ヘアブラシの洗い方!簡単なお手入れ方法やごっそりとれる掃除の裏ワザまで

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みなさんは、ヘアブラシはどのような洗い方でお手入れされていますか?髪の毛を梳かしたあと、抜けてヘアブラシに絡まった髪の毛は、その都度に取り除いていらっしゃると思います。しかし、いつの間にか髪の毛やホコリが絡まったりして、お手入れしにくいこともありますよね。今回は、そんなヘアブラシの洗い方やお手入れの方法をタイプ別にご紹介したいと思います。最後の方では、ちょっと意外な方法を使ったヘアブラシのお手入れについてもご覧いただけます。

記事の監修
家事アドバイザー

家事アドバイザー・節約アドバイザーとしてテレビ・講演・コラム連載などで活動。頭を使って賢くスマートに、時間とお金をバランスよく使う暮らし方を提唱。著書に「シンプルライフの節約リスト」(講談社)などがある。

ブラシというのは頭皮の皮脂汚れにホコリなどが絡みつき、意外と汚れているものです。せっかく綺麗にするために使うブラシで髪に汚れをつけていてはもったいない。

簡単に汚れをとる方法としてはティッシュがおすすめ。ブラシを使うときには薄いティッシュ1枚を刺して通してからブラシの根元にはティッシュがある状態で使うようにします。

ブラシを使い終わったら、ティッシュをはがすようにすると根元の汚れもブラシの先の汚れもティッシュとともに剥がれるようになります。

素材別!ヘアブラシの洗い方とお手入れ方法

木製ヘアブラシの場合

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木製のヘアブラシは、短毛の女性からも長毛の女性からも人気の高いヘラブラシです。また、毛量が少ない方も多い方も使いやすいという特徴があります。地肌に軽く当てながら髪の毛を梳かすことで、適度なマッサージ効果も期待することができます。最近では、木製のヘアブラシに油分を染み込ませて自分だけのオリジナルのヘアブラシを手作りするという方もいらっしゃるようです。

そんな木製のヘアブラシの洗い方とお手入れの方法ですが、まずは絡まった髪の毛やホコリを手で取り除きましょう。あまり汚れが気にならない場合には、サッと水洗いしながら手洗いすると良いです。

頭皮の皮脂が気になる場合には、30℃から35℃程度のぬるま湯で手洗いすると良いです。皮脂やニオイや汚れが多く付着している場合には、お使いのシャンプーや石鹸を使い、手洗いすると良いです。

手洗いでは取り除くことができないほどの汚れが付着している場合には、歯ブラシを使って優しく擦り洗いをすることで取り除くことができます。シャンプーや石鹸が残ってしまわないよう、しっかりとすすぎ洗いをしましょう。

木製のヘアブラシは水に弱いです。しっかりと乾燥させる必要があります。浸け置き洗いはおすすめできません。ヘアブラシの中の方まで水が染み込んでしまい、乾燥しきれず、傷んでしまったり、カビが生えてしまったりしてしまうことがあります。また、乾燥させるときは風通しの良い場所で陰干しをします。よく晴れたお天気の良い日にお手入れすると良いのではないでしょうか。

《 ポイント 》
木製のヘアブラシは基本的に、布や綿棒で汚れを拭くのが基本のお手入れです。
ひどく汚れている時だけ、水洗いしてしっかり乾燥させましょう。

ナイロン製やプラスチック製ヘアブラシの場合

ヘアブラシ2つと手鏡

多く使われているヘアブラシがナイロン製やプラスチック製です。洗い方もお手入れの方法も簡単なので手間もかかりません。木製のヘアブラシとは違い、皮脂やニオイや汚れがあまりにもひどい場合には、浸け置き洗いも可能です。

まずは絡まった髪の毛やホコリを手で取り除きましょう。普段のお手入れは水またはぬるま湯で手洗いをするのがおすすめです。シャンプーや石鹸を使って洗い、手洗いでは取り除くことができない汚れは歯ブラシを使って擦り洗いをします。

乾燥させる際は風通しの良い場所で陰干しをするのがおすすめです。直射日光に当てるとヘアブラシが傷んでしまったり、劣化しやすくなってしまったりしますし、割れてケガをしてしまうこともありますのでやめましょう。

