目次
マグロ漬けの日持ちは何日くらい?
マグロの刺身のままの保存期間
- 「冷蔵保存」で日持ちは1,2日程度です。
- 「冷凍保存」で日持ちは2,3日程度です。
マグロ漬けにした場合の保存期間
- 「冷蔵保存」で日持ちは4日程度です。
- 「冷凍保存」で日持ちは1週間程度です。
*マグロ漬けを冷蔵保存した場合は、4日程度日持ちさせることができますが、マグロ漬けを冷凍保存した場合は、冷蔵保存の約2倍の1週間程度に保存期間が伸びます。
醤油を使うことで日持ちする
マグロを醤油に漬け込むだけで日持ちが良くなり、保存期間は通常の刺身の倍程度に伸ばすことができます。
殺菌効果のあるニンニクなどをタレにする
ニンニクを混ぜたタレ煮つければ、ニンニクの殺菌効果で、冷蔵保存で1週間程度日持ちさせることができます。
《 ポイント 》
- マグロ漬けを冷蔵保存した場合は、4日程度日持ちさせることができる。
- マグロ漬けを冷凍保存した場合は、冷蔵保存の約2倍の1週間程度に保存期間が伸びます。
- マグロを醤油に漬け込むだけで、保存期間は倍くらいに日持ちも伸びる。
- ニンニクを混ぜたタレ煮つければ、冷蔵保存で1週間程度日持ちさせることができます。
マグロ漬けを日持ちさせる保存方法
マグロ漬けの冷蔵での保存方法
- タッパーやフリーザーバッグなどの密封できる入れ物に、マグロの切り身と漬けダレを入れる。
- マグロの切り身が漬けダレに平均に漬かるように、平らに広げる。
- マグロの切り身に空気がふれないように、しっかり密封する。
※マグロの切り身をタッパーで保存した場合は、マグロの切り身の上からラップを被せます。
※マグロの切り身をフリーザーバッグで保存した場合は、マグロの切り身をつぶさないように袋の中の空気を押し出して袋の口を閉じます。
マグロ漬けの冷凍での保存方法
- マグロ漬けを、できるかぎり小さく、薄切りにする。
- 金属製のトレイ、無い場合はアルミホイルに重さならないように並べて置く。
- マグロ漬けの鮮度を保つため、温度はマイナス50℃以下で冷凍する。※マグロ漬けを時短で早く冷凍したい時は、小さく薄く切り、熱伝導率が良くなる金属トレーに乗せると早く冷凍できます。
できるだけ真空状態で保存しましょう
マグロ漬けを保存するときは、鮮度の日持ちを保つために、乾燥を防ぐことが一番大切です。マグロ漬けは乾燥や酸化が原因で鮮度が悪くなるので、マグロ漬けをするときはできるだけ真空状態にし日持ちさせましょう。
マグロ漬けは長期冷凍保存すると良くない
マグロ漬けを包丁で切った場合は雑菌がついてしまい、切り身の劣化が早くなり、色が変わり、味が落ちやすくなっていきます。
マグロ漬けの日持ちは5日目から食感が落ちてきますので、日持ちする4日以内に食べることをおすすめします。
《 ポイント 》
- マグロ漬けを早く冷凍したい時は、小さく薄く切り、熱伝導率が良くなる金属トレーに乗せると早く冷凍できる。
- マグロ漬けを日持ちさせて保存するときは、鮮度を保つために、乾燥を防ぐことが大切。
- マグロ漬けを日持ちさせるには乾燥や酸化が原因で鮮度が悪くなるのでの、真空状態がいい。
冷凍したマグロ漬けの解凍方法
ここでは、マグロ漬けを日持ちさせるために冷凍保存したマグロの解凍方法を説明します。紹介する解凍方法は2つです。
温塩水解凍の場合
用意するもの
- マグロ
- キッチンペーパー
- ボウル
- 食塩
手順
- マグロの表面を水道水で洗い流す。
- 40~42℃程度位の1リットルの温水に食塩40gを溶かし温塩水を作る。
- マグロのサクを②で作った温塩水の中に1~2分漬けこむ。
- マグロの表面が解凍して、マグロの中心がまだ凍っている状態で温塩水より取りす。
- 取り出したマグロの、表面の水分をキッチンペーパー等で拭き取る。
- 中心が凍って状態のマグロを、キッチンペーパーに包んで冷蔵庫で自然解凍する。
氷水解凍の場合
用意するもの
- マグロ
- キッチンペーパー
- ボウル
- 食塩
- ジップロック等の保存袋
手順
- マグロの表面を水道水で洗い流す。
- 洗い終えたマグロについた水分を、キッチンペーパーなどでふき取る。
- 水を入れたボウルの中に、たっぷりの氷を入れる。
