ちくわぶは冷凍できる?保存方法や賞味期限、おでん・煮物などでの使い方や解凍方法

おでん、箸置きと箸

ちくわぶは冷凍で保存することができます。品質や美味しさを保ちながら保存する方法、賞味期限、常温または冷蔵で保存しても良いのか、冷凍しておいたちくわぶをおでんや煮物などに調理する時の使い方、解凍方法など分かりやすく詳しく解説します。冷凍したちくわぶを使ったおすすめレシピもぜひお役立てください。

ちくわぶは冷凍できる?

ちくわぶ1本、長方形の皿

ちくわぶは冷凍できます!食べきれずに余ってしまった時は冷凍庫で保存してください。

おでんの具材として知られているちくわぶですが実は、馴染み深い食材である地域もあれば、全く馴染みのない地域もあります。

「ちくわぶ」と「ちくわ」って言葉も見た目もよく似ていますよね。

ちくわぶとちくわの違いは主に原料です。ちくわぶは小麦粉が主原料で、ちくわは魚が主原料です。

豆知識も得たところで、ちくわぶを美味しく冷凍保存する方法について詳しく解説しましょう。

冷凍ちくわぶの保存方法と賞味期限

ラップを広げる様子、青い背景

ちくわぶは冷凍で保存することができますが、ちょっとしたコツが必要です。

品質や美味しさ、美味しく食べることができる賞味期限は、保存の仕方によって大きく左右されます。

冷凍ちくわぶの保存方法

開封した後に食べきれずに余ってしまったちくわぶは、そのまま冷凍すると乾燥してしまうことがあります。

ラップでしっかりと包んでから冷凍庫へ入れてください。ちくわぶを1本ずつラップで包むのがポイントです。

未開封なのであれば、そのまま冷凍庫へ入れて構いません。未開封であることによって、ちくわぶを乾燥から守って保存することができます。

未開封だけどそのまま冷凍庫へ入れるのは嫌だなと感じる場合には、密封することができるのであれば、フリーザーバッグや冷凍が可能な保存容器に移し替えてから冷凍庫へ入れても大丈夫です。

移し替える場合にもちくわぶを1本ずつラップで包んでください。移し替えた場合のちくわぶは、未開封ではなく開封後とします。

冷凍ちくわぶの賞味期限

賞味期限とは美味しく食べることができる期限のことを言います。賞味期限切れになってしまったからといって、すぐに食べることができなくなるわけではありません。

冷凍保存しておいたちくわぶの賞味期限は、未開封の場合も開封後の場合も1カ月くらいです。

ただし、冷凍する期間が長くなればなるほどに品質や美味しさは減少すると考えた方が良いです。味だけではなく、食感の良さも減少してしまいます。

ちくわぶは常温または冷蔵で保存できる?

ちくわぶは要冷蔵の食材です。常温で保存することは望ましくありません。調理するまでの間は必ず冷蔵で保存しておいてください。

未開封のちくわぶを冷蔵で保存する場合の賞味期限は1カ月くらいです。開封後のちくわぶを冷蔵で保存する場合の賞味期限は翌日~3日くらいです。

また、開封後のちくわぶを冷蔵で保存すると、あっという間に乾燥してしまいます。1本ずつラップで包んでから冷蔵庫に入れると乾燥を防ぐことができます。この場合でも数日中には食べきるようにしましょう。

冷凍ちくわぶの使い方・解凍方法

煮物、筑前煮、花の形のニンジン

冷凍保存しておいたちくわぶをおでんや煮物などに調理する時の使い方と解凍方法です。

冷凍ちくわぶは、冷凍庫から取り出してすぐにでも調理することができるというところが大きなメリットです。

冷凍ちくわぶを「おでん」に使う

冷凍ちくわぶをおでんに使う時は、解凍せずに凍ったままの状態で使うことができます。

もちろん、冷凍庫から取り出しておき、半解凍の状態でも良いです。ちくわぶから水分が出ておでんのスープが薄くなってしまうなんてことは滅多にありませんのでご安心ください。

冷凍ちくわぶを「煮物」に使う

冷凍ちくわぶを煮物に使う時は、解凍せずに凍ったままの状態で使うことができます。

凍ったままの状態でも簡単にカットすることができますので、お好みの大きさにカットしてからお使いください。もちろん、半解凍でも使えますし、しっかり解凍してから使っても構いません。

