マンゴーの種類と旬の時期とは?選び方、保存方法、食べ方まで解説!

海が背景のマンゴー

マンゴーの種類は世界中に約500種類あるといわれています。濃厚かつ芳醇な甘みでとろけるような口当たりが人気のマンゴーですが、種類や産地によって旬も味わいもさまざまです。今回は、主なマンゴーの種類や旬、美味しいマンゴーの選び方や保存の方法、美味しい食べ方やその栄養までマンゴーに関する様々なことを詳しく紹介します。

マンゴーの種類と産地

マンゴー

マンゴーは世界を見渡したときに500を超える種類があると言われています。主なマンゴーの種類の産地や特徴を確認しておきましょう。

アップルマンゴー

アップルマンゴー

ふっくらとしたやや丸みのある形状で、外皮が緑から熟すにしたがって赤くなるりんごのようなアップルマンゴーは、オレンジ色の果肉で芳醇な香りと甘みがを持っています。

国内では一般的にマンゴーと言えばアップルマンゴーを指して宮崎県や沖縄県などの国内でも多く生産されているマンゴーです。

アップルマンゴーはアーウィン種、ケント種、ヘイデン種、トミーアトキンス種といった種類に細分化されています。アーウィン種は主に日本国内で流通している品種となり味も濃厚になりますが高価なのでなかなか食べる機会が少ない品種です。

ケント種やヘイデン種はメキシコやブラジルといった中南米産の物が多くオーストラリアからも輸入されています。愛文と呼ばれる台湾を代表するマンゴーもアップルマンゴーです。

カラバオ種ペリカンマンゴー

ペリカンマンゴー

主にフィリピン産のマンゴーで、見た目がペリカンのくちばしに似ていることからペリカンマンゴーと名付けられています。比較的安価で流通しているので入手しやすいマンゴーです。

あっさりとした甘みと酸味で、全体が淡い黄色で平たい形状でイエローマンゴーやゴールデンマンゴーとも呼ばれています。

ケサールマンゴー、アルフォンソマンゴー

ケサールマンゴー

日本での流通量は少ないインド産のマンゴーです。実はマンゴーの世界最大の生産国はインドです。特にアルフォンソはインドでマンゴーの最高級品として扱われマンゴーの王様と言われています。外皮も果肉も黄色で繊維が少ないので舌触りも滑らかで芳醇で個性のある味となっています。

ナンドクマイ種、マハチャノ種

ナンドクマイ種マンゴー

タイで生産されるマンゴーで皮が薄く平べったい形になっています。形はペリカンマンゴーによく似ていますが、少し大きめのサイズとなるので食べごたえもあります。日本では1年を通して流通していて安価で入手することが出来るので食べる機会が多いマンゴーと言えます。

キーツ種、カリフォルニアマンゴー、グリーンマンゴー

グリーンマンゴー

カリフォルニアで主に生産されているマンゴーで、日本でも沖縄で生産されています。外皮が緑で果肉は鮮やかな黄色になっています。

この種のマンゴーは完熟しても外皮が緑色のままなので食べごろの時期がわかりづらいのですが、アップリマンゴーよりも酸味がなくまろやかな味わいで、サイズが大きいものが出回るので食べごたえがあります。

ケンジントンプライド種ピーチマンゴー

ピーチマンゴー

ケンジントンプライド種ピーチマンゴーは、オーストラリアのクイーンズランド州の高地で生産され、世界最高品種とも呼ばれている桃のような肌色でアップルマンゴーのような酸味がないのが特徴で濃厚な甘さが口の中に広がります。

《 ポイント 》

  • 国産、輸入を合わせると日本国内でも数多くの種類のマンゴーが出回っています。
  • 国産のアーウィン種のアップルマンゴーは完熟マンゴーとして流通し、芳醇な香りと濃厚な甘味で好まれており、その中でも宮崎県産の「太陽のタマゴ」は最高級品として全国に知られています。
  • マンゴーの種類で国内の産地は宮崎県が最も多く、輸入品はメキシコ産が最も多く輸入されています。

