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トイレにサボテンを置く風水の意味とは
風水とサボテン
風水ではトゲや針を持っているサボテンは、邪気や悪い気を寄せ付けない力や吸収する効果があると考えられていているそうです。また、サボテンは凶をはらってくれる「化殺(かさつ)植物」とも言われているそうです。
観葉植物というのは、置くだけで気の流れが良くなる、運気を高める効果があると言われています。サボテンには、観葉植物の効果に加え悪い気を跳ねのけたり、吸収する効果も期待できるため、風水では良いとされているそうです。
トイレにサボテンを置く意味
家の水回りの中でも、トイレはつねに水が溜まっている場所であり陰の気が強いと考えられています。特にトイレが汚れると運気は大きくダウンして、健康運や金運への影響は大きいそうです。
運気を上げるためには、風水ではトイレを清潔に保つことはもちろんですが、サボテンを置くのも邪気を払う方法の一つであると考えられています。
トイレにサボテンを置くときのポイント
日当たりが良く風通しの良い場所
サボテンは日当たりの良い場所を好むため、トイレの中でも日の当たりやすい場所に置くようにしましょう。また、サボテンは湿気が苦手で風通しが悪いと病害虫が発生しやすくなるそうです。
窓のあるトイレでは窓を開けて風が通る場所に置いてあげるのがおすすめです。ただし夏の強い日差しは変色や日焼けの原因となります。夏場は直射日光に当て続けるのは避けましょう。
トイレ内の換気をしっかりする
サボテンはトイレの悪い気を跳ね返したり吸収したりしてくると言われていますが、それだけでは不十分です。トイレは常に陰の気が溜まりやすい場所のため、窓を開けたり、換気扇を回したりしてトイレ内の換気をしっかりするように心がけましょう。
窓がないトイレでは定期的に日光に当てる
窓がないトイレは空気の流れも悪く日も当たりません。このような場所にサボテンを置いても、悪い気を吸収しても良い運気が寄り付かないため、太陽に当てたり新鮮な空気に触れさせる必要があります。
特に窓がないトイレに置いている場合は、定期的に屋外や日の当たる窓際に置いてリフレッシュさせましょう。
その他のトイレの風水ポイント
サボテンを置きつつ、風水の基本中の基本である「清潔な環境」を常に意識しましょう。
雑菌や悪い気はどんどん下へ溜まっていくそうなので、床はキレイに拭き掃除をすることを忘れないでください。1日1回は床を拭くことを習慣づけると良いでしょう。
他にも、陰の気が溜まりやすいトイレには他の空間と境界線を引く意味で「スリッパ」を置くのが良いとされています。使わないにしても置いておくだけでも役割があるそうです。
また、陰の気は暗く寒い空間にたまりやすいため、できるだけ明るく暖かみを感じられるような空間づくりを心がけましょう。
例えば、タオルやマットは明るい色を使ったり、アロマグッズなので天然の良い香りを漂わせるようにするのもおすすめです。
トイレ以外の場所にサボテンを置く
玄関
大き目のサボテンを玄関のドアの前に置くと、家の中に悪い気やイヤなものが入るのを防いでくれると考えられています。
例えば対人関係で縁を切りたい場合なども、自然と疎遠になる効果も期待できるようです。
注意点としては、幸運を運んでくるとされる吉方位の玄関に置くと良い気を追い払ってしまうため方位には注意しましょう。
庭やベランダ・窓の近く
古来、日本ではヒイラギや南天を魔よけとして植えていたという言い伝えがあります。同じようにサボテンにも、屋外や窓際に置くことで悪い気から家を守ると考えられ、近隣とのトラブル防止や解消、火災の延焼などが防げると言われているそうです。
また、賃貸物件の場合は、入居後に庭やベランダにサボテンを置くと、空間に残っている悪い気を浄化できるとも言われているそうです。
浄化以外にも、不要な縁を断ち切る効果もあるため、解消したい対人関係などがある際は家の屋外にサボテンを置くと良いとされているそうです。屋外や窓際に置く場合のポイントは、鬼門や裏鬼門などが最適な位置とのことです。
部屋の隅や隙間
部屋の隅や隙間などは運気が停滞しやすい場所と考えられています。気が淀むとさまざまな不運を呼ぶことになりますが、サボテンを置くことで悪い気を吸収し跳ね返してくれる効果が期待できます。
部屋の隅や隙間は日光が当たりにくい場所のため、間接照明などの光に頼ることが多くなります。定期的に直射日光に当てるなど工夫しましょう。
職場や書斎のデスク
職場のデスクにサボテンを置くと、対人関係が悪化していたり関わりたくない人との関係が解消できる効果が期待できるそうです。また、淀んだ重い気を軽減させることで仕事運も向上するでしょう。小さなサボテンを職場や書斎のデスクの上に置くことはおすすめです。
サボテンを置かないほうがよい場所
鬼門や裏鬼門以外の方角の玄関
前述しましたが、玄関に置く場合は方角に条件があります。鬼門や裏鬼門以外の方角の玄関に置くと、良い運気が入ってくるのを妨げてしまうと言われています。
寝室
寝室は心身を休息させる場所のため、観葉植物を置くなら葉に丸みがあるものがおすすめです。逆に、トゲのあるサボテンは悪い気を寄せ付けない効果はありますが、争いを呼ぶという面も持ち合わせていて人間関係に悪影響を及ぼす心配があるそうです。
キッチン
風水でキッチンは金運や健康に関わる重要な場所とされているそうです。火や水を多く使う空間のため、気の調和も難しいそうです。
そのため、サボテンを置いてマイナスな気を吸収してバランスをとってくれれば良いのですが、逆に不調和となってプラスに傾いている気を台無しにしてしまう可能性もあるそうです。
このような理由から、キッチンにはサボテンを置かないほうが無難のようです。
サボテンに関するQ&A
A.トイレにサボテンを置くのであれば室内でも育てやすいサボテンがおすすめです。強い日光がなくても育ちやすいとされているのが「白桃扇」、暑さに強いのが「般若」などです。トイレは十分な日差しや温度調節が難しい場所のためこの2点が育てやすいでしょう。
A.サボテンは生育期である夏の季節には多くの水を必要とします。逆に休眠期である冬の季節はほとんど水を必要としないため、季節によって与える水の量や間隔を調整しましょう。乾燥に強い植物ですが、夏に水不足になると枯れてしまうので注意してください。
サボテン以外の植物をトイレに置く場合
トイレに観葉植物を置く場合、湿気に強いものを選ぶのがポイントです。
「アイビー」は日陰でもよく育つため、光の入らないトイレでもおすすめです。ツルが絡まりながら伸びて動きのあるアイビーは小さなタイプでも存在感があるのでトイレのような狭い空間でも置きやすいでしょう。
他にも白い縁取りと丸い葉っぱが特徴の「フィカス・プミラ」は、耐陰性があり丈夫なため観葉植物を育てる初心者さんでも育てやすいです。乾燥にとても弱いため、土の表面が乾いたら早めに水を与えましょう。
さいごに
トイレは不浄の場と言われ、風水でも悪い気が溜まりやすい場所とされているそうです。ですが、清潔さを保ち明るい雰囲気にすることで、良い気を取り入れることもできるでしょう。
サボテンは悪い気を跳ね返したり、吸収してくれるそうなので、ぜひ取り入れたいアイテムですね!こまめに換気をしたり、サボテンを日光に当てたりすることも忘れないようにしましょう。