スープジャーの味噌汁が腐る原因とは?温度を保てば大丈夫?

スープジャーと弁当

スープジャーに味噌汁を入れてお弁当と共に持っていったら味噌汁が腐っていたということがあります。今回はスープジャーに入れた味噌汁が腐る原因と腐ってしまったときの見分け方や腐るのを防ぐためのコツを紹介します。これらの記事を参考にしてお弁当を食べるときに安全に温かくて美味しい味噌汁を食べられるようにしてください。

スープジャーの味噌汁は腐りやすく危険?

スープジャーに入れた味噌汁

スープジャーに入れていた味噌汁が腐っていたという話を聞いたことはありませんか?

スープジャーはお弁当と一緒に暖かいスープや味噌汁を持っていくときに便利なものですが、いざ飲んでみたらなんだか味が酸っぱく感じたり、臭いが何だかおかしいということがあります。

スープジャーの味噌汁は腐ることもある

味噌汁はスープジャーに入れて保存していても腐ることがあります。

味噌汁が腐ると聞いても、味噌は発酵食品なので日持ちする物では?味噌汁って腐る物なの?と疑問に思う方もいらっしゃるかも知れませんが、味噌は、味噌汁を作るときに出汁に味噌を溶いた段階で日持ちしなくなります。

このことから味噌汁はスープジャーに入れても腐ることがあるので注意が必要です。またスープジャーに入れた場合は、入れるみそ汁の状態によっては腐りやすくなってしまうことがあります。

《 ポイント 》

  • スープジャーに正しい入れ方をしないと味が酸っぱく感じたり、臭いがおかしいと感じてしまうことがある
  • スープジャーに入れる状態によっては腐ることもある

スープジャーの味噌汁が腐る原因

スープジャーに入れた味噌汁

スープジャーに入れた味噌汁が腐る原因は以下の点が挙げられます。

スープジャーの保温性能によって雑菌が繁殖しやすい環境になっている

雑菌は20℃~50℃の温度のときに活発になり繁殖しやすくなるので、熱めの温度でスープジャーに味噌汁をいれてもスープジャーの性能によっては、数時間後に雑菌が繁殖しやすい温度まで下がってしまうことがあります。

そうなると雑菌が繁殖しやすい環境になってしまうので味噌汁が傷みやすくなります。

味噌汁に入れる具材は傷みやすいものがある

味噌汁に入れる具材によっては味噌汁が傷みやすくなってしまうものがあります。

味噌汁によく使われる豆腐やなめこやあさりやじゃがいもなどの具材は傷みやすい具材となるため味噌汁が腐ることがあります。

《 ポイント 》

  • 腐る原因は味噌汁の温度と具材
  • 雑菌は20℃~50℃の温度のときに活発になるので、スープジャーの性能によっては雑菌が繁殖しやすい温度まで下がってしまうことがある
  • 具材によっては傷みやすいものがあるの注意が必要

味噌汁が腐った場合の見分け方

腐った味噌汁イラスト

スープジャーの味噌汁が腐るとどのような変化があるのか詳しく紹介します。

スープジャーの味噌汁が、腐ってしまったかどうか見分けるときの参考にしてください。

腐った味噌汁の見分け方①:見た目

スープジャーの味噌汁が腐ると見た目には以下の変化があります。

  • カビの白い膜に覆われる
  • ドロっとした状態になる
  • 糸を引く
  • 泡が出ている

夏の暑い時期の場合、味噌汁が入った鍋をそのままの状態で数時間放置しておくだけでも、味噌汁の雑菌やカビ菌の繁殖によって上辺に白い膜が張ったように変化してしまうことがあります。

カビ菌が繁殖してしまった鍋はきれいに洗い除菌しなければ、次回鍋を使用するときにカビが繁殖しやすくなるので注意してください。

また味噌汁がドロっとしていたり、糸を引くようになっていたり、泡が出ているときも味噌汁は腐っている状態と言えます。

腐った味噌汁の見分け方②:におい

スープジャーの味噌汁が腐るとにおいには以下の変化があります。

  • 酸っぱい感じのにおいがする
  • 腐敗臭がする
  • 味噌と違うにおいがする

味噌汁は冷めた状態ですとにおいの変化に気づきづらいのですが、温めるとにおいが強くなり異常がわかります。

味噌汁を温め直して食べるときにふたを開けた際に異臭を感じたら腐っている可能性が高いので、食べずに諦めて処分するようにしましょう。

腐った味噌汁の見分け方③:味

スープジャーの味噌汁が腐ると味には以下の変化があります。

  • 酸っぱく感じる
  • 苦みを感じる
  • 味噌と違う味がする

上記に挙げた味を感じた場合、味噌汁が傷んでいることが多く、腐ってしまっていると考えてください。

ひと口食べた程度では食中毒などの健康被害が出てしまうことはほとんどありませんが、味に異常を感じたら食べるのは止めておきましょう。

腐った味噌汁を食べてしまうと…

上記のような状態の味噌汁を誤って飲んでしまうとどうなるのか、飲んでしまった場合の対処方法を紹介します。

加熱しても食べてはいけません!

