで行先や日程を決定していませんか?せっかく家族で出かけるならば、みんなが楽しい思い出を作れるように、子供の行きたい場所ややりたいことを聞いておくべきです。
子供の意見や予定を無視して計画を立てると、親との外出や旅行などが苦痛な行事になってしまいます。子供も大切な家族の一員。予定を合わせるときには同席してもらい、計画を一緒に立てるようにしましょう。
4.確認が頻繁過ぎる
宿題や行事前の事前準備など、絶対に済ませておくべきことは、どうしても確認してしまいますよね。心配な気持ちもわかりますが、あまりに頻繁に確認をすると、子供のやる気をそいでしまいます。まるっきり忘れている様子ではないときは、一度確認を取ってそのまま見守りましょう。
5.兄弟や親せきと比べる
勉強や運動など、人間には得意なことと不得意なことがあって当然です。子供の成長を見守る上で、兄弟や親せきと成績などをあからさまに比べるような言動は子供に不快な思いをさせてしまいます。
思春期などの多感な時期に他者となにかを比べられてしまうと、自己肯定感が下がってしまい、自信が持てずにトラウマになってしまうことも考えられます。
6.子供のプライバシーを無視する
子供は、親の所有物などではありません。ひとりの人間として、プライバシーを侵害されるのは親であっても嫌なものです。
- 子供の部屋に勝手に侵入する
- 子供の所有物を漁る
- 子供の交友関係を否定する
このように、子供の人権が守られていないような行動を取ってしまうと、親であっても嫌われます。思春期に差し掛かる前に、自分のものは自分で管理できるよう、声掛けなどを行うようにしましょう。
7.とにかく急かす
朝は、子供がなかなか動いてくれませんよね。朝食をあまりにゆっくり食べていたり、遅刻が迫っている時間であっても全く急ぐ様子がないときは、急かすような声をかけてしまいがちです。大人であっても、急かされるとよい気持ちはしません。
急いでほしいときは、「○分くらいまでにい終わらせてくれるかな」など、時間を提案してみましょう。自然と子供自身が急ごうという気持ちになれるような言葉かけを、心がけてみてください。
子供に接するときに注意したいこと
自分の子どもだからといって、何をしてもよいわけではありません。なんでも介入すべきという考え方も、持つべきではないでしょう。子供は成長とともに周囲からの影響を受けて、自分なりの価値観や考えを持ちます。
子供の価値観や考え方そのものをすべて否定するような行動を取ってしまうと、親子の信頼関係が崩れかねません。子供の意見や都合などを考慮し、相手の気持ちを尊重した意見交換をするよう心がけてください。
まとめ
親子の関係性は、年月を経て少しずつ変化します。子供の成長を見守り、意見に耳を傾け、お互い尊重しあえる関係性を構築していきましょう。