「え、それもダメなの?」夫婦間で決めてはいけない『NGルール』5選!

喧嘩をしている夫婦

夫婦の皆さんは、お互いの間に何かルールを定めていますか。ルールを設けることでトラブルを減らせるとされていますが、中には夫婦の関係を悪化させかねないルールも存在します。ここでは、離婚のリスクを高める可能性がある、夫婦間でよく見られるNGルールを紹介します。

夫婦間でルールを設定することは珍しくない

指切りをしているところ

夫婦の皆さんはルールを設定していますか。明確には決めていなくても、何となく口頭でルールのようなものを決めている夫婦は少なくないでしょう。

夫婦間でルールをある程度定めておくと、トラブルを未然に防げるメリットがあります。特に家事や育児、金銭面の分担は、喧嘩を避けるのに役立ちます。

設けたルールが夫婦仲を悪化させることも…

しかし、夫婦のルールが原因で、関係がギクシャクしたり、予期せぬ不安や問題が生じることもあります。中には、これが離婚へと進むきっかけになる夫婦もおり、ルールを決定する際は、双方が納得できる公正なルール作りが必要です。

離婚につながることも…夫婦間でありがちなNGルール5つ

険悪なカップル

それでは、夫婦の間に亀裂を入れかねないよくあるNGルールとは何でしょうか。家庭内の平和を保つためにも、次に挙げるようなルールは避けるべきです。

1. 細部にわたって厳密にルールを設けている

夫婦間でルールを決める際、細かい点までルールを設ける夫婦がいます。しかし、細かすぎるルールを多く設けると、どのルールがあるのか忘れがちになり、自宅が安らげる場所でなくなってしまう可能性があります。

明確なルールを設けることが望ましい場合もありますが、基本的には自分がされて嫌なことを伝え、それをざっくりとルール化した方がお互いとためになります。

2. 家にいる時は必ず一緒に過ごす

特に新婚の夫婦が設けがちなルールとして、お互いに家にいる時はできるだけ一緒に過ごすことがあります。これは夫婦の絆を深めるように思えますが、実際には不満や不安が生じやすいです。

男女でこのルールに対する期待が異なることが多く、「どうしてもっと一緒に過ごさないの?」や「楽しくないのか?」という感情が生まれがちで、これが原因で夫婦仲が悪化することもあります。夫婦の関係にとって、このルールは避けた方が良いかもしれません。

3.「気づいた方がやる」では負担が偏るケースも

夫婦喧嘩で誤っている夫と怒っている妻

このケースも夫婦にとってよくある問題です。家事の分担に関するルールは必要だとは思われますが、「気づいた方が行う」というルールにより、しばしば女性側が多くの負担を担うことになります。

これにより「決めたはずのルールなのに、なぜ私だけ?」という不平が高まり、夫婦間の緊張を引き起こす原因となることがあります。最悪の場合、このような不公平感が離婚へと進展することも。従って、家事の分担ははっきりと決めた方が良いでしょう。

4. 毎日一緒にお風呂に入る

良好な夫婦関係の象徴として、毎日一緒にお風呂に入ることがあります。これは夫婦によって異なり、ルールとして定めることが必ずしも悪いわけではありません。

しかし、この習慣を強制的なルールにしてしまうと、愛情表現が義務感に変わり、感情が冷めてしまう可能性があります。特に、男性や育児に追われる女性が「面倒だ」と感じるようになり、夫婅の仲が悪くなることも。一緒にお風呂に入るのは良いことですが、ルール化することは避けた方が賢明です。

5. 1日1回のスキンシップをルールにする

喧嘩をして険悪な雰囲気の男女

スキンシップが夫婦関係を維持する上で重要であるとよく言われます。確かに、肌の触れ合いは愛情を保つ上で効果的です。

しかし、「1日1回スキンシップをする」というルールにすると、これが義務感に変わりかねず、片方がそれを煩わしく感じたり、もう片方が義務感で行っているのではないかと疑念を持ったりすることがあります。

結果として、本来の愛情あるスキンシップが失われる可能性があります。したがって、スキンシップは自然に行うことが、夫婦の間で最も大切なことです。

不仲を避けるルール作りのポイントは?

公園を並んで歩く夫婦

夫婦間でありがちなNGルールについて紹介しましたが、夫婦仲を良好に保つためのルール作りにはどのようなポイントがあるでしょうか。

夫婦が円満に生活するためには、以下の3つのポイントを考慮してルールを設定しましょう。

  • 基本的には大まかに決める
  • 金銭管理や家事の分担は具体的に決める
  • 「ルールを完全に守る」を強要しない

ルールはあくまでも大まかにし、お互いに完璧な守りを求めないことが重要です。

「ルールは絶対に守るべき」と考えがちですが、それが常に正しいとは限りません。特に、家はリラックスできる場所であるべきで、完璧を求めすぎるとそこが失われ、夫婦仲を悪化させることになりかねません。

ルールは定期的に見直し、話し合いを通じて更新することで、窮屈な生活を避けることが可能です。重要なのは、夫婦としてコミュニケーションをとることです。不満も意見も感謝も、全てを言葉で伝え合う努力を続けましょう。

夫婦が快適に過ごせるルール作りを

笑顔で座っている夫婦

今回ご紹介したように、ルールは夫婦が共に過ごす生活を快適にするために存在します。しかし、ルール作りが夫婦仲の悪化を招くことがあってはなりません。夫婦間の尊重を基にし、争いを未然に防ぐルールを心がけることが大切です。

ルールは柔軟に、お互いの成長やライフスタイルの変化に合わせて適宜調整する必要があります。夫婦のルールは、ただの規則ではなく、お互いの幸福を最優先に考えたガイドラインであるべきです。決めてはいけないルールに気を付けながら、円満な夫婦生活のための最適なルールを見つけていきましょう。

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