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子どもが『暗い性格』になってしまうNG行為5選
1.親が暗い表情ばかりしている
親が暗い表情ばかりしていると子供も暗い性格になりやすい傾向があるそうです。特に一緒にいる時間が長いお母さんがいつも暗い表情だと、家の雰囲気も暗くなります。そして、子供はそんな雰囲気に大きく影響され、不安になりやすく暗い性格になってしまうようです。
自分が暗い、と感じているお母さんは、できるだけ自己肯定感を高め、暗くなってしまう原因があれば問題解決に努めるとよいでしょう。何か新しい趣味や習い事を見つけるのもおすすめです。
2.愛情不足
親からの愛情が不足している子供は、常に親の顔色をうかがう特徴があるそうです。本来子供は喜怒哀楽があり無邪気な性格であるのが普通ですが、親の顔色をうかがうようになると、感情を押し殺すクセが付き暗い性格になってしまうようです。
子供を愛さない親などいないはずです。愛情不足と感じ性格が暗くなってしまっている子供には、1日1回数分でいいので「ハグ」をして抱きしめてあげたり、頭をなでてあげるのが良いようです。
スキンシップは子供に大きな安心感を与えることができるため、心当たりのあるご家庭では子供と肌と肌の触れ合いを習慣化してみることをおすすめします。
3.恐怖や不安のインプット
子供に恐怖をインプットするのは逆効果でもあります。子供は怖がりで、大きい音やお化けなど、大人にしたら恐怖と感じないことでも恐怖症を引き起こしやすいと言われています。例えば、「早く寝ないとお化けが出るよ」「鬼がくるよ」などと脅かすのも逆効果だそうです。
また、普段から親が「怖い、怖い」という言葉をよく使っていると、子供にとって世界は怖いところ、とインプットされてしまうこともあるそうです。
怖がりになると性格も暗くなり、いつも何かにおびえているような表情になってしまう傾向があるため、むやみに恐怖をインプットするのはやめましょう。
4.否定ばかりする
「ダメ」や「何をやっているの!」など親が否定ばかりしていると、子供は自信を失い性格も暗くなってしまうようです。子供の行動を否定的な言葉でかんじがらめにして、興味を持つことや好奇心をつぶさないようにしましょう。
また、「ちょっと待って」という言葉も、親が自分と向き合ってくれないと感じて、自分を表現することを押さえつけてしまうこともあるようです。
5.夫婦喧嘩が多い
両親の喧嘩が多い子供は、気が小さく心配症で暗い性格になりやすいそうです。喧嘩の中で「離婚」という言葉が出ると、自分はどうなってしまうのだろう、と不安になったり人に心を開くことができなくなる子供もいるそうです。
親の存在が子供に与える影響はとても大きく、人格形成にもかなり響いてくるそうです。
生まれつきの『気質』で暗い性格の子供もいる
人間の考え方や感じ方のタイプは、性格と気質によって分かれると言われています。生活環境や周囲の接し方で性格は形成されていくものですが、気質というのは生まれつき持っているものだそうです。
そのため、周囲の影響に関わらず物事に対して敏感な子、おおらかな子などさまざまなタイプがいるそうです。親の接し方の問題だけではないため、親は必要以上に落ち込んだりせず、生まれつき持っている気質なのだと、割り切って肩の力を抜いてみるのも大切でしょう。
最後に
子供が暗い性格になるのは、もともと生まれ持っている気質の影響も考えられます。周りの影響を受けやすい子供とそうでない子もいるでしょう。
ですが、一般的には親がたくさん愛情を注ぎ肯定的な言葉で育った子は性格も明るく、色々なことに恐れず挑戦する子になるとも言われています。子供がのびやかに安心して過ごせる家庭環境を心がけるのが良いでしょう。