ポップコーンがはじけない原因!上手にはじかせる作り方や不発の豆の再利方法

はじけないポップコーン

ポップコーンを家で作った時には、はじけてポップコーンにならずにはじけない豆の状態で残ってしまうことがあります。きれいに全部はじけたら気分も上がりますが、最後に豆の状態で残っているのを見ると何だか失敗した気分になってしまいます。今回はポップコーンがはじけない原因と上手にはじかせる作り方を紹介します。

ポップコーンがはじけない原因

フライパンの中のポップコーン

ポップコーンがはじけないで種の状態で残ってしまうことがあります。ほとんどの種はポップコーンになっているのに、なぜはじけない種が残ってしまうのか?その原因を紹介します。

フライパンに油が足りていない

ポップコーンを作る時の油が不足していると、種を加熱するための熱が足りずに水分が抜け出てしまうだけの状態になってしまうので、ポップコーンがはじけないで焦げるだけという状態になってしまいます。また少し種が開いた状態になるだけで、しっかりはじけずに硬いやつや芯が残るものも残ってしまうことがあります。

フライパンのフタをしない

ポップコーンは種が加熱されることで水蒸気が増えることで種の皮が破れてはじけます。フライパンにフタをしていないと外気で熱が上がりづらくなり、水蒸気が溜まることができなくなってしまうと種は、はじけないポップコーンになってしまいます。

種の入れ過ぎ

1度で多くのポップコーンを作ろうと考えて、種を多く入れすぎてしまった場合には、種に熱が伝わりづらいものが出てしまうので、はじけずに残ってしまう種が出てきてしまいます。ポップコーンを作るときは種全体に火が回る適切な量で作りましょう。

種の熟成不足

ポップコーンがはじけない原因のひとつには種の熟成不足も挙げられます。種がしっかり熟成していないとはじけなることができません。ポップコーンを作っていてあまりにもはじけない種が残る場合は、使っていない残った種を1ヵ月ほど冷蔵庫で放置して熟成させてみましょう。

《 ポイント 》

  • ポップコーンを家で作る時はフライパン以外にも電子レンジで簡単に作ることもできますが、どちらの場合でもはじけない種が残ってしまうことがあります。
  • ポップコーンが完全にはじけないで残ってしまう原因は、作り方では油が足りていないことやフタをしないことや種の入れ過ぎで、種の熟成不足が原因になっていることもあります。

ポップコーンを上手にはじかせる作り方

ポップコーンと材料

ポップコーンがはじけない原因を紹介したので、次はポップコーンを上手にはじかせる作り方を紹介します。

準備するもの

  • フライパン(できれば深めのもの)
  • すき間のないぴったり閉まる蓋
  • ポップコーンの種

作り方

  1. フライパンに種が半分くらい浸かるくらいの油を入れて、3粒ほど種を入れて中火にかけます。
  2. 中に入れておいた種がはじけたらポップコーンがはじける適切な温度になった証拠なので、残りの種を入れます。フライパンの中に入れる種の量は種の隙間からフライパンの底が見えるくらいの量がおすすめです。
  3. 残りの種を入れたらフライパンを火から少しだけ離した状態で揺すると、種がはじけ始めます。しばらくの間はじけ続けて種がはじける音がしなくなれば完成です。お好みの味付けをして食べましょう。

上手にポップコーンをはじかせる作り方で重要なポイントは、フライパンの油が適温になってから食べたいと思っている量の種をフライパンに入れることと、種の入れ過ぎに注意することです。また火から少しだけ離して揺することで焦げてしまうのを防ぐことができます。

ポップコーンに上手に味を絡めるコツ

ポップコーンを家で作る時にポップコーンが出来てから塩を振ってみたけど上手く絡まなかったということ声もあります。このような場合は、種を入れる時に塩も一緒にフライパンに投入するようにしましょう。そうすることで塩が油に溶けてポップコーンに絡んでくれます。

また塩を投入する時はまとめて同じ場所に入れるのではなく、全体にまんべんなく行き届くようフライパンの広範囲に広がるように入れるようにしましょう。

電子レンジでポップコーンを作る方法

電子レンジを使ってより手軽にポップコーンを作る方法もあります。電子レンジでポップコーンを作る場合には紙袋を使って作る方法と耐熱性のボウルとラップを使って作る方法があります。

紙袋を使って作る方法

紙袋とポップコーンの種を用意して紙袋にポップコーンの種を入れて紙袋の口をしっかり閉じて600Wで約3分加熱するだけでポップコーンを作ることができます。紙袋の口を折り返してしっかり口を閉じることを忘れないでください。口を閉じておかないと電子レンジの庫内にポップコーンがはじけて飛び出してしまいます。

耐熱性のボウルとラップを使って作る方法

紙袋が無い場合は、耐熱性のボウルポップコーンの種を入れてラップをかけて600Wで約3分加熱するだけでポップコーンを作ることができます。

電子レンジでポップコーンを作るとフライパンでポップコーンを作る場合に必要だった油を使う必要がないのでとてもヘルシーな仕上がりになりますが、フライパンでバターを加えて作ったときのような風味をつけることはできません。味付けは完成後にしか行えないので、色々なアレンジをして楽しんでみてください。

電子レンジでポップコーンを作った場合には中の状態を確認しづらいため、はじけず種の状態のまま残ってしまうことが多くあります。次項ではじけない種を再利用する方法を紹介します。

《 ポイント 》

  • ポップコーンを上手にはじかせる作り方をするためには、油の量と適温になってからポップコーンの種を入れすぎない量で投入して、火から少し離して揺らしながら温めてはじけさせることです。
  • ポップコーン油にバターを加えるとほんのり風味が付いてより美味しくなるのでためしてみてください。

はじけないポップコーンの豆を再利用する方法

電子レンジ

ポップコーンを作っていて、はじけないで残ってしまった種を再利用する方法を紹介します。

電子レンジではじけなかった種の再利用方法

電子レンジでポップコーンを作った場合手軽に作ることが出来る反面、時間で停止してしまうので、はじけずに種の状態で残ってしまうことが多いので、再度電子レンジで加熱してもはじけません。そのまま無駄にしてしまうのはもったいないのでフライパンで炒って再加熱してみましょう。

フライパンにはじけなかった種と塩を入れて中火でフライパンを揺らしながら炒ります。焦げるのではないかと思ってしまいますが、大抵の場合はじけてポップコーンとして食べることが出来るようになります。

※フライパンでポップコーンを作ったときにはじけずに種の状態で残ってしまうと種の中の水分が抜けてしまっているため、ほとんどの場合はじけさせることはできません。フライパンでポップコーンを作っている時にはじけない種が残っていたらそのときに再加熱して粘ってはじけさせましょう。しばらく加熱してもはじけない場合は、もうはじけないものと考えて諦めましょう。

《 ポイント 》

  • 電子レンジでポップコーンを作った場合は、電子レンジが時間で停止してしまいます。
  • ポップコーンではじけない種が残ってしまうことが多いが、それを電子レンジで再度温めてもはじけません。
  • ポップコーンはフライパンに塩と共に入れて揺らしながら炒ることではじけさせることができます。

まとめ

ポップコーンととうもろこし

ポップコーンがはじけない原因は油が不足していること、隙間のないフタをしていないこと、種を入れすぎてしまっていること豆が熟成していないことです。

これらに注意して今回紹介したポップコーンを上手にはじかせる作り方をすれば、はじけない種を残さないようにポップコーンを作ることができます。ポップコーンの種は安価で購入することが出来るので、自分で作って好きな味付けをして楽しんでください。

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