タッパーに絶対してはいけない『NG行為』5選

いろいろなタッパー

タッパーは、料理だけでなく収納などの役割も果たす、非常に便利なアイテムです。いろいろな形状と素材のものが発売されていて、使いたい場所に合ったサイズのものを気軽に購入できます。今回は、タッパーにしてはいけないNG行動をご紹介します。ついやりがちなことも含まれているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

保存容器として欠かせないタッパー

ピンクのふたのタッパー

タッパーは、食品や日用品などの保存に欠かせないものです。有名ブランドのものだけでなく、手軽に100均で購入できるものもあり、容量や形状、素材もいろいろあります。

さまざまな素材のものが販売されているからこそ、タッパーの素材に合った活用法を実践しましょう。

タッパーに絶対してはいけない『NG行為』5選

青いふたのタッパー

タッパーにしてはいけない、NG行動をご紹介します。ついうっかりやってしまう可能性のある行動も含まれているので、要チェックです!

1.耐熱ではないタッパーをレンジで使う

電子レンジは、想像以上に熱がこもる場所です。電子レンジに対応していないタッパーをレンジで温めてしまうと、亀裂や変形などが起こる可能性が高くなります。

亀裂が入ると、ケガをしたり再利用ができなくなってしまうので、原形をとどめていたとしても破棄しましょう。

変形してしまった場合は、フタとのかみ合わせが合わなくなるので、容器としての機能が保てなくなります。こちらも破棄することになってしまうので、使う前にレンジ対応かチェックしましょう。

2.耐熱ではないタッパーに熱湯を注ぐ

耐熱タッパーの上限温度は、140℃であることが多い傾向です。耐熱の場合は沸騰したお湯を注いでもタッパーとしての機能を損なうことなく使用できます。

しかし、耐熱ではないタッパーに熱湯を注ぐと、注いだ瞬間に大きく変形してしまうかもしれません。容器として再利用できないほど、大きく変形することも想定されます。特にお子さんが料理などでタッパーを使うときには注意して見守るように配慮しましょう。

3.タッパーに何も入れずレンジでチンする

レンジ対応であっても、タッパーに何も入っていない状態のタッパーをレンジで加熱するのは危険です。

  • タッパーが破損する可能性
  • 電子レンジに負荷がかかり、故障の原因になる
  • 電子レンジの寿命を短くする

電子レンジは、水分に振動を加えて加熱する機械です。水分が入っていないタッパーを入れただけでは、加熱の対象がないため空焚き状態となり、レンジに大きな負荷をかけてしまいます。タッパーだけを温めたいときは、鍋にお湯を張って温めるなどの方法を試してみてください。

4.オーブン調理に使用する

オーブン調理は、非常に高温であるため、タッパーの使用は不向きです。オーブン対応と記載があるタッパーはオーブンで利用しても問題ありません。しかし、使用不可であったり記載がないときはオーブン調理には使わないようにしましょう。

オーブン対応ではないタッパーをオーブンで使うと、以下のようなことが起こる可能性が高いです。

  • タッパーが溶ける
  • 溶けたタッパーのニオイがオーブン内に残る
  • 掃除してもニオイが抜けず、長期間タッパー臭が気になる

このようなことを引き起こさないためにも、タッパー裏に記載してある注意書きにはしっかり目を通しておくことをおすすめします。

5.柑橘系の食べ物を保存する

昨今のプラスチックタッパーは、アルカリや酸に強い商品が増えてきました。しかし、すべてのタッパーがアルカリや酸に対して強くなったわけではありません。スチレン系のタッパーは柑橘系の酸に弱く、タッパーが溶けたりひび割れが起きることがあります。

シールはがし剤も刺激が強いので、スチレン系のタッパーとは相性がよくありません。使用する前に注意書きをしっかりと読み込んで、使っても大丈夫かを見極めましょう。

タッパーの正しい使い方

お惣菜が入ったタッパー

タッパーの正しい使い方は、以下のようになります。

  • 食材の作り置きの保存
  • 文房具などの保存容器
  • ペットの散歩や子どもとのお出かけでのおやつ入れ
  • コスメなどの日用品の整理整頓

耐熱ではないタッパーは、食材の保存ではなく日常生活の中で活用するよう心がけてみましょう。タンスや引き出しの収納の整理整頓などにも活用できますよ。子どもがなくしがちな、小さなシールなどなくしやすいものをまとめておくのもよいですね。

まとめ

カラフルなタッパー

タッパーは、さまざまな場面で活用できます。タッパーの素材に注目して、どんな場面で活用できるかを見出しましょう。

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