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ホテルで行う乾燥対策!部屋の湿度を上げる8つの方法
ホテルで寝て起きたとき、鼻の奥がツンとして痛かったり、喉がカラカラで痛いということがありますよね。誰もが経験することですが、空気が乾燥していることが主な原因です。
鼻と喉の乾燥が風邪や体調不調を引き起こすことがありますし、粘膜に炎症が起きていると痛みだけではなく発熱することがあります。そうなってしまえば、ホテルの宿泊だけで旅行が終わってしまうかもしれません。楽しめなくなってしまっては残念ですよね。
そんな事態を避けるために、ホテルの部屋に入ったら窓を開けて空気の入れ替えを行いましょう。そして、乾燥対策を忘れずに。
1.お湯を沸かす
ホテルには電気ケトルや電気ポットが置かれています。用意されているお茶やコーヒーを飲むためのものです。このケトルやポットを使ってホテルの部屋の乾燥対策を行うことができます。
ケトルやポットに水を入れ、お湯を沸かすだけです。お湯を沸かすときに出る蒸気によって部屋の湿度を上げることができます。
ケトルやポットのお湯はそのまま中に入れっぱなしでも良いですし、温かい飲み物やスープやカップラーメンに使っても良いですよね。また寝る前にもう一度お湯を沸かして、しっかり乾燥対策を行いましょう。
2.濡れたタオルを干しておく
ホテルに置かれているタオルをお湯または水で濡らし、干しておくことで部屋の湿度を上げることができます。タオルが濡れている間はずっと乾燥対策をしていることになります。
一度タオルを濡らして干しておけば、半日は乾燥対策が行えます。お風呂上りに使ったご自身のタオルを部屋に干しておくという方法も良いです。
濡れたまま放置しておくとカビや生乾き臭の原因になりますし、干しておいた方が乾燥対策にもなって一石二鳥です。
3.バスタブにお湯をためる
バスタブのあるホテルであれば、お湯をためて浴室のドアを開けておくことで部屋の湿度を上げることができます。
長時間ドアを開けたままにしておくと湿度が上がりすぎてしまいますので、乾燥対策になったかな…という程度でドアを閉めましょう。
ジメジメとして逆に過ごしにくくなってしまわないように注意が必要です。
4.シャワーでお湯を出す
バスタブはないけれどシャワーはあるというときには、シャワーでお湯を出し、しばらく浴室のドアを開けておきましょう。バスタブにお湯をためることと同様に乾燥対策ができます。
5.カップにお湯を入れて置いておく
ホテルにはお茶やコーヒーを飲むために用意されているカップがありますね。そのカップにお湯を入れておいておくことも乾燥対策に良いです。
お湯が冷めて水になってしまってもそのままで大丈夫です。ベッドの横にテーブルが置いてある場合やカップを倒すことなく置くことができるスペースがある場合には、寝るときにお湯の入ったカップを置いて寝ます。
そうすると、寝ている間も間近で乾燥対策を行うことができます。寝ている間にカップを倒してお湯がこぼれてしまわないように注意しましょう。
6.マスクをつける
ホテルの部屋でマスクをつけていると、鼻や喉の乾燥対策になります。
乾燥によって荒れやすい唇の乾燥対策にも良いです。寝るときにもマスクをつけて寝ることで乾燥対策になり、翌朝の乾きから守ることができます。
ご自宅でも寝起きに喉が乾燥してカラカラになりやすいという方は、ご自宅よりもさらに乾燥しやすいホテルでは鼻も喉もいつもより乾燥しやすくなると思います。
7.エアコンを使用しない
冷房や暖房を使用しなくても過ごすことができる場合には、エアコンを使用しないこともホテルの部屋の乾燥対策になります。
冷房では乾燥しないように感じるかもしれませんが、部屋の湿度を下げてしまいます。冷房は部屋の温度を下げるだけではなく、湿度も下げることが目的に使用されるものだからです。
そして、ただでさえも空気が乾燥している寒い時期にホテルの部屋で暖房を使用しては、さらに乾燥させるばかりですよね。どうしてもエアコンを使用しなければ快適に過ごすことができない場合には、1~7の乾燥対策をご参考ください。
8.100円ショップに加湿器を買いに行く
ホテルに置いてある物や持ち物でも十分に乾燥対策が行えますが、安価で手に入る100円ショップの加湿器も意外と使えて便利です。ホテルに長期滞在するときの乾燥対策にいかがでしょうか。
ホテルの近くに100円ショップはないか検索してみてください。意外と歩いて行くことができる場所にある可能性が高いです。100円ショップの加湿器は、税抜きで100円~500円ほどで購入することができます。
USB電源になっている加湿器は、スマートフォンの充電器に繋いで使用することができます。パソコンのUSBでも可能です。
加湿器として使える置き物タイプもあり、電源が不要で水を入れるだけで乾燥対策を行うことができる商品もあります。新品の加湿器であれば、カビが繁殖していることもありませんし、狭いホテルの部屋でも安心して使用することができます。
ホテルの部屋が乾燥しやすいのはなぜ?
ホテル内の全てにエアコンが使用されていて、夏は涼しく冬は暖かく、加湿や除湿も行われているでしょうし、空気の清浄も行われているはずです。
しかし、なぜあんなにも乾燥しているのか不思議に思ったことはありませんか?
ホテルは基本的には室内と外の空気が行き来できないよう、気密性の高い構造であることがほとんどです。そのため、常にエアコンを運転させているのです。それこそが乾燥しやすい理由です。
加湿器が用意されていることも…
ホテルでは部屋に加湿器が用意されていることがあります。フロントで貸し出しを行っていることもあります。
もし、加湿器を利用することができる場合、あなたは利用しますか?ホテルの部屋に置かれた加湿器または貸し出しの加湿器を利用する場合、注意してほしいことがあります。
- フィルターを確認し、ホコリやカビで汚れているときは新しいものと交換してもらいましょう。
- タンクを確認し、もしも先に水が入っていた場合には必ず捨てて、新しく入れ替えてください。水道水は時間が経つと菌が繁殖し、腐ることだってあります。
- 加湿器があまりにも古い場合や汚れている場合には使用しない方が良いです。新品の加湿器または比較的新しい加湿器があれば交換してもらいましょう。
加湿器はカビが繁殖しやすく、十分なお手入れをしないでいると、ホテルの部屋中にカビを撒き散らしながら乾燥対策を行うことになりかねません。
しかし、ホテルに用意されている加湿器は基本的には十分なお手入れがされていないと考えた方が良いでしょう。
最後に
ホテルの乾燥対策について8つの方法を解説しました。
- お湯を沸かす
- 濡れたタオルを干しておく
- バスタブにお湯をためる
- シャワーでお湯を出す
- カップにお湯を入れて置いておく
- マスクをつける
- エアコンを使用しない
- 100円ショップに加湿器を買いに行く
お湯を沸かす機会があれば、無意識にも乾燥対策ができていますね。
お風呂あがりに濡れたタオルを干しておくというのも無意識に乾燥対策として行っていることがあるのではないでしょうか。
気密性が高いというホテルの構造上の事情によって乾燥しやすくなっています。あまり乾燥を感じられないこともありますが、部屋では十分な加湿を行ってお過ごしいただければと思います。