重曹を使って汚れをスッキリ取り除く洗い方

皮脂やニオイや汚れがひどい場合には、洗面器やバケツなどに水またはぬるま湯を用意し、重曹を入れてよく溶かします。そこにヘアブラシを入れ、しばらく浸け置きをします。浸け置きをしている間に汚れが浮いて取り除きやすくなりますので、歯ブラシを使って擦り洗いをしてみましょう。重曹が汚れを浮かし、取り除きやすくしてくれます。

専門家による補足

ナイロンやプラスチック製のブラシを洗う場合は、ズバリ「シャンプー」を使うのがおすすめです。皮脂など髪に関係する汚れを落とす成分で構成されているので簡単に汚れを落とすことができます。

洗面器などに水をいれ、そこにシャンプーを1プッシュ。全体を簡単に混ぜてその中でブラシをゆするように洗い、その後は流水でシャンプーを洗い流い流します。

最後はタオルなどで拭きあげて乾燥させてあげましょう。

家事アドバイザー:矢野きくの

獣毛を使ったヘアブラシの場合

豚毛のブラシ

豚毛などの獣毛を使ったヘアブラシですが、洗い方によっては水洗いが可能な場合もありますが、基本的には水洗いをすることができません。水洗いすることで毛が抜けやすくなってしまったり、獣毛特有のニオイが強くなったりして悪臭へと変わってしまうことがあります。

どうしても獣毛を使ったヘアブラシを水洗いしたいときの洗い方ですが、水またはぬるま湯でサササッと洗うのであれば良いと思います。獣毛の根本(ブラシの根本)の方まで濡らしてしまわないように注意し、毛先のみを洗うようなイメージです。

毛先のみであれば、シャンプーや石鹸を使ってお手入れしても良いと思います。ただ、傷んでしまう可能性も十分にありますので、水洗いしてしまったことを後悔してしまうような高価な獣毛を使ったヘアブラシは水洗いを避けるべきだと思います。

《 ポイント 》

  • 2~3日に1回、水を使わないで汚れを「手で取る」こと。
  • どうしても取れないくらい汚れた時だけ水洗いする。
    月に1回以上はしないようにすること。

専用のクリーナーを使ったお手入れ方法

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獣毛を使ったヘアブラシ専用のクリーナーがあります。獣毛に絡まってしまった髪の毛やホコリなどを掻き出すようにして取り除くことができます。水洗いは獣毛を傷めてしまうことがありますので、専用のクリーナーをひとつ持っておくと便利だと思います。専用のクリーナーは、高価なものは5000円以上のものもありますが、1000円から3000円程度で購入することができるものもあります。

ヘアブラシのお手入れの裏ワザ!

黄色い容器のボンドを持つ女性

動画サイトやSNSで話題のちょっと変わったヘアブラシのお手入れ方法があります。ヘアブラシに木工用ボンドをたっぷりと乗せ、乾いて透明になったら剥がすという方法です。乾いて透明になった木工用ボンドを剥がしたときに、ヘアブラシについた頑固な汚れをごっそり取り除くことができるようなのです。

木製のヘアブラシは、木工用ボンドが乾くまでの間に水分が染み込んでしまわないか不安です。獣毛には使用しない方が良いですよね。ナイロン製やプラスチック製のヘアブラシには何となく使用することができるイメージです。ただ、隙間に入り込んだ木工用ボンドが取れなくなってしまうことがあるかもしれませんので、私はヘアブラシのお手入れ方法としておすすめはできません。

まとめ

複数のヘアブラシを持つ女性

3つのタイプ別のヘアブラシの洗い方とお手入れの方法をご紹介しました。汚れがひどくなってしまうまでにサッと水またはぬるま湯でお手入れすると良いと思います。また、普段からヘアブラシに絡まった髪の毛やホコリは取り除くようにしましょう。

専門家による補足

先にご紹介したティッシュをはめてから使う方法ですが、最近では100円ショップでもブラシにはめるメッシュシートを売っています。メッシュシートをはがせば汚れも一緒についてくるのでお手入れも簡単です。

せっかく綺麗にするためのグッズですので、清潔な状態で使いたいですね。

家事アドバイザー:矢野きくの
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