電子レンジの寿命と延ばす方法!壊れる前のサインと上手な使い方

電子レンジ

電子レンジの寿命は10年といわれていますが理由をご存知ですか?それは電子レンジの心臓といわれる部品の「マグネトロン」の寿命が10年だからです。でも10年以上使っている方もたくさんいますが、実は電子レンジの寿命を延ばす方法があるんです。今回は電子レンジの寿命と寿命を延ばす方法、電子レンジの寿命のサインなどをご紹介したいと思います。

電子レンジの寿命は約10年

電子レンジから煙

電子レンジの寿命は約10年です。その理由は、電子レンジの心臓といわれる「マグネトロン」という部品の寿命が約10年だからです。

電子レンジは「マグネトロン」からマイクロ波を出して食品を温めています。つまり、「マグネトロン」が壊れたら温めることはできないので、電子レンジも寿命となります。

マグネトロンの寿命は2,000時間です。一日平均30分の使用で10年になる計算になりますが、使用時間によって寿命の差が出てきますし、回数や使い方によっても電子レンジの寿命は代わります。

マグネトロンも進化して寿命も延びていますので電子レンジの寿命も新商品ごとに延びて、20年使えると予測されているものも出てきました。

もちろん故障しても修理して復活させることもできますが、部品がメーカーになければ修理ができませんので完全の寿命になります。

メーカーが部品を保有している期間は、その電子レンジの製造を中止してから8年ですので、製造を中止した電子レンジの場合は8年が寿命になりますね。電子レンジのセール価格がびっくりするほど安いものがありますが、製造が中止されているかは確認しましょう。

電子レンジの寿命のサイン

電子レンジを確認する女性

電子レンジは寿命が近づくとサインを出します。このサインを見逃すと突然の故障や、酷いときは発火の危険性もありますので注意が必要です。

電源が入らない

電子レンジの電源が入らない場合、電源コードがしっかりセットされていない可能性がありますので、電源コードを抜き差ししてみましょう。もし電源コードを抜き差ししても電源が入らない場合はスイッチや電源部分の故障や不具合の可能性がありますので電子レンジの寿命のサインと言えます。

途中で止まる

電子レンジが途中で止まるのは寿命の可能性があります。内部の部品の故障や不具合が原因ですので電子レンジの寿命のサインと言えます。

止まらない

電子レンジが止まらないのは寿命の可能性があります。タイマーの設定時間を過ぎても止まらない、扉を開いても止まらない、止まったのにファンは回っているなどは内部の部品の故障や不具合が原因ですので電子レンジの寿命のサインと言えます。

温まらない

食費や食材が加熱しても温まらないのは、電子レンジで温めるために必要な部品のマグネトロンやインバーターなどの故障や不具合が原因ですので電子レンジの寿命のサインです。

火花が出る

電子レンジからバチッと「火花」が出るのは、金属製品の容器や食器やアルミホイルまたは装飾などに金属を使っているなどを加熱しているケースが多いです。もし金属製品やアルミホイルを使用していないのに火花が出るときは故障のサインだと考えて使用は中止しましょう。火花がでたまま使用していると発火の原因になる可能性もありますので注意してください。

煙が出る

電子レンジ内部から「煙」がでるのは、加熱時間が長いことが原因のケースが多いです。から揚げや天ぷらなど油が多い食品を加熱し過ぎると食品が破裂したり煙がでることがあります。電子レンジ外部から「煙」が出たら寿命のサインですが、大変危険ですのですぐ電源を切ってください。

変な音がする

電子レンジの異音がどこから聞こえてくるかによって原因が異なりますが、異音でよくあるケースは「食べ物のカスがついて焦げている音」「卵などの食材が爆発した音」「金属製品を使用したものを加熱した音」などです。もしどれにも該当しない場合は部品の故障、不具合ですので電子レンジの寿命だと言えます。