- 凍ってるマグロを、ジップロック等の保存袋に入れ、しっかり空気を抜いてから密閉して、③で作った氷水のボウルに入れる。
- 1時間から1時間半ほどたったら一旦取り出して、キッチンペーパーでマグロの水分をふき取り解凍完了。
マグロ漬けの作り方
日持ちさせるためのマグロ漬けの作り方は簡単です。手順をご紹介しますのでぜひ作ってみてください。
材料
- マグロ:300g
- 醤油 :大さじ2
- 料理酒:大さじ2
- みりん:大さじ2
作り方
- マグロを湯煎して、マグロの表面の色が変わったら、すぐ冷水でマグロの内部まで熱が通らないようする。
- 鍋に料理酒とみりんを入れ、火にかけアルコールを飛し、よく冷ます。
- ②で作った鍋の中に醤油を入れ、マグロを食べやすい大きさに切ってから容器に移して冷蔵庫で冷やす。
マグロの表面に醤油の色がついたころが食べ頃となります。また、めんつゆでもマグロ漬けを作ることができます。
めんつゆのマグロ漬け
材料
- マグロ :300g
- めんつゆ:大さじ3
- 醤油 :大さじ1
作り方
- マグロを食べやすいサイズのブツ切りにする。
- めんつゆと醤油をボールかタッパに入れてよく混ぜて調味液を作る。
- ②で作った容器にマグロを入れ、調味液にマグロ全体が浸る位入れて40分程漬ければ完成。
お好みでごま油を少量加えてみたり、薬味に生姜やにんにくを加えることで味に幅が出て美味しく食べることができるので試してみてください。
あマグロ漬けの美味しい食べ方
日持ちさせるために作ったマグロ漬けを使用したレシピ料理です。ぜひ参考にして作ってみてください。
マグロ漬けのお茶漬け
材料
- マグロ:180g
- 料理酒:大さじ1
- みりん:大さじ1
- 醤油 :大さじ2
- ねぎ :1本
- ごはん:1膳
- きざみのり:適量
- だし汁:400cc
作り方
- マグロ漬けを食べやすい大きさに切る。
- 鍋に料理酒とみりんを入れ、火にかけ加熱する。
- ②で作った鍋の中に醤油を入れ粗熱をとりマグロを入れる。
- どんぶりにご飯を入れて、そこにマグロを乗せて漬けだれを全体にかける。
- ④にだし汁ときざみのりをかけて完成!
マグロ漬けの山かけ
材料
- マグロ:400g
- 醤油 :大さじ5
- 料理酒:大さじ2
- みりん:大さじ3
- ごま油:大さじ1
- 白ごま:大さじ1
- 万能ねぎ:適量
作り方
- 鍋に料理酒とみりんを入れ、火にかけ加熱してボールにうつして粗熱をとる。
- ①にマグロ漬けと醤油とごま油を入れよく混ぜ合わせて冷蔵庫で30分以上寝かせる。
- ②にマグロ漬けと白ごまを入れ混ぜ合わせる。
- ③にすりおろした長芋を入れてよく混ぜ合わせる。
- どんぶりにご飯を入れて、そこに④を乗せて万能ねぎを乗せて完成!
マグロ漬けの山かけにお茶をかけお茶漬けとしても美味しくいただけます。
マグロ漬け竜田揚げ
材料
- マグロ:300g
- にんにく:大さじ1
- 生姜:大さじ1(チューブの生姜でOK)
- 片栗粉:適量
- 揚げ油:適量
- ジップロック等の保存袋
作り方
- にんにくと生姜をジップロック等の保存袋にマグロと一緒に入れる。
- ①を軽くもんでから、1時間程度冷蔵庫に入れる。
- ②のマグロだけ取り出し、片栗粉をまぶす。
- 適温に熱した揚げ油に、片栗粉をまぶしたマグロを入れて薄いきつね色になったら完成!
マグロ漬けのバター炒め
材料
- マグロ漬け:100g
- バター :適量
- こしょう :適量
作り方
- マグロ漬けを食べやすい大きさにスライスする。
- フライパンでバターをよく熱してから、マグロの表面に焼き色がつくまで焼く。
- マグロを裏返してから、裏面にあまり火が通らないうちに焼いたら完成!
お好みでこしょうをかけてください。
最後に
今回はマグロをマグロ漬けにして日持ちさせる保存方法について紹介しました。
マグロをしょうゆやめんつゆなどで漬た場合は通常の倍、日持ちさせることができます。
また、マグロ漬けを冷凍保存することでさらに日持ちを延ばすことができますので、この記事を参考に、マグロの刺身が食べきれずに余ってしまうときはマグロ漬けを作ってみましょう。