冷凍ちくわぶを「サラダ」に使う

ちくわぶのモチモチとした食感はサラダにもよく合います。冷凍ちくわぶを茹でることでモチモチ感がアップします。

その食感がマカロニと似ていることから、マカロニサラダの代わりに余った冷凍ちくわぶでサラダを作るレシピが人気です。冷凍庫から取り出し、そのまま茹でてください。

冷凍ちくわぶの解凍方法

冷凍ちくわぶは自然解凍が基本です。冷蔵庫やチルド室に入れてゆっくりと時間をかけて解凍します。

冬場も冷蔵庫やチルド室での解凍した方が良いのですが、暖房の影響を受けない場所で自然解凍させても良いです。夏場は傷みやすいのでやめましょう。

冷凍ちくわぶを使ったおすすめレシピ

カヌレ2つ、丸い皿にフォーク

ちくわぶを使った料理では、おでんや煮物が定番ですね。

人気のサラダもご紹介しましたが、他にもおすすめできるレシピは無限にあります。食べ飽きてしまった…という時にぜひお試しください。

ちくわぶ1本(140g当たり)の栄養成分

  • カロリー:240kcal
  • 炭水化物:44g
  • タンパク質:10g
  • 脂質:2g

ちくわぶは小麦粉が主原料であるため、炭水化物が多く含まれており、栄養成分を確認してみると、意外と高カロリーな食品であることがわかります。

子供にも大人気!冷凍ちくわぶの唐揚げ

実は、ちくわぶはおでんや煮物では食べてくれない子供も多いです。そんな時は、ちくわぶの唐揚げにチャレンジ!

冷凍ちくわぶを冷蔵庫またはチルド室で解凍してからお使いください。

作り方と手順

  1. ちくわぶをお好みの大きさにカットします。
  2. ちくわぶに下味をつけます。(おすすめは、醤油・酒・塩・にんにくです。唐揚げの素で簡単に美味しく味付けしてもOK!)
  3. 衣をつけます。(小麦粉と片栗粉)ザっと混ぜればOKです。
  4. フライパンに1cm~1.5cmくらいの深さになるように調理油を入れます。
  5. 160℃くらいまで熱したら、ちくわぶを入れて揚げます。
  6. 揚げる時間は3分くらいです。(1分半上げて返し、また1分半。)

キツネ色にこんがり揚げると見た目にも美味しく仕上がります。

お酒のおつまみにも!冷凍ちくわぶがフライドポテトに変身!?

ちくわぶを細長くカットして揚げると、まるでフライドポテト!

シンプルに塩で味付けしても良し。ケチャップやマスタードソースを付けて食べても美味しいです。冷凍ちくわぶを冷蔵庫またはチルド室で解凍してからお使いください。

作り方と手順

  1. ちくわぶを細長く、フライドポテトのようにカットします。
  2. フライパンに1cm~1.5cmくらいの深さになるように調理油を入れます。
  3. 160℃くらいまで熱したら、ちくわぶがこんがりキツネ色になるまで揚げます。
  4. 塩を振りかけて、フライドポテトのようなちくわぶフライの出来上がりです。

冷凍ちくわぶがオシャレなお菓子に!~ちくわぶカヌレ~

フランスの伝統菓子であるカヌレが冷凍ちくわぶで作れちゃいます!

冷凍ちくわぶを冷蔵庫またはチルド室で解凍してからお使いください。

用意するもの

  • ちくわぶ
  • 粉砂糖
  • バター
  • メープルシロップ
  • ラム酒(なくてもOK)

作り方と手順

  1. ちくわぶをお好みの大きさにカットします。(3cmくらいの輪切りがカヌレっぽくておすすめです)
  2. ちくわぶをフライパンに入れ、バター・メイプルシロップ・ラム酒を加えて弱火で煮詰めます。
  3. こんがりとに詰まったらお皿に移します。
  4. お好みの量の粉砂糖を振りかけて完成です。

ちくわぶは小麦粉を練って茹でた食品です。小麦粉と水が原料であるため、お菓子にも変身させることができるんです。カヌレには薄力子や強力粉が使われます。

最後に

丸い皿に積まれたちくわぶ

ちくわぶは要冷蔵の食品ですが、冷凍でも保存することができ、賞味期限は1カ月くらいです。

凍ったままおでんや煮物に使うことができます。解凍してから使うレシピ(ちくわぶの唐揚げ・ちくわぶフライ・ちくわぶカヌレ)にもぜひチャレンジしてみてくださいね。

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