変な臭いがする

電子レンジの臭いの場所によって原因が異なりますが、異臭でよくあるケースは「焦げ」で食べ物のカスがこげている、加熱している食材が焦げているなどです。もし焦げが原因でない場合は電源部の基板の損傷や不具合の可能性がありますので電子レンジの寿命の可能性があります。

操作ボタンが反応しない

電子レンジの操作ボタンが反応しないのは寿命の可能性があります。ボタンスイッチや液晶画面や内部回路の故障や不具合が原因ですので、電子レンジの寿命のサインと言えます。

電子レンジの寿命を延ばす方法

電子レンジ掃除

  • 電子レンジの庫内をこまめに掃除してきれいにしましょう。
  • 電子レンジを空のまま加熱しないでください。
  • 電子レンジで長時間連続使用はしないようにしましょう。

電子レンジの寿命を延ばすのに一番重要なのは電子レンジの庫内のお掃除です。電子レンジ庫内に油汚れや食べかすなどを放置しているとこびりついてさびやこげの原因になります。

焦げが酷い場合は発火の原因にもなりますので注意が必要です。電子レンジの寿命を延ばすためのお掃除方法をご紹介したいと思います。

使用後は水拭きする

電子レンジを使った後に、布巾でさっと水拭きするクセをつけましょう。飛び散った油汚れは電子レンジの庫内が温かいうちに拭くことで汚れが落としやすくなります。

月に2回は庫内を掃除する

用意するもの

  • クエン酸(または酢)
  • 耐熱容器
  • 布巾またはキッチンペーパー

掃除の手順

  1. クエン酸水を使用する場合
    耐熱容器に水100cc(コップ一杯)にクエン酸小さじ2杯ほど入れて溶かします。
    酢水を使用する場合、耐熱容器に入れたお酢を水で4倍~5倍に薄めます。
  2. 電子レンジで加熱する
    クエン酸水または酢水の入った耐熱容器をラップをかけずに電子レンジで3~5分チンします。
  3. 放置する
    チンし終わっても扉を開けずにそのまま20~30分放置して電子レンジ庫内をムラします。
  4. 耐熱容器を取り出す
    放置後、耐熱容器を取り出します。容器は熱くなっていますので火傷をしないよう十分気をつけてください。
  5. 拭き取る
    電子レンジから取り出したクエン酸水または酢水を布巾につけて軽く絞り、庫内をすみずみまできっちりキレイになるまで数回拭きあげます。
  6. 水分を拭き取る
    乾いた布巾またはキッチンペーパーで電子レンジ庫内の水分を拭き取り、しばらく電子レンジの扉を開けて完全に乾かします。

電子レンジの買い替えのタイミングと時期

電子レンジ 異常

電子レンジの寿命のサインが出たら買い替えを検討しましょう。電子レンジの買い替え時期でおすすめなのは「新機種が出る時期」「決算セールの時期」などです。

新機種がでる時期

メーカーによって新機種がでる時期が異なりますが、7月頃新機種がでることが多いです。新機種がでると1つ前の機種がダンゼン安くなります。

家決算時の時期

家電量販店などの決済時期をおさえておきましょう。決済月は在庫を無くすために大きなセールを行いますのでセール時期を調べてから、今買うか、それともセールまで待つかを決めましょう。

まとめ

電子レンジから発火

電子レンジの寿命は約10年といわれていますが、実際は10年以上使っている方が多いようです。使用時間や回数や使用内容によって電子レンジの寿命は変わりますが、長時間連続使用している方の電子レンジは不具合が出やすく比較的寿命が短くなるようです。

私のうちでは冷めたおかずを温める程度の使用ですので毎日30分も使用していないです。おかず2品、3品を2分~3分チンする程度ですので、使用時間数だけで考えると10年以上使える可能性はありますね。私と同じような使用をしている方は多いのではないでしょうか?

忙しくてこまめに掃除ができない方は、電子レンジを使う前に乾拭きする習慣をつけて、少しでも電子レンジの寿命を延ばしましょう。

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