食中毒の原因となる菌は熱に弱い菌が多いので、味噌汁に異常を感じても加熱すれば食べても問題ないのでは?と考えてしまうかもしれませんが、味噌汁が腐ってしまった場合には加熱しても食べてはいけません。

食中毒の原因になる菌の中には熱に強い菌もいますし、加熱して除菌することができても菌が放出した毒素は熱で分解されることなく体内に入り込んで食中毒を引き起こす原因になることもあります。

腐った味噌汁と飲んでしまったときに出る症状

腐った味噌汁を飲んでしまった場合には以下のような症状が出ます。この場合は食中毒になっている可能性が高くなります。

  • 吐き気
  • 腹痛
  • 嘔吐
  • 下痢
  • 高熱

上記のような症状が出た場合でも、自力で水分が摂れる状態で、少しずつ症状が治まっていくことがわかれば自宅で療養してもおそらく問題ないと考えられます。

ですが、自力で水分が摂れないほど嘔吐や下痢がひどい場合や高熱が出た場合には、病院に行って診察してもらいましょう。

スープジャーの味噌汁は温度を保てば大丈夫?

温度計

味噌汁の温度が30℃~40℃のときが最も腐ると言われる温度なので、お弁当に合わせてスープジャーで味噌汁を持っていく場合は、スープジャーの温度を60℃以上にキープできていれば、味噌汁は腐る可能性がなくなります。

保温性が低いスープジャーの場合は食べるときに温度が60℃以下になってしまうこともあるので注意が必要です。

スープジャーの味噌汁を腐らせないコツ

味噌汁

60℃以上に保つ

スープジャーの味噌汁が腐る大きな原因は温度となります。

スープジャーの中の温度が60℃以上で保つことができれば、味噌汁を美味しく飲むことができますが、60℃以下になると腐りやすくなり、0℃~40℃になると食中毒の原因となる菌が繁殖しやすい温度となります。

このことから味噌汁をスープジャーに入れる前に温めておくことが重要になるので、味噌汁を入れる前にスープジジャーに熱湯を入れて蓋をしてスープジャーを温めておきます。

その後味噌汁を熱々の状態に温めてスープジャーに入れた熱湯を出してから味噌汁を入れてすぐふたをして、スープジャーの専用ケースや布で包んで保温性を上げましょう。

腐りやすい具材を使わない

また、スープジャーに入れる味噌汁は豆腐やなめこやあさりやじゃがいもなどの腐りやすい具材を使わないようにしましょう。

高温にしておいても心配な場合は、スープジャーには熱湯だけを入れて、味噌と乾燥わかめとネギを合わせて手作りの味噌玉を作って別容器に入れてお弁当と一緒に持って出かけて食べるときにお湯で味噌玉を溶かすという方法もおすすめです。

《 ポイント 》

  • スープジャーの中の温度は60℃以上に保つ
  • 熱湯でスープジャーをあらかじめ温めておき味噌汁を熱々の状態で入れたら専用ケースや布で包んで保温性を上げると良い

味噌汁の賞味期限と保存方法

5種類の味噌汁

スープジャーの味噌汁の賞味期限と正しい保存方法を紹介するので参考にしてください。

常温保存での賞味期限と保存方法

スープジャーの味噌汁を常温で保存する場合の賞味期限は長くても1日程度です。

常温で保存するときは以下の点に注意してください。

常温で保存することを前提に、使用する具材は腐ることが少ない具材を選びましょう。腐る可能性が高い豆腐やなめこやあさりやじゃがいもを入れてしまうと賞味期限は短くなります。

常温保存時の注意点

  • スープジャーの味噌汁の味を濃いめにしておく
  • 3時間おきに沸騰する手前まで温める
  • 保存時は必ずスープジャーのふたをしめる

冷蔵保存での賞味期限と保存方法

スープジャーの味噌汁を冷蔵で保存する場合の賞味期限は夏の時期で2日、冬の時期で3日程度です。冷蔵で保存するときは以下の点に注意してください。

スープジャーの味噌汁を熱い状態で冷蔵庫に入れてしまうと、冷蔵庫内の温度が上がってしまい、もともと冷蔵庫に入れてあった他の食材が傷んでしまうことがあります。

冷ましている間にも菌が繁殖して傷んでしまうことがあるので常温で置いておく時間を少しでも短くするために鍋を氷を入れたボウルで早く冷ますようにすることで傷みにくくなります。

冷蔵保存時の注意点

  • 味噌汁はしっかり冷ましてから冷蔵庫に入れる
  • 味噌汁を作った鍋ごと冷蔵庫に入れる

冷凍保存での賞味期限と保存方法

スープジャーの味噌汁を冷凍で保存する場合の賞味期限はおよそ2週間です。冷凍で保存んするときは以下の点に注意してください。

スープジャーの味噌汁に入れる具材の中には豆腐やじゃがいものように冷凍すると食感が悪くなってしまうものもあるので、そのような具材を使う場合は冷凍保存はやめましょう。

また解凍と再冷凍を繰り返すと傷みやすくなってしまいます。再冷凍をしないように冷凍するときは小分けにして冷凍しましょう。

冷凍保存時の注意点

  • 味噌汁を冷凍する際は食感が悪くなる具材を使わない
  • 再冷凍を避けるため小分けにしてから冷凍する

《 ポイント 》

  • しっかり味噌汁を冷ましてから冷蔵庫に入れるようにする
  • 味噌汁を熱い状態で冷蔵庫に入れると庫内の温度が上がり他の食材が傷んでしまうことがあるので注意

最後に

スープジャーと弁当

今回はスープジャーに味噌汁を入れておくと腐ることがある場合と、腐ってしまった味噌汁の見分け方や腐ることを防ぐコツを紹介しました。

スープジャーは中の温度が60℃以上を保てるものを選ぶことがおすすめです。またスープジャーに熱湯を入れて温めてから、沸騰直前まで加熱した味噌汁を入れるようにするのがポイントです。

お弁当にスープジャーで味噌汁を持っていく際には腐ることがないように注意しましょう。

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