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衣類乾燥機は衣類を素早く乾かしてくれる便利家電
皆さんのご家庭は衣類乾燥機をお持ちでしょうか。雨が続く日や寒い時期など、洗濯物が乾きにくい時期に、屋内でしっかり衣類を乾燥させることができる優秀な家電ですよね。共働き世帯が増えた近年、衣類乾燥機の需要も高まっています。
しかし、意外にも衣類乾燥機を正しく使えていない人も多いです。間違った使い方をしていると、乾燥機にかけたはずの衣類が乾かなかったり、破れてしまったり、最悪の場合、衣類乾燥機が故障してしまう恐れもあります。
そのため、衣類乾燥機の平均寿命である約15年を待たずして廃棄になることも珍しくありません。
衣類乾燥機にしてはいけないNG行為7選
衣類乾燥機は、洗濯機と同様に繊細な家電です。そのため、間違った使い方をしてしまうと故障の原因にもなります。ここでは、衣類乾燥機にしてはいけないNG行為をいくつか紹介します。以下の行為に当てはまった方は、もう一度、衣類乾燥機の説明書を読み直してみましょう。
1.定められた容量よりも多くの衣類を入れる
衣類乾燥機は、洗濯機と同様、一度に入れられる容量が決まっています。しかし、定められた容量よりも多くの衣類を入れてしまうと、正常に稼働しなかったり、乾燥機が無理に稼働しようと強い負担をかけ、衣類を傷めたり故障の原因となったりします。
容量は衣類乾燥機によって異なります。今一度、ご家庭にある衣類乾燥機の容量が何リットルまでなのかを確認しましょう。
2.換気せずに衣類乾燥機を稼働させる
換気を忘れて衣類乾燥機を稼働させる人は多いですが、換気せずに衣類乾燥機を使ってしまうと、乾燥機の内部と外で温度差ができてしまいます。すると、結露ができてしまい上手に乾燥できなくなったり、乾燥までに時間がかかり電気代がかかってしまったりします。
衣類乾燥機を使う際は、できるだけ衣類乾燥機を配置している空間が換気されている状態で稼働させましょう。
3.フィルターの清掃を行わない
衣類乾燥機のフィルターは、衣類乾燥機を使うごとに掃除する必要があります。しかし、面倒という理由から、フィルターの掃除を怠ってしまう人は後を絶ちません。
衣類乾燥機のフィルターを掃除せずに使っていると、フィルターに絡まった埃が衣類に付着してしまったり、乾燥効率が悪くなり、乾燥までに時間がかかってしまったりします。
せっかく洗濯した衣類が汚れてしまうため、フィルターは衣類乾燥機を使った後、毎回必ず掃除するようにしましょう。
4.厚手の衣類と薄手の衣類をまとめて乾燥する
洗濯機で洗った衣類をすべてまとめて衣類乾燥機に入れる人は多いです。しかし、洗濯物の中には、厚手の生地を使用している衣類と薄手の生地を使用している衣類があります。特に冬場は厚手の衣類が多いですよね。
しかし、生地の厚さが違う衣類をまとめて乾燥させてしまうと、均一に乾燥することができません。そのため、生地の厚さが違う衣類は、別々に入れて乾燥させるようにしましょう。手間はかかりますが、均一に乾燥させることができ、生地を不要に傷めることもありません。
5.洗濯した衣類を脱水せずに乾燥機に入れる
洗濯機で脱水せずに衣類を乾燥機に入れてしまうと、衣類が吸収した多くの水分で乾燥機が故障してしまう恐れがあります。乾燥する前に、必ず洗濯機の脱水モードで脱水してください。
6.対応不可の液体が付いた衣類を乾燥機で乾かす
衣類に洗濯のりを付けて洗濯する方も多いでしょう。しかし、洗濯のりを付けた衣類を乾燥機で乾かした場合、フィルターが詰まってしまい、正常に作動しなくなる恐れがあります。
また、衣類に食用油やヘアオイルなどが付着した衣類を乾燥機に入れてしまうと、ハッカの原因となり非常に危険です。衣類は余分な液体を付着したまま乾燥機にれようとせず、しっかり洗い落としてから乾燥させましょう。
7.衣類乾燥機に入れてはいけない衣類を入れる
衣類タグには洗濯表示が記載されています。中には、衣類乾燥機には対応していない衣類もあります。こうした衣類を乾燥機に入れてしまうと、衣類が傷ついてしまったり、伸びてしまったりします。こうした衣類は生地を傷めてしまうため、乾燥機ではなく自然乾燥で乾かしましょう。
衣類乾燥機は正しく使って故障や衣類の傷みを防ごう
今回は衣類乾燥機にしてはいけないNG行為を紹介しました。基本的に、それぞれの衣類乾燥機についている説明書に注意書きが記載されています。衣類乾燥機の使い方に少しでも不安点がある方は、今一度、説明書の注意書きや使い方を熟読しましょう。