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クッションのへたりを簡単に復活させる方法
クッションのへたりを簡単に復活させる方法は、綿や羽毛といった素材でしたら空気を含ませることでふわっとします。クッションを様々な方向から揉んだり叩いたりすることで、クッションのへたりを簡単に直すことができます。
また綿や羽毛のような素材ではないクッションで座面のクッションの場合は、クッションカバーを外して中身を反転させて前後を入れ替えてカバーを戻すことで普段座る部分が変わるのでへたりを簡単に復活させることができます。
まずはすぐにできる方法で簡単に復活させる方法を紹介しました。
中身が綿や羽毛のような素材のクッションは中に空気を送り込むようにほぐすことでへたりを直すことができますし、普段座ることの多い座面の場合はカバーを外し中身を反転させて前後を入れ替え座る場所を普段座らない場所にすることでへたりを簡単に復活させることができます。
クッションのへたりを修理して復活させる方法
クッションのへたりを修理して復活させるためには、まずクッションの素材を確認することから始めます。中身の素材によって直し方も異なります。中身が何かわからない場合はクッションの場合は洗濯表示タグを確認してください。
基本的にクッションの中身は綿(天然綿)100%、ポリエステル綿、羽毛、ウレタン、ビーズなどがあります。羽毛のクッションの場合は中の羽毛が広がるように揉んだり叩いたりしてから天日干しをすることで概ねへたりを復活させることができますが、その他の素材が中身の場合は修理をする必要があります。
綿のクッションのへたりの修理方法
綿のクッションのへたりを修理する方法は綿を追加する方法です。
方法は綿を入れる投入口を作らなければならないので、クッションの縫製部分をほどきます。クッションの手縫いになっている部分を探して糸切りばさみを使用して手を入れやすい大きさになるよう10cm程度ほどきます。
綿にも種類がいろいろありますが、ほとんどの場合は手芸用の綿を使用すれば問題ありません。インターネットの通販で手芸用の綿を購入できるので用意しておきましょう。
綿を入れる前に元々入っていたわたを中心部から外側に向けてほぐして少しでもふわっとさせておきます。ほぐし終えたら用意した綿をこぶし大くらいの大きさにちぎりながら中に入れていきます。
綿を入れる時は中でふわっとさせることを意識しながら広げて入れましょう。表も裏も均等に入れて好みの状態になったら、糸をほどいて作った綿の投入口を縫製します。糸をほどいた部分よりも1cm程度長く縫います。まち針で口を止めて縫い目と縫い目の間を開けないように注意して波縫いしましょう。
ウレタン
ウレタンのクッションがへたりが出た場合は、ウレタン自体がへたってし待っているので、修理をする時はウレタンを入れ替える必要があります。
インターネットの通販で量り売りで購入することが出来るので、使用していたクッションの中のウレタンのサイズを計測して、同じサイズのものを発注して入れ替える方法が一番簡単です。
または家でもう使用しないマットレスなどがある場合はそれをカットして再利用するもの良い方法です。
ビーズクッションのへたりの修理方法
ビーズクッションのへたりは、ビーズ自体がヘたってしまっているので、修理するには新しいビーズを追加する方法しかありません。
ビーズクッションの中身は縫製されているものよりも、ファスナーなどで閉じられていることが多いので、裁縫道具の用意をしなくても良い場合があります。
ファスナーがない場合は、綿のクッションのときと同じように糸をほどいてビーズを入れる穴を作ります。ビーズクッションのビーズをこぼさずに入れることはなかなか難しく、静電気によって色々な場所についてしまうことがあるので、取り扱いには注意しましょう。
ビーズクッション用の補充用ビーズはビーズを中に補充しやすい注ぎ口がついている袋に入って販売もされていますが、ビーズを入れる際は2Lのペットボトルをキャップ側からラベルの下辺りでカットして使用すると便利です。キャップ側をクッションに差し込んで使用すると入れやすくなります。
ヘタってしまったビーズクッションが十分なクッション性が戻るまでビーズを補充したら元に戻しましょう。
《 ポイント 》