マンゴーの種類ごとの旬の時期

木に実るマンゴー

日本国内産のマンゴーの種類は主にアーウィン種で、アップルマンゴーは6月~7月、沖縄県のみで栽培されている、キーツ種のマンゴーは8月~9月が旬の時期となります。

またマンゴーの種類の多くは、暑い地域からの輸入も多く1年を通して輸入されています。

フィリピン産のタイ産のカラバオ種ペリカンマンゴーは2月~7月、ナンドクマイ種、マハチャノ種のマンゴーは3月~6月、メキシコ産のケント種アップルマンゴーは4月~8月、オーストラリア産のケント種のアップルマンゴーは10月~3月が旬で、ケンジントンプライド種ピーチマンゴーは11月下旬から1月の中旬が旬とされています。

《 ポイント 》

  • 国産のマンゴーは6月~9月までが旬の時期になります。
  • 輸入物のマンゴーは暑い地域から1年を通して輸入されているで、輸入される地域や品種によって旬は異なります。

マンゴーの選び方と保存方法

葉つきマンゴー

マンゴーの種類はいろいろありますが、美味しいマンゴーの選び方と正しい保存の方法はどれもほぼ同じです。

美味しいマンゴーの選び方

マンゴーには様々な種類がありますが、色が違っていても美味しいマンゴーを選ぶポイントは基本的に同じです。それぞれのポイントを確認して美味しいマンゴーを選べるようにしましょう。

ポイント1:弾力があり香りが漂うもの

マンゴーは収穫後に追熟する果物なので、店頭に並ぶものは完熟前のものから熟したものが売られています。すぐ食べるときは完熟したものを選ぶ必要があるので、果皮を優しく触って少し弾力を感じるものを選びましょう。マンゴーは熟すと甘い香りがするので香りもチェックしましょう。

ポイント2:ツヤがあるもの

収穫したてのマンゴーには果皮にブルームと呼ばれる白い粉が付いています。ブルームが落ちてツヤが出てきたマンゴーは食べごろの美味しいマンゴーです。

ポイント3:国内産なら赤いもの

国内産のマンゴーは、アーウィン種がほとんどなので全体が赤く果皮に張りがあり重量感があるものが美味しいマンゴーとされています。

ポイント4:タイ産やフィリピン産は黄色いもの

タイ産のマンゴーやフィリピン産のペリカンマンゴーは黄緑色から熟すと黄色に変化するので、黄色になったものが美味しいマンゴーとされています。

ポイント5:グリーンマンゴーは香りで判断

キーツ種のグリーンマンゴーは熟しても緑色のままになっているので見た目で判断がしづらいマンゴーですが、熟すとブルームが落ちてツヤが出ていたり、甘い香りがするので香りで判断しましょう。

ポイント6:黒い斑点が出たものは避ける

マンゴーは熟しすぎてしまうと果皮に黒い斑点が出てきます。黒い斑点が出たマンゴーは日持ちしないので傷んでしまっている可能性があります。食べる時に傷んだ部分があれば取り除いてから食べるようにしてください。

マンゴーの正しい保存方法

マンゴーは熱帯と呼ばれる地域で栽培される果物なので通常は常温で保存します。マンゴーは乾燥に弱いので、新聞紙などで包んでできれば涼しい場所で保存しましょう。保存期間は完全に熟してから3日程度までと考えましょう。

完熟したマンゴーでしたら冷蔵保存をします。完熟していないマンゴーを冷蔵庫に入れて保存した場合、低音障害を起こしてしまうので追熟できなくなってしまいます。冷蔵庫で保存する場合は少し濡らして湿らせた新聞紙などで包んだ後、ビニール袋に入れて野菜室に入れて保存しましょう。保存期間は5日程度です。

しばらく食べない場合や食べきれない場合には冷凍保存がおすすめです。冷凍保存をする場合は皮をむいて種を取り果肉を食べやすいサイズにカットして密封できる保存容器に平らになるように入れて保存しましょう。保存期間は1ヶ月です。

マンゴーは冷凍すると果肉が壊れてしまうので冷凍前の状態に戻すことはできません。半解凍してシャーベットの状態で食べるか、ミキサーを使ってジュースを作ってた美味しくいただきましょう。

《 ポイント 》

  • 美味しいマンゴーの選び方は弾力があり香りが漂うもの、ツヤがあるものを選ぶと良い。
  • マンゴーの品種によって色に変化が無く判断が難しくなってしまいますが、弾力とツヤに関しては共通で美味しいものの判断ができる。
  • マンゴーの保存の方法は熟す前は常温で熟した後は冷蔵庫で保存するとおぼえておく。

マンゴーの食べ方

皮を剥いたマンゴー

マンゴーは種類が豊富で美味しいのですが、食べる時は熟しきってから食べるようにしないと、その果肉は固くさっぱりとした味になってしまうので、追熟させて美味しい状態になってから食べるようにしましょう。

マンゴーの追熟方法

熟しきっていないマンゴーは追熟してから美味しい状態で食べましょう。追熟の方法は室内で置いておくだけでもできるのですが、そのまま置いておくと乾燥して表皮にしわが寄ってしまいます。乾燥を防ぐためにマンゴーを紙袋に入れて置いておきましょう。

紙袋に入れることで果実の熟成を速める無臭のエチレンガスが発生し熟成を早めてくれます。表面にツヤが出て甘い香りが広がっていれば追熟が完了です。早く熟成させたい場合にはバナナやりんごを一緒に紙袋に入れるとエチレンガスの濃度が上昇するので熟成までの時間が早まります。

マンゴーの切り方

マンゴーの切り方の手順と注意点を紹介します。

  1. 縦に三等分する
    マンゴーは中央に種があるので、まずは縦に三等分にします。この時に種が薄く平の形状をしているので幅の狭い方上にしましょう。
  2. 縦横に切れ目を入れる
    三等分したマンゴーの種の無い左右の部分に縦と横に格子状の切れ目を入れましょう。皮を切らないように注意しましょう。
  3. 底に手をあてて押し上げる
    切れ目を入れたマンゴーを横向きにして、底の皮のほうに手をあてて実を押し上げます。さいの目状に果肉が出るので食べやすくなります。
  4. 中央部分も食べる
    三等分にした種のある中央部分も皮を向いて種を避けて食べましょう。

《 ポイント 》

  • マンゴーは熟しきる前にたべると果肉が固く、味もさっぱりとした濃厚な甘さにはならない。
  • 美味しいマンゴーを食べるためには追熟させて美味しい状態にしてから食べる。

マンゴーの栄養

マンゴーとモンステラ

マンゴーはどの種類も食べて美味しいだけではなく、多くの栄養成分が含まれています。その栄養成分と健康効果を確認しておきましょう。

ビタミンC

ビタミンCには抗酸化作用があるのでシミやしわを予防する老化の予防や美肌効果があります。

ビタミンE

ビタミンEには抗酸化作用があるので老化や動脈硬化の原因となる過酸化脂質の抑制に効果があるとされています。

βカロテン

完熟した果肉には多くのβカロテンが含まれています。βカロテンは体内でビタミンAに変換されて皮膚の粘膜を保護してくれるので肌荒れを予防する効果があります。また、免疫力を高める作用があるので風邪などの予防にも役立ちます。

カリウム

ナトリウムを体外に排出する作用があるので塩分の摂り過ぎを調節する働きがあるので高血圧の予防をしてくれます。

ビタミンB6

ビタミンB6には血液をさらさらにしてくれる働きがあるので生活習慣病の予防に役立ちます。

《 ポイント 》

  • マンゴーは食べて美味しいだけではなく、美容と健康に対してうれしい栄養素が多く含まれている。
  • 果皮にはウルシの成分も含まれているので人によってはアレルギー症状が出てしまうこともあるので十分注意して食べるようにする。

最後に

葉つきマンゴーと皮を剥いたマンゴー

マンゴーには多くの種類が存在しています。国内で出回る多くのマンゴーは海外からの輸入品で、国内産は高級な果物となっています。

今回はマンゴーの種類と旬、美味しいマンゴーの選び方から食べ方まで詳しく紹介しました。美味しいマンゴーをより美味しく食べるために旬を意識して味わってください。

海が背景のマンゴー

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