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夏野菜の1つとして知られるズッキーニ
一昔前はあまり見かけることのなかったズッキーニですが、最近ではスーパーなどで購入できる機会も増えてきました。そのため、夏野菜の1つとして、さまざまな料理に使われるようになっています。
そんなズッキーニは、以下のような栄養素が含まれています。
- ビタミンC
- βカロテン
- 葉酸
- 食物繊維
- ビタミンB2
体内で生成することが難しい葉酸は、食べ物やサプリで補う必要があります。妊娠を望んでいる女性にとって、非常に重要な栄養素ですが、妊娠を望む女性だけではなく、すべての人にとって、生命を維持する上で必要不可欠な栄養素です。
また、便秘予防に役立つ食物繊維や、美肌に効果的なビタミンCなど、ズッキーニは嬉しい成分を多く含んでいる野菜なのです。
ズッキーニの賞味期限はどのくらい?正しい保存方法は?
夏野菜として、カレーや副菜に大活躍するズッキーニの賞味期限をご存知でしょうか。日持ちする食材なのか、あるいは傷みやすい食材なのか、気になりますよね。ここではズッキーニの賞味期限と共に、正しい保存方法を解説します。
実は常温保存が最適なズッキーニ
ズッキーニは、冷蔵保存よりも常温保存が適している食材です。下記のように正しく常温保存することで、約1週間日持ちします。しかし、ズッキーニは常温保存で約1週間、上手く日持ちしても2週間が限界と言われています。つまり、傷みやすい野菜なのです。
- 1本ずつ新聞紙に包む
- 涼しく陽の当たらない風通しの良い場所に置いておく
ズッキーニは乾燥しやすい野菜です。そのため、新聞紙に包むことで乾燥を防ぎ、保湿をすることで正しく保存することができます。
カットしたズッキーニは野菜室で保存して
1本丸ごと常温保存するよりも、カットしてしまったズッキーニは傷みやすいです。カットしたズッキーニは野菜室で保存することで、約4日ほど保存が可能です。しかし、あまり日持ちする食材ではないため、早めに食べきるようにしましょう。
- 空気が入らないようぴったりとラップで包む
- 野菜室に保存する
カットしたズッキーニは、上記のように野菜室で保存しましょう。ズッキーニは油で炒めた後、冷凍保存する方法もありますが、最大約2週間と常温保存した場合と大差ありません。
ズッキーニが腐っている時のサイン5選
正しい保存方法を駆使しても傷みやすいズッキーニ。では、ズッキーニが腐ってしまった場合、どのようなサインが出るのでしょうか。以下のようなサインが現われたら、もったいないですが食べずに捨てましょう。
1・シナシナになっている
ズッキーニは時間が経ち、腐ってしまうと水分が抜けてしまいます。そのため、一目見て、元気なズッキーニとは比べものにならないほど、しなびてしまいます。
「少しシナシナになっているくらいなら」と食べてしまいたくなりますが、シナシナになったズッキーニは、すでに腐っている可能性が高いです。無理して食べず、処分するようにしましょう。
2・皮の表面がヌルヌルしている
腐ったズッキーニからは水分が抜けてしまうと記載しました。そのため、抜け出た水分によって、皮の表面がヌルヌルする現象も、ズッキーニが腐ったときに現われるサインの1つです。
傷みやすいズッキーニは、先に紹介した賞味期限を過ぎていなくても腐ってしまうことがあります。ズッキーニを調理しようと触った際、ヌルッとした違和感を感じたら処分してください。
3・触るとブニュッと柔らかくなっている
腐っているズッキーニは、中身が柔らかくなるのも特徴的です。購入した際のずっきーにと比べ、触った時、明らかにブニュッと柔らかく変化しているようであれば、腐っていると判断しましょう。
4.ツンと鼻につく腐敗臭がする
見た目に異変が現われていなくても、臭いに異変が生じていることが食材は多いです。ズッキーニも例外ではありません。ズッキーニの場合、腐ってしまうと、ツンと鼻につくような腐敗臭を放ちます。
ズッキーニ自体は、元々強い香りを放つ食材ではありません。そのため、少しでも違和感のある臭いを漂わせていたら、廃棄処分しましょう。
5.中身がべちゃっとしている
先に腐っているズッキーニは、中身が柔らかくなるという特徴を記載しました。そのため、見た目にはわからなくても、調理しようと切った際、中身に異変が生じていることがあります。
ズッキーニをカットした際、中身がべちゃっとしていたり、実が少なくなっている場合は、腐っているサインです。さらに、腐っているズッキーニは、切り口が変色していることがあります。
調理する際にこれらの異変が現われている場合は、腐っているものと判断し、速やかに廃棄処分してください。
ズッキーニは傷みやすい…なるべく早く食べきって!
いかがでしたでしょうか。ズッキーニは傷みやすい食材なので、使い切ることができず腐ってしまうことも多くあります。今回紹介した腐っている時のサインを参考に、ズッキーニを使う際は、調理前に確認しましょう。