- クッションのへたりを修理して復活させる方法は、まずクッションの中身を確認してそれに合わせた修理する。
- クッションの中身は洗濯表示タグでも確認することができる。
洗えるクッションは洗濯をしてへたりを復活させる
洗濯表示を確認して洗濯できる素材が中身のクッションは洗濯をすることでへたりを無くしてふんわりとさせることができます。
ポリエステル綿
クッションがポリエステル綿の場合は洗濯機で洗うことができます。まずはカバーを外し、中身を半分に折って紐で縛って綿が動くことがないように固定します。
洗濯機に入れて洗濯用の洗剤と柔軟剤を入れてソフト洗いコースで洗濯しましょう。汚れが酷いと感じた場合は浸け置き洗いをすることをおすすめします。脱水もソフトコースがあればソフトで行います。
脱水が終わったら紐を解いて形を整えてから、洗濯ネットなどの平らな状態で干せる場所で陰干ししてしっかり乾燥させましょう。
天然綿100%やパンヤ綿
こちらの綿は洗濯表示を見ると洗濯不可となりますが、手洗いをする場合は洗うことができます。
クッションが入るサイズの桶や浴槽を使用して手洗いをします。桶や浴槽にクッションが浸かる程度の水を入れて洗濯洗剤や柔軟剤を適量加えて洗濯液を作ります。その中に汚れた天然綿100%やパンヤ綿の素材のクッションを入れて押し洗いをして洗濯します。
クッション全体をしっかり洗えたら洗濯液を流して新しい水を入れてすすぎます。すすぎは何度か繰り返し行って洗剤が残らないように注意しましょう。すすぎ終えたらクッションを絞って水分を抜き、バスタオルで包んで水分を取りましょう。
乾燥は天気の良い日に風通しの良い場所に形を整えてから平らな状態になるように干しましょう。しっかり乾かすためには数日を要するかも知れませんが、しっかり乾燥させましょう。
ダウンなどの羽毛の場合
クッションの洗濯表示を確認して洗えるものでしたら洗濯機で洗うこともできます。洗濯機で洗える場合はまずはカバーを外し、中身を半分に折って紐で縛って綿が動くことがないように固定し、洗濯機に入れて洗濯用の洗剤と柔軟剤を入れてソフト洗いコースで洗濯しましょう。
脱水はクッションを洗濯ネットに入れて洗濯機で脱水コースにソフトコースがあればそれで脱水します。ダウンなどの羽毛の場合は乾燥機を使って乾燥させることが出来るのでしたら、乾燥機で乾燥させることが失敗が少なくふわっとした仕上がりになるのでおすすめです。
自然乾燥させる場合は中身が偏りやすいため叩いたりして偏りがないか確認しながら干す必要があります。
ソファ用クッションのへたりを直す方法
ソファ用のクッションのへたりを直す方法は、まずクッション部分の中身を確認しましょう。クッション部分の中身を確認しましょう。基本的にはウレタンが使用されている場合が多いのですが、物によって使用されているものは異なります。
同じ素材のものをサイズ用意して交換する方法がおすすめです。詰める物でクッションの弾力性に直接影響するので購入時に硬さなどを確認しましょう。
また、インターネットで「ソファ用クッションのへたり 修理」検索するとソファ用クッションのへたり修理パックという商品も販売されています。サイズも色々と用意されているのでお持ちのソファ用クッションのサイズを計って購入して入れ替えることもできます。
《 ポイント 》
- ソファ用のクッションのへたりを直すときも基本的には同じ素材で新しいものと交換して使用する。
- インターネットで検索するとソファ用クッションのへたり修理パックという商品も販売されている。
- ソファ用のクッションはサイズを計って注文可能なので入れ替えるだけでへたりを直すことができる。
クッションに関するQ&A
A.クッション性を長持ちさせるためのお手入れ方法は、クッションを定期的にひっくり返すこと一部分だけに負担がかからないようにソファのいろんな部分に座るようすることです。
最後に
クッションのへたりを直すためには、まずクッションの中身の素材が何か確認する必要があります。中身の素材によって綿やビーズを追加したり、入れ替えたりすることでへたりを直して復活させることができます。
また、洗える中身のクッションでしたら洗うだけでもへたりを直すことも出来るので、洗濯表示を確認して実践して清潔でふわっとしたクッションを取り戻してみてください。