加湿対策に霧吹きを使う!注意点や身近なものでする対策4選もご紹介

スプレーを噴く手

霧吹きがあればお部屋の加湿をすることができるのをご存知ですか?空気が乾燥する季節には加湿対策が必要になります。加湿器があれば良いのですが、全ての部屋に加湿器を用意することは予算的にも困難です。今回は霧吹きを加湿対策に使う方法や注意点、身近なもので加湿対策ができるものを紹介しますので参考にしてくださいね。

加湿対策に霧吹きを使うやり方

霧吹きと観葉植物

加湿器の代用で霧吹きを使用して部屋の湿度を上げるためには、単純に部屋の中で霧吹きを宙に向けて吹いても、細かい霧が空気中に漂ってしまうだけで効果はありません。

霧吹きで加湿対策をする時のポイントは、布製品であるカーテンやソファーなどに少し湿るくらい吹くことです。布製品を適度に霧吹きで湿らせておくことで、布製品についた水分が少しずつ蒸発するので、加湿器の代わりとして活躍してくれます。

湿度は低いと乾燥しますし、高いとじめじめとして不快感が出てきます。人が生活して快適な湿度というのは湿度が50%~60%で、お肌をしっとりと保つためには60%が最適と言われています。

ちなみに40%以下ではインフルエンザウィルスの生存率が高くなってしまいますし、70%を超えるとカビやダニの発生率が上がってしまいます。

《 ポイント 》

  • 加湿対策で霧吹きを使う場合は、布製品であるカーテンやソファーなどに少し湿るくらい吹きます。
  • 霧吹きで湿らせた布製品の水分が少しずつ蒸発するので加湿器の代わりに活躍してくれる。

加湿対策を霧吹きで行う時の注意点

窓にカビのイメージイラスト

加湿対策を霧吹きで行う場合には、いくつか注意しなければならない点があります。

吹きすぎに注意!

カーテンなどの布製品に霧吹きで加湿対策をする場合、布製品が濡れていると感じるほど霧吹きで水を吹きかけてはいけません。しっかり乾燥させることができない場所や物を濡らしてしまうと、全体がきれいに乾かず生乾き臭やカビの原因になってしまいます。

絨毯やラグマットやカーペットを敷いている部屋で霧吹きを使用する場合にも注意しましょう。湿ってしまった状態が長く続いてしまうと、臭いやカビの原因になってしまいます。和室の場合にも注意が必要です。

和室のふすまや障子は紙なので水分を吸収してしまうと貼ってある紙がたるんでしわになってしまったり、和室の畳や木には調湿作用がありるので、その許容範囲を超えてしまった場合には畳や木を傷めてしまう原因になってしまうことがあります。

霧吹きの水は常に新しく

霧吹きの中の水は使用しないときには抜いておくことが重要になります。霧吹きの中に水を残しておいてしまうと、霧吹きの中の水が腐ってしまうことがあり、細菌が繁殖してしまうことがあります。

雑菌が繁殖した水で霧吹きをすると部屋中に雑菌をバラ撒いてしまうことになります。衛生的にも問題がありますし、嫌な臭いの原因になってしまうことがあるので注意しましょう。

乾燥対策にお部屋の環境を整える為に霧吹きを使用するのですから、衛生的に問題が無いようにと考えて、できる限り新しい水を使用するようにしましょう。

加湿対策を霧吹きで行う時の注意点は、布製品に霧吹きで水を吹く場合には、布製品が濡れてしまうほど吹かないことと霧吹き内の水はこまめに替えたり、霧吹きを使用しない時は水を抜いて使用するときに水を入れるようにしましょう。

布製品が濡れたままの状態になっているとカビや臭いの原因となり、水が古くなってしまうと雑菌が繁殖してしまいます。

霧吹きで加湿をする際はアロマがおすすめ

アロマオイル

霧吹きで加湿対策をするときに、霧吹きの水にお好みのアロマを数滴垂らして使用するとセラピー効果もプラスされるのでリラックス効果を得ることができます。

それ以外にも雑菌対策にもなる抗菌作用や雑菌の繁殖を抑える効果があるアロマがあるのでおすすめです。

抗菌作用や雑菌の繁殖を抑える効果があるアロマ

  • ティーツリー
  • レモン
  • ユーカリ
  • ペパーミント
  • 真正ラベンダー

《 ポイント 》

  • 霧吹きで加湿対策をする場合には、霧吹きの中の水に抗菌作用や雑菌の繁殖を抑える効果があるアロマを数滴垂らしてから使用すると、霧吹きで吹くカーテンなどの布製品に抗菌効果や雑菌の繁殖を抑える効果を加えることができるのでおすすめです。

加湿対策におすすめな霧吹き

スプレーボトルを持つ手

加湿対策をする時は家の中の色々な場所で霧吹きをするので、レバーが固いと手が疲れてしまいます。弱い力で簡単に細かい霧を噴霧できるおすすめのスプレーボトルを紹介します。

Segbeauty エアレスエアロゾル 霧吹き 360ML

Segbeauty エアレスエアロゾル 霧吹き 360ML

空気圧縮を利用してワンプッシュで極細微細ミストを1秒噴射することができる上、レバーを引いたままにしておけば約3秒続けて噴霧することができるスプレーボトルです。逆さにしてもスプレーをすることができます。


フルプラ ダイヤスプレー ピストル型 500ml

フルプラ ダイヤスプレー ピストル型 500ml No.500

頑丈な本体と長いレバーの効果で軽く握るだけで細かい霧を噴霧できるので疲れません。

ノズルを回して調整することで思い通りの噴霧ができます。耐久性も抜群なので1家に1台あれば長期間使用できます。アルコールにも対応しているので消毒にも安心して使用できます。

霧吹き以外の身近なものでする加湿対策4選

衣類の部屋干し

霧吹き以外の身近なもので実施できる過失対策を4つ紹介します。

濡らしたタオルを使う

タオルやバスタオルを濡らしてよく絞り掛けておく方法です。眠る前に寝室の湿度を上げたいなど家の中のひと部屋を加湿したい場合などで活躍します。

早く部屋の加湿をしたい場合には濡らしてから絞ったタオルを室内で振り回すと風がタオルに当たるので水分が早く蒸発するのでお部屋の湿度を早く上げることができます。

濡らしたタオルは生乾き臭がしやすいので、タオルを長時間放置しておくことはあまりおすすめできません。

室内干し

洗濯したものを加湿したい部屋に干すことで湿度を上げることができます。突っ張り棒などを利用して室内干しをしましょう。

但し、この方法は部屋干し特有の生乾き臭がしてしまうことがあるので注意してください。効果的に部屋の加湿をしたいと考えた場合は脱水時間を短くして洗濯物を干しましょう。

お湯を沸かす

鍋などでお湯を沸かして部屋の中心に置くと湯気が上がるので、部屋の湿度が一気に上がります。熱いので倒してしまったり、足にぶつけてしまうことがないように置く場所に注意してください。

フローリングの水拭き

フローリングを掃除機できれいにした後で、全体を水拭きすることで床についた水分を蒸発させて加湿することができます。気になる汚れも水拭きをすることでよりきれいになるので一石二鳥です。

但し、フローリングの材質によっては水拭きができないものもあるので注意してください。

最後に

スプレーボトル

今回は霧吹きを使用した加湿対策について詳しく紹介しました。

家の中に各部屋に加湿器を用意すれば簡単かも知れませんが、部屋数が多いと予算的にも大変になります。寒い季節になるとインフルエンザが流行するので加湿対策は欠かせません。

霧吹き以外の加湿対策も紹介しているので、健康のためにも上手に加湿